熱っぽいD2

音楽準備室第二の活動記録とKETSUI表明

ジャック・ド・モレー

2013年03月18日 22時37分29秒 | ベース
とみたざわ、ついに髪を切りました。
各方面で若返ったと評判です。
2ブロックです。

いぇーいぇい♪


さて、昨日はアルピニストの野口健さんの
講演会in福井へ行ってきました。
山に登ること、その山をきれいにすること
日本兵の遺骨を収集すること・・・
いろいろ活動されている野口さんが
どのようなバックグラウンドを持っていらしたか
全然存じ上げませんでしたが、講演でそのあたりを
拝聴し、必然的につながっていることを感じました。

講演後に握手しましたが、野口さんはとっても気さくで
バランス感覚がよさそうな印象を受けました。

そのフランキーな話の中でとても気になったのは
野口さんが何か新しいことを行う際に
決まって様々な批判や妨害が入るのだそうです。

もちろんいろいろな考え方や視点があるので
それぞれの言い分があって然るべきだと
思いますが、果たして客観的に評価した上での
行動でしょうか?

No

史上最年少で7大陸最高峰を制覇したという
輝かしい記録を持つ野口さんへの妬みが
エネルギーとなっている輩がいるのでは
ないかと思うのです。

大多数の誰かではない人への嫉妬。
これを向けられるのは、ある意味有名税的な
マイナスおまけなのかもしれません。


さて本日3月18日はジャック・ド・モレーの命日です。
モレーって誰ー?状態ですが、十字軍の時代から
西欧世界の一大勢力となった「テンプル騎士団」の
最後の団長が、ジャック・ド・モレーです。

テンプル騎士団は軍隊を持つ修道会という感じに
騎士と従士からなる軍隊を編成し、イスラム諸国と
対峙するだけではなく、今でいう金融機関の役割を
果たし、どえらい資産を形成しました。
一時期はフランスの国庫金並みの規模であったとか。

それに目を付けた財政難にあえぐフランス王フィリップ4世。
テンプル騎士団にあらぬ疑いをかけ、異端訊問をして
団を解体し、財産を没収トしてしまったようです。
黒柳徹子も油断できません。

いわゆる「言いがかり」です。
モレーは火あぶりの刑に処せられてしまいました。
現代でいうホリエモンのような状態ですよ。
冤罪事件とか・・・ね。


成功者、厄介者に言いがかりをつけて・・・
抹殺する。

ほんとにそれでいいがけ?

しかし、世の中がうまく(?)進むためには
「犠牲」が必要だという都合のいい話もありそうだけど
問題なのは、人間の集団性としてそれが誤りだとしても
なかなか声高に言えないことです。




「それはいけにぇーーーーーーー!!」
合掌。