パペット劇場ふらり旅 ~広島~

芝居好きの私がめぐり合った人形劇の魅力、たっぷりとお伝えします。

劇作家大会が揺るがしたもの・・・?

2005-03-21 | 劇作家大会2005熊本大会
大会三日目の午前中に地震があり
私は「劇作家から演出家へ、演出家から劇作家へ」のシンポジウムに参加していたのだが
会場の地下大会議室もずい分と揺れた。その時はまだ震源地が福岡だとは思いもよらなかった。

会場内の特設屋台の熊本ラーメンなど食べて、午後は「喜劇・コント笑いの方法」のシンポジウムへ。
ところが終わって出てくると震源地が福岡で各地で交通が麻痺状態、JRも新幹線も運休という
掲示板の張り紙。職員さんに聞くと高速バスは遅れがちだが予定の本数が運行していますとのこと。JRの「リレーつばめ」は諦めて、高速バスで福岡まで行くことに。
広島へは夜行バスだし大丈夫かなと、4時からの「表現の自由と憲法」のシンポへ。
予定のゲストの小森陽一教授が交通機関が混乱した為に到着が遅れていますと聞いて不安になる。
楽しみにしていたレセプションはキャンセルして、やはり帰ることに・・。
熊本市内は相変わらずのんびりしたものなのだが。

ところが高速バスは満席でバス停を通過してしまいまったく乗車できない。
何台か見送ったあと始発の交通センターまで行くことに。熊本行きバス乗り場はすでに長蛇の列。
次々と満員の乗客を乗せて発車するバス。3台待って何とか乗れた。
福岡に近くなると高速は渋滞の車でいっぱいでバスも徐行状態。
大混乱の福岡駅前にある交通センターには何台ものバスが身動きもとれずに固まっているらしい。
手前で降り、取りあえず運行を開始した地下鉄で福岡駅へ。バス乗り場も駅も人でいっぱい。
各地への高速バスも1~2時間の遅れだったが、夜行バスが出る頃にはたいぶ落ち着いてきた。

ほぼ予定通り発車した夜行バスで、一路広島へ。
さすがにぐったり、寝心地の悪いバスのなかでも何とか眠れた。
自分の危機管理能力を試されたような一日だった。

参加したシンポジウムの報告は、順次アップの予定。しばしお待ちくださいませ。

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