熱っぽいD2

音楽準備室第二の活動記録とKETSUI表明

番外編 エフェクターのお話 その弐

2012年08月30日 23時28分29秒 | ギター
はいどーも。こんばんは!
ギターのナオスケです。

この前入手したワウペダルをエフェクターボードに組み込んでみました!
前回よりもちょっと微妙にケーブルを変えたり、電源の取り回しを変えたりしています。
今回もギターの紹介はお休みして、前にも書きましたが、再度エフェクターボードについてまとめてみようと思います。



念のためお伝えしますが、エフェクターとはナオスケの足元に置いてある機械のことで、これを演奏中にタイミングに合わせてスイッチを踏んで、音を切り替えています。

右下から時計回りに、
1.AMT Electronics/HW-1
2.AMT Electronics/SS-11A
3.BOSS/LS-2
4.zoom/G2R
5.BOSS/DD-6
6.ARTEC/SE-EQ8
7.MAXON/PT-909
8.Demeter/Fat Control Mid Boost & Buffer
9.KORG/DT-10

この順番です。


ここからは更にマニアックな内容に。。。

1.AMT Electronics/HW-1
前回の日記でも書きましたが、最近購入した新兵器です。
ワウペダルと言うエフェクターで以前はBuddaを使っていましたが、重くて大きいくせにそんなに出番が無いから小さくて良いんじゃないかと思うけれども、ワウペダル自体の構造上、ある程度重くて頑丈じゃなきゃいけないというワウの矛盾をすべて取っ払った画期的なエフェクターです!軽くて、LEDも付いていて、トゥルーバイパス!音も全く問題ありません!

2.AMT Electronics/SS-11A
これはプリアンプという種類のエフェクター(?)です。
なぜ?を付けたのかと言うと、エフェクターはその名の通り、efect(効果)をもたらす機械です。
エレキギターはアンプというスピーカーが付いた機械から音が出ます。そのアンプとは、実は大きく分けるとパワーアンプとプリアンプというものに分かれています。
主にアンプと言うとスピーカ2種類の機械が合わさったものを示しますが、パワーアンンプというただ音を大きくする為の装置であるのに対し、プリアンプとはその名の通り前置増幅器(ぜんちぞうふくき)のことを示します。
かんたんに言うとギターの音をアンプに通して鳴らす時の味付けをする装置のことです。(結局エフェクターと変わらない?w)
これがあることにより、色々なライブハウスやスタジオに行って種類が異なるアンプを使っても、同じ音を作ることができるのです。
なおかつこいつは3チャンネルで、真空管2本入り、省スペース、ドライブチャンネルとクリーンチャンネルのイコライザーが独立している等、僕の望んだ条件が揃っている数少ないペダルだったのです。
音は固めでジャキーンとしています。抜けがすごくいいですね。マスターボリュームが無いところだけ残念でした。

3.BOSS/LS-2
SS-11Aにはsend&returnがあり、そのSENDからまず先頭に繋いでいるのがこれです。
これでG2RとPT-909ループさせてます。エフェクターは繋ぐ毎に音が変わってきてしまいます。直接ケーブルをアンプに繋いだ音と、仮に10個エフェクターを繋いだ音とでは音がかなり違います。そのエフェクターの構造にもよるのですが、音という電気信号がエフェクターという様々な部品を通過することによって簡単に言うと音が痩せたような、ちょっと削られたような、感じになります。
それを回避する為に音の経由を変えて制御しているのがこのラインセレクターというエフェクターです。

ラインセレクターは3~4機種くらい色々替えてみたけど、省スペースでレベル調整可能で、他のエフェクターに電源供給可能、しかもスイッチがリレー式なのでポップノイズが出ない(これが一番大きな理由)、ということで結局これに戻ってきました。壊れて買い直して等を繰り返すうちにこいつで多分4代目です。

4.zoom/G2R
この中での唯一のマルチエフェクター。zoomは昔からマルチエフェクターに力を入れているメーカーですね。一代前の機種である606から使っていましたが、安くて結構遊べるんでおもしろいです。
リッチーコッツェンっていう人のモデルで、彼が監修したプリセットが入ってますが、使ったことはありません^^;
マルチを使う前はフランジャー、コーラス、トレモロと一つづつケースに入れてたんだけど、重くて切り替えが面倒なのでマルチにしちゃいました。
音はやっぱりアナログには敵わないですが同時にリバーブやディレイもかけられるのはやっぱりマルチならではですね。
こいつの一番すごいところはインテリジェントピッチシフターが入ってるところです。決められた音階で和音を自動的に作ってくれるところですね!でも最近は使ってませんが。。
衝動特急のソロとかには欠かせないし、飛び道具的なファズとかロボトーク風とか使っているので手放すことは無いと思います。こいつも2代目です。

5.BOSS/DD-6
デジタルのディレイです。ペダルを踏み続けることで音が伸びるWARPという機能がついてまして、これがめっちゃ面白いので頻繁に使ってます。もう8年くらい使ってるかもしれないですね~。あとはソロで厚みを出したい時に使ったりとかかなぁ。

6.ARTEC/SE-EQ8
普通のイコライザーです。ソロで音量アップしたいときに使用しています。
エフェクターのスイッチはオフにしたときも内部の回路を経由しているので、音が痩せてしまいます。それを最小限の回路のみを通るようにできるスイッチがトゥルーバイパスと呼ばれるもので。これを採用しているイコライザーって、探したけど実はあまりなかったんです。なので購入。
LEDの位置が悪く踏んだ瞬間は足で隠れちゃうのがいけてない。

7.MAXON/PT-909
ちょっとビンテージなフェイザー。大抵はMXRのフェイザーを買うと思うんですが、なんとなくつまみが多いのでこれにしました。これぞアナログって音でやっぱりいいですね。つまみを全開にすると発振しますwさよならシャーリーの中間部で使用。
ちょっと接触が悪くなってきているんで、壊れるのも時間の問題。。。

8.Demeter/Fat Control Mid Boost & Buffer
ブースターという種類のエフェクターです。
非常にいいポイントでMidをブーストしてくれて、シングルコイルのギターをハムバッカーっぽくしてくれる結構珍しいエフェクター。エリッククラプトンのストラトに搭載されているアクティブのミッドブースターに近い感じです。
ストラトを弾く時に使用してます。

9.KORG/DT-10
チューナーです。
非常に見やすく、チューニングをしているときは音が出なくなるモードがあるので非常に便利です。当時トゥルーバイパスのチューナーはこれしか無かったので、出た瞬間、即買いでした。

以上でした~。
良く聞かれるのが、どうやって固定しているのかということなんですが、
僕はエフェクターボードに金網を敷いて、エフェクターを結束バンドや針金で固定しています。なので揺らしても倒してもエフェクターがずれることはありません。
みんなマジックテープを使っているんですよね。
あれって剥がす時に本体が汚れるので僕は使っていません。
あと電源ですが、本当はVoodoo Lab Pedal Power 2 Plusとかを使いたいのですが、予算とスペースの関係で(笑)Visual soundの1spotというものを2つ使って振り分けています。
あとはLS-2から電源を供給させて、賄っています。こいつは一個で1700mA供給できるのでコスパいいですよ!

ではまた~。