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畳敷様(畳の敷き方の決まり)

2011年05月30日 | 畳(たたみ)
(1)畳の敷き方の基本は、4枚の畳の角が1箇所に集まらないように縦横に組み合わせて敷くのが一般的で、これを「祝儀敷き」と言います。これに対して「不祝儀敷き」はお寺などで見られる同一方向に並べる畳の敷き方で、ベタ敷き ,延敷きとも呼ばれています。また四畳半の場合、半畳を真ん中に敷くことを「切腹の間」と言ったり(右回りは良くて、左回りは良くないとも)、東北(鬼門)に半畳を敷かない、とか言う人もいます。一般家庭の床の間付きの和室は、床の間に対して畳縁を直角(床刺しという)にしてはいけないことになっています(茶道の流派によってはOK)。
(2)畳にはそれぞれ名前が付いています。当店では下記左のように名付けていますが、畳店や地域によって名付け方は違います。下記右の西川北が西丈元、西川南が西丈先になる所と、西川北が①で左回りに西川南が②、南枕が③、川中が④、北枕が⑤、中が⑥や西川南が①でそこから右回りに②③④⑤⑥と名付ける所などいろいろ。三重県北部は左回りです。個々の畳1枚にも上前(うわまえ)と下前(したまえ)があり、上前は基準面で部屋の内側になり直線です。下前は敷居又は壁際で部屋によって歪みがあります。畳を敷くときは、付けた名前の字の頭(上)が部屋の内側に来るように敷きます。下の図は字の頭が内側にくるように書いてありませんが、本当は字の頭が内側にくるように書きます。(字を横にしたり、逆さまにする方法がわからなかったため)
詳しくはメールにてお問い合わせ下さい萩たたみ店 393-2726@e-mail.jp

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