ここは、大阪音楽大学の音楽博物館。
私が通ってた頃も、校内に楽器博物館はありましたが、こんなに大きく様変わりしているとは、行ってみて驚きました。ガラスケースに飾られている楽器以外は、全部さわれるのですよ。ちなみに、この写真の正面に座っているのは、私の大阪の友達であります。
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しかし、すごい楽器の数々であります。ここ、無料ですよ。
維持費、大変でしょうに、入館料とればいいのに…それだけ価値ある博物館でしたよ。
これ、チベットのダマルという楽器。
よ~く見てください、この形。何に見えますか?
私は、ゾッとしましたよ。
実は、頭蓋骨と頭蓋骨が合わさっています
それも、童貞と処女の頭蓋骨が使われ、叩くところの表皮も頭皮ですよ、頭皮
出所は、まったく秘密とされており、そうしなければ霊力が失われるという…
ラマ教の呪術的な祈祷の際に使われる楽器だそうで…。しかし、生きた人間を殺して作られるものなのか、死んだ人間の頭蓋骨で作られるのか、そのへんは記してありませんでしたが、私にはチョ~強烈なインパクトでした。
これも、すごいでしょ。
頭が二つあって、
首に棒が突き刺さっている…グエッ
乳首は飛びだし、
おなかが膨らんでいるから
妊婦なんでしょうが、いや、メタボ??
コンゴのクンティという弦楽器。
なんとも奇妙きわまりない楽器。
これも祈祷の際にでも使われるのかしらね。
そして、私がやっぱり気になったのは、マリンバですかね。
これは、1983年、メキシコと記してありましたが、響鳴器に設けた響孔に、薄い膜を張り、ビリビリとした響鳴音がでるようにしてある。もちろん、叩かずにはおれない私…
そして、マリンバの下にまで潜って写真を撮りました。
それが、コレ。すごいでしょ。こんなとこ、もぐりこんで写真撮るの、私くらいなもんでしょ。
先っぽが、尖ったように作られているのは、なぜなのか、知りたいところでしたが…
金具系一切なしのマリンバ、初めて見ましたよ。すごい。
これも、おもしろかったな。
18世紀のフランス、 パリの楽器。
ヴィオラ・ダモーレ
弦の数、数えてみて。
13本あるのよ、上に7本、その下に6本。下の弦は、どうやって弾くのでしょうね。
これ、欲しかったな~
チンドン屋さんの太鼓。
今も、チンドン屋さんの職業ってあるのかしらね…。イベント会場なんかでは、時々見かけるけれど。
しかし、この楽器、けっこう重たかったよ。
こんなのかついで通りを歩くのは、大変だわ。
どりコンに取り入れたら、ウケそうだけど…
楽器の説明をしてくれる時間帯や、実際に演奏が聞ける日もあるそうなので、そういうときにお邪魔すれば、もっと、楽しかっただろうな。
A定食。420円。
大学生になったつもりで、いただきましたが、安くていいね~
しかし、ここの学食の配膳のおばさんたちは、愛想わりぃなぁ、なんとかならんのかい、と、思いましたが…。
なんで、こんなとこにいるのかって??
今日は、娘の卒業試験演奏の日だったのです。早いなぁ、この間、入学式だったのに、もう4年が過ぎました。
音大というところは、卒業論文はなく、審査員の先生がたの前で卒業演奏をするのですよ。もちろん、一般公開の。だから学生はドレス着て演奏するんですよ。
その日の1発勝負だから、体調も関係してくるだろうし、卒業論文を書く普通の大学のほうが、ラクかもね。
あんな難しい曲を、よく頑張りました。お疲れさん