佐世保☆お日さまの家☆店主のつぶやき

日々感じたことを思いのまま綴ってます。

"胎児からの母親学級"を開催して驚くこと

2018年12月09日 22時54分02秒 | 講座
佐世保、お日さまの家 山田です(*´-`)

先日、『胎児からの母親学級』を開催しました。

毎回なのですが、驚くことがあります。




海外の心理学での研究で
出生時の出来事は
その人の人生に大きな影響を及ぼすとされています。


潜在意識が全てを記憶し
それが性格の基礎に大きな影響を
及ぼしている可能性が高いのです。



陣痛が始まって
生まれてから


母親がどんな感情や思考を抱き
どんな言葉を発し
どんな対応を周りから受け
それに対してどう感じたか。


どんな環境でお産をし
どんなお産だったのか、、、。


照明の明るさはどうだったのか
温度はどうだったのか


出生時、周りは喜びに満ちていたか
焦りや不安があったのか


身長や体重計測、点眼などの処置を
人として言葉を掛けてもらいながら
してもらえたのか


母親の側に居られたのか


などなど。



帝王切開だったら、
促進剤使用したら、
吸引分娩だったら、

で性格の特徴があるとされています。
(あくまでも個人差はあります)


そのお話しをすると
受講して下さった方々の中に

「まさにそうです。」

と言われることが度々あります。


解決法をお伝えすると
既にそれを育児の中で実践されていた方が数名いらっしゃいました。


すると

「そういえば、それをしてから、気になっていた性格の徴候が、あまり感じなくなりましたね。」


とコメントされます。


子どもが可愛いと思えない時がある


下の子は可愛いと思うけど、上の子にはそこまで思えない、、、。


母親だから、愛さなきゃと
思ってはいるんだけど。。。

このようなお母さま

多いです。




陣痛開始から出産


子どもさんのことで
お悩みの方は


そこに解決の糸口があるかもしれません(*´-`)



☆☆☆☆☆☆☆☆
お日さまの家

sasebo.ohisamanoie@docomo.ne.jp


山田 智子


胎児のための母親学級~胎児から始める育児・性格の基礎はお腹の中で築かれる~②

2018年11月11日 16時39分00秒 | 講座
佐世保・お日さまの家 助産師山田です(*´-`)

先日、『胎児から始める育児』講座を開催しました。



受精時の状況や、お産の時の状況など
それらが子どもの性格に影響すること
をお話しました。


「何でこんな大事なことを、今まで教わらなかったんだろう」


「今、このことが分かり一日一日を大事に過ごします」


「だから子どもの性格がこうなんだ、と納得しました」


などのお言葉がありました。



講座に参加された方が
帰宅後、子どもさん(年長さん)に
質問されたそうです。

ママ「生まれた後、どんな氣持ちだった?」

子ども「すごく寂しかった。寂しくて寂しくてオバケ出そうで怖かった。」

と話されとそうです。

(このお母様は、帝王切開の後
子どもさんは新生児室に居て
離れて過ごされました。)

そこで子どもさんに謝られ

「もう大丈夫だよ。」と言ってくれたそうです。

出産直後の記憶は
しっかり刻まれていると分かり
本当に驚きました、、、
と言われてました。





人が生きていくためには
"成長"と"防衛"の二つの
能力が必要です。

成長は興味や関心などで

防衛は命を守る行動です。


生き物にはこれらが備わっており

食べ物を得る時には"成長"が必要で
命を守るには"防衛"が必要です。


これらがバランス取れていれば
問題ありません。

しかし、どちらかが突出してしまうと
、、、


危険をかえりみず行動してしまったり

逆に消極的過ぎて、食べ物を得られなかったりします。


このバランスは"お腹の中"で
形成されます。


母親が受精の段階から
どんな思いで行動していたか、、、
がカギになります。


どれが良いとかの話ではありません。

ただ、妊娠中の出来事が
子どもに影響することを
意識していて欲しいなぁっと
思っています(*´-`)


興味あられる方は
12月8日、アルカス佐世保(小会議室)で
13時半~講座をします。

こくちーずよりお申し込みお願いいたします。↓
お申し込み先

以下はご参加下さった方のご感想です☆






お日さまの家


山田智子






"胎児"のための母親学級~性格の基礎はお腹の中から始まっている~ ①

2018年11月03日 12時33分29秒 | 講座
佐世保・お日さまの家 助産師山田です(*´-`)

病院に勤務していた頃
母親学級を担当していました。



そこで何を話してきたかと言えば
おっぱいのことや、育児技術のこと
栄養のこと、陣痛・分娩時の過ごし方などなど。

『妊娠中のお母さんの心の在り方が
胎児に影響します』なんて
あまり話してきませんでした。


当時は知りませんでした。


こんなに影響するなんて。。。


胎児の時のトラウマは
そのトラウマに氣付かない限り
亡くなるまで影響します。


『三つ子の魂百まで』


古代より伝わる格言。


海外にもこの格言はあるようです。


日本は数え年。


この三つ子とは
お腹にいる胎児の時~2歳までのことです。


(中国には1000年前
"胎児のためのクリニック"が
あったそうです)



日本では
『妊婦は火事を見てはだめ
お葬式に行ってはだめ』など。



"母親の心理が胎児に影響する"
ということを踏まえての
格言があります。


今はこのようなことは
迷信としてあまり言われません。


火事を見て、アザが出来ることはないでしょう。


それほど、『母親のショックが影響するよ』と
言いたかったのだと思います。



今の世の中
家事は楽になり
物や食べ物は豊富にあります。



あふれる程に、サプリや薬もあり
医療技術も日々進歩しています。




でも、、、




自分で命を終わりにする方は
後を絶えません。




出生率は低下しているのに
虐待を受ける子どもたちは
増加の一途です。



凶悪犯罪の低年齢化も言われています。



様々な要因もあるでしょう。


その要因の一つに


"妊娠中の思考や感情の在り方"を
軽視してしまっていることも
あると思います。



サルを使った実験で
母親サルにストレスを与え
胎児と母親の脈拍や血圧を観察。


その結果、胎児の脈拍や血圧の変化は
母親よりも早く
そして著しく、上昇しました。


このことから、胎児へのストレスの影響は母体よりあることが分かります。

ストレスが母体にかかると
ストレスホルモンが血流に乗って胎盤を通過し胎児に入ります。


その血流で胎児は育ちます。


思考や感情を司る脳や、体をつくります。






妊娠は病気ではない、、、

病気ではありませんが


次世代の命を育む
"特別"な状態にあります。


でも、妊娠したからといって
周囲の配慮はそこまで変わりません。


主張し過ぎると
妊婦さまと言われる始末。


通勤時間を考慮してくれる職場は
あまり多くないでしょう。


妊婦さんが近くに居ても
"胎児が聞いているから"と
配慮して話している人は
とても少ないでしょう。




出血やお腹の痛みなど
よっぽどのことがない限り
仕事は休めません。


受けるストレスは
妊娠前より増えているかもしれません。



でも、胎児に影響するということを
自覚しているだけで
かなり意識が違います。


次回へ続きます。。。



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お日さまの家 講座

○12月8日 13時半~
『胎児のための母親学級』
~子どもの性格の基礎はお腹の中から~
場所:アルカス佐世保 小会議室
お申し込みはコチラから



お日さまの家
山田智子