シャン = 悲しい人(再)

『人間の最大の罪は…不機嫌…である』・・・と、ゲーテは言っていた。
多少、突飛な補足があって、「他人を傷付けたとしても、１回に数人だが、他人を不機嫌に
するには、一度で何人でもそのようにできるし、更にその人が他の人達へと不機嫌を伝播させていけば、
その罪はヌグエナイほどになると！」
なるほどね！

・確かに、不機嫌な顔・言葉・行為・行動などは見ても聞いても決して良いとは感じないモノだし、
・・・かと言って、不機嫌が法に引っかかるのは『　〇〇ハラスメント』ぐらいなものだろうから、
どなた様も、何の罪の意識を持つことも無く、普通に不機嫌な顔・言葉・態度をしているのかも知れません。

　ただ、そのような方とはあまり身近に長い時間共に過ごしたくはないと言うのが人の常だから
自然にそのような方の周囲からは、人が遠ざかる(近づいてこない)のかも知れないですよね。

　また、人に応じて不機嫌・ご機嫌を使い分けています…と言う方が居られるのだとしたら、
ご再考頂いた方が良いのかも知れません。人として×です。それに「裁く者は、裁かれる」のですから！

何をしたか・しなかったか、というよりも、その時の自身のこころの在り方なのですから
それが人を裁くこころで為されたのだとしたら、当然アナタ自身に返って来るモノなのです。
以前の記事でも書きましたが、「相手がこうだから…」とか、「常識から言って…」などと
正当な？理由を付けたとしても、ご自分の返す　“表情・言葉・行動”　に　『裁くこころ』が
含まれているのだとしたら、アナタはその相手を裁くに値する…高尚な人…では無く、その相手と同波長の
『その程度の人』に成り下がるだけなんですが、そんな人は自覚症状すら感じ無いんでしょうか？


　　　アナタも時折、“　シャン(悲しい人)　”　になっていませんか？

※「私はなにも言葉や表情・態度・行動に出していませんケド。」と言う方は聞いてください。
　「無関心」・・・は不機嫌の最たるモノだそうですよ！(無視してると思われないように！)
　もしくは、そんな方に笑顔で「ありがとう」と言ったら、少し関係が変わる場合もありますよ！
　どうしても無理だ～と思われるのならば、その方とは少し距離をおくようになさってみては？！