2009,10,10~11
大天井岳・常念岳縦走(長野県)
2922m・2857m
(7)
大天荘
中房温泉~燕山荘~(表銀座)~大天井岳(泊)~常念岳~一の沢
■大天荘 13:44(2875m)
切通し岩から大天井岳をトラバースするように斜面を斜めに登っていきなり現われるのが、今回
お世話になった大天荘。大天井岳山頂直下にある小屋で、定員200名である。
▲大天荘外観
宿泊当日は、吹雪の中だった為、着いた時にはホッとした印象が強い。
▲大天荘入口(次の日に撮影)
入口から入ると、土間が受付。
▲受付
ここで、1泊2食9000円也を支払う。生ビール等もここで支払い。水もここなのだが、当日は吹雪
ということもあって、途中から水道管凍結で全く水が出ませんでした。
▲蚕棚の宿泊スペース
料金を支払い、宿泊スペースに指定されたのが7番。これは、2階に上がり、2段ベットのようになっ
ている蚕棚のベットの2階部分。4名分が7番といわれたスペース。混めば4名分が6名分、8名分
へと狭まってゆくらしい。
今回は悠々と定員の4名分で宿泊させていただきました。 (ラッキー!)
大天荘は、燕山荘グループなので、ベルグ製シュラフ型布団です。これ結構あったかいです。
結局夜はカイロ無しで過ごしました。
館内は、ストーブが何箇所かあり、暖かかったです。
夕食は17時30分からで、メインを肉or魚かチョイスできるというまるで、航空機並です。
▲夕食(肉)
ちなみに、小太郎は肉をチョイス。
▲夕食(魚)
ヘタ子は魚をチョイス。たまたま隣り合わせになった、1日目をご一緒した老夫婦も同様のチョイス。
で、このおとうさん、キャベツの横にある丸いポテトサラダを「まんじゅうか?」と思いっきりボケをかま
してました。あまりのカウンターパンチに吹き出しそうになった。
この日は、適度な人数なのか1回戦で終了。食事の後は、渡り廊下で繋がっている旧館にある、
談話室でゆっくりという人も多かった。
ここの小屋の問題点はトイレ。館内のトイレは大が二つしかない。それも男女共同。
外にあるトイレは4つばかしあったが、電気が付かないのと吹きさらしなので寒くて夜は使えない。
このように 、北アルプスの小屋の中では結構素朴な宿かな。