佐世保☆お日さまの家☆店主のつぶやき

日々感じたことを思いのまま綴ってます。

流産や死産の苦しみをかかえている方へ

2022年04月08日 16時48分47秒 | 流産死産
ママになるためのお手伝いサロンお日さまのいえの大山です。

貴重な貴重な体験をお客様がテマヒマさんの記事に、シェアして下さいました。


以下、記事の内容です。

"妊娠への不安流産や
死産の苦しみを抱える人たちへ "
~大丈夫。きっとしあわせになれる~

ここで紹介するのは
昨年6月に死産を経験されたAさんのお話です。

Aさんは以前、子宮外妊娠で赤ちゃんとのお別れを経験されています。

長らく自分を責め続け心身のバランスを崩し
10年かけて立ち直って、待望の妊娠を喜ばれていたさなかの死産でした。

退院後すぐご自宅に出張ケアに伺うと
意外にもAさんは穏やかな笑顔。

「寂しいけど後悔はないんです。
信じられないほどしあわせでした」との言葉に
心底驚きました。

まるで100歳を超える方を見送ったかのような
お話しぶり。

妊娠判明の日から、ご夫婦でおなかの命を尊重し
向き合って愛して、悔いのない妊娠期間を過ごされたからこそのお気持ちでした。

Aさんから学んだ「今」を精一杯に生きることの大切さ、尊さ。

お客さまにも大切に伝えさせていただいています。  
☆☆☆

[ Aさん(40歳女性) ]  
妊娠後半、リスクのあるお産になると指摘され
出産までの約1カ月半を病院で過ごすことに。

コロナの影響で出産の立ち合いは不可
産後の退院まで家族の面会も許されない状況。

自分が死ぬかもしれない恐怖、帝王切開への不安それらに私と赤ちゃんだけで立ち向かう心細さに襲われました。

そんな私を支えてくれたのは
妊娠前まで少々頼りなかった夫。

入院が決まってすぐ、自宅勤務になるよう仕事を調整し、赤ちゃんと私と愛犬との暮らしを優先して寄り添ってくれました。

それまでもお花見や演奏会に行き、おいしいものを食べたり、海を見に出掛けたり。

「心くん」(ここたん)と名付けてたくさん話し掛け、近場でできる限りのことを楽しんでいましたが、入院決定後はさらに、1日1日を大切に過ごしました。

「毎日涙が出るほどしあわせ」
なんて思ったのは人生初。

自分もこうして母のしあわせの中から生まれ
夫とここたんと出会えた。

この奇跡に気づき、感謝の気持ちがあふれました。

そんなある日
突然ここたんの心臓は止まりました。

出産予定日まであと2カ月
誰も予測できませんでした。

原因もわからず自分を責め始めたとき
「違う。ここたんは私を苦しめたいなんて絶対思ってない。ママのおなかの中でこの世界を満喫してママとパパをしあわせにして、満足して空に帰ったんじゃないか」
そう思えて、前を向くことができました。  

もちろんまだまだ寂しくて落ち込む日あります。

けれど夫や周囲の人、お日さまの家の智子さんにじっくり話を聞いてもらうとすごく楽になるし、ここたんはいつでも私のそばで味方してくれています。

誰にも相談できずどん底まで苦しんだ10年前の自分を「大丈夫。きっとしあわせになれるよ」
と抱きしめたい気分です。

心が弱っていると、誰かに相談することすら難しいけれど、まずはお日さまの家のLINEに「つらいです」「もやもやしてます」だけでも、つぶやいてみてほしいです。

☆☆☆
読んで下さり、本当にありがとうございます。

ここたんとここたんのご家族様
そして掲載して下さったテマヒマさまに心から
心から感謝申し上げます。

助産師
妊娠バースプランナー
大山智子


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