~先天性心疾患(単心室症,無脾症etc.)×凸凹発達障害~らんまりのラクガキ。。。

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旺ちゃんの笑顔は闇夜の提灯σ
無明長夜の浮き世を照らせ✽

犬の混合ワクチン接種について。

2013-10-01 | らんまり♪

家で犬や猫など

動物の命をあずかっている方には是非目を通して頂きたいと思います。

 

長文になります。

よろしければお付き合いください。

 

 

昨日

蘭丸とまりもは

年に1回受けている混合ワクチンの予防接種を受けに

病院へ行った。

 

 

もちろん私は旺ちゃんと一緒に病院にいるので

パパが蘭丸とまりもを病院へ連れて行った。

 

毎年混合ワクチン9種を打っていた。

 

混合ワクチンには2~9種と種類があり

何かあってからではいけないと思って

予防できるものは予防しようと毎年9種。

 

 

 

夕方パパから電話がかかってきた。

 

混合ワクチン9種を打ってもらったら

病院でまりもが嘔吐。

 

すぐに診察してもらいアレルギーを抑える注射をしてもらったという。

充分様子をみるよう言われ帰宅。

 

すると今度は蘭丸の様子がおかしい。

真っ直ぐ歩けずふらふらしており

四肢を高く上げながら歩くまるで馬のような歩き方をするという。

 

病院へ電話しすぐに受診。

 

病院で蘭丸を歩かせるとやはりふらふらしており

真っ直ぐ進めず右に傾いて歩き

最後は壁にぶつかる始末。

 

 

ワクチン接種後の症状のため

ワクチン接種によるものに間違いない。

内服薬を処方され

何かおかしなことがあればすぐに受診するよう言われた。

 

 

電話で聞いていてさすがに冷えた。

蘭丸とまりもがいなくなることを想像して怖かった。

 

 

ワクチンはそもそも『毒』。

薬には副作用がつきもの。

 

 

いつもそうだ。

何か起こってからじゃないと危機感がない。

ワクチンに副作用があることなんて知っているのに。

 

蘭丸とまりもは4歳。

やっとワクチンについて真剣に考えた。

 

 

まずワクチン接種はなぜ1年に1回なのか。

 

考えたこともなかった。

 

だって本に毎年接種するように書いてあるし

病院へ行けば1年に1回接種するように言われるし

当たり前だと思っていた。

 

それに今まで混合ワクチンにしても狂犬病のワクチンにしても

副作用が出たことがなかったから

『怖いもの』という概念を忘れていた。

 

 

ワクチンを過剰に接種することによって

愛犬の体調が悪くなることも本当に多いのが現実。

 

『ワクチンショック』といって予防接種をした後

数分で死亡してしまった子もたくさんいるという。

 

たくさんといっても全体的に見ればワクチンの副作用がでた子は

『稀』と記載されるのだろう。

 

旺ちゃんの病気のように。

旺ちゃんや私からしたら1/1。

 

蘭丸とまりもも2/2。

 

 

ワクチンについて。

 

〈混合ワクチンの対象の伝染病〉

・犬ジステンパー

・パルボウイルス感染症

・犬アデノウイルスⅠ型(犬伝染性肝炎)

・犬アデノウイルスⅡ型(犬伝染性喉頭気管炎)

・犬パラインフルエンザ

・レプトスピラ感染症カニコーラ型

・レプトスピラ感染症黄疸出血型

・レプトスピラヘブドマデイズ

・犬コロナウイルス

 

〈よく使用される混合ワクチンの内容〉

・2種混合ワクチン:ジステンパー、パルボウイルス

・3種混合ワクチン:ジステンパー、犬アデノウイルスⅠ型、犬アデノウイルスⅡ型

・4種混合ワクチン:3種混合ワクチン+パラインフルエンザ

・5種混合ワクチン:4種混合ワクチン+パルボウイルス

・6種混合ワクチン:5種混合ワクチン+コロナウイルス

・7~9種混合ワクチン:6種混合ワクチン+レプトスピラ1~3種

 

7~9種混合ワクチンに含まれる『レプトスピラ感染症』

これを予防するワクチンは

2か月~半年くらいしか抗体が持続しないという。

 

本来ならレプトスピラのワクチンのみを半年に1回追加接種するのがベストだが

レプトスピラ単体のワクチンは動物病院では取り扱っていないという。

 

調べてみると2013年よりレプトスピラ予防のみの

犬ワクチンが販売されるようになったと記載されているものがあった。

 

このレプトスピラ感染症を予防するワクチン以外は

1年以上抗体が持続するが

レプトスピラの抗体が持続しないことより

覚えやすいということなどから

混合ワクチンは1年に1回という風習が浸透していったようなのだ。

 

とはいってもレプトスピラの抗体だって1年もたないのに。

 

そもそもレプトスピラ感染症はワクチンで防ぐのは無理で

早期発見早期治療に尽きるとも書いてある。

 

 

〈ワクチンによる副作用〉

発熱、食欲低下、元気がない、神経過敏、嘔吐、下痢などの全身症状。

発赤、注射部位・目・口周囲の腫脹、蕁麻疹、掻痒感など部分的症状。

運動失調症、てんかん、歩行不能など。

 

最も注意が必要なものがアナフィラキシー反応。

重度のもので早い場合はワクチン接種後数分で急激に起こり

呼吸困難、嘔吐、虚脱、粘膜が青白くなる、血圧低下、不整脈

痙攣、昏睡などの症状が見られ

早急に治療を施さなければ命に関わることになる。

 

これまで基本的にワクチンは1年に1回接種するのが望ましいとされてきた。

しかし2003年に『アメリカ動物病院協会(AAHA)』より

犬のワクチンに関するガイドラインが発表。

2006年に改訂版が出されている。

 

10年も前に発表されている。

 

 

ワクチンの性能が向上してその効力持続期間が伸びてきていること

1年に1回のワクチンの追加接種への免疫学的な理由などは

存在しないのが実情であること等をふまえ

『予防効果は変わらないため混合ワクチンの接種は3年に1度の方が安全』

『10歳以上の子はワクチン接種を控えるほうがよい』

という考えが広まりつつある。

 

なのに1年に1回のワクチン接種が見直されていることは

多くの人は知らないという。

私は全く知らなかった。

 

その背景には製薬会社と動物病院の収益の問題や

今までの歴史にとらわれてしまう心や

愛犬を守りたいと思う心や

獣医師の考え方もそれぞれあったり

色んなことがあるからだろうか。

 

 

蘭丸とまりもがどうもなかった今までは

副作用のリスクを考えるよりも罹患した場合を重要視して

大は小を兼ねるくらいの気持ちで

それも蘭丸とまりもを守るためにと思い9種を選んできた。

 

 

しかし実際に予防接種の副作用がでた今

今後の予防接種をどうしたらいいか考えると

予防のために命を懸けるのはどうなんだろうと困惑する。

 

犬の健康を守るワクチンで命を縮めてはなんにもならない。

 

 

 

今回蘭丸とまりもが体調を崩したことで考えたこと。

ワクチン接種は必要。

ただ過剰なワクチン接種は考えもの。

 


今朝のまりもはいつもと変わらない感じで嘔気嘔吐無し。

蘭丸は若干元気はないものの歩き方はもとに戻ってきているそう。


 

医療の進歩は日進月歩。

必ずしも恒久的なものではありません。

獣医師によっても考えは様々かもしれません。

必ずしもこの内容が“正しい”なんて思っていません。

私も手探りの状態です。

 

何か知っていることがあれば是非参考にさせてください。

1日でも長く蘭丸とまりも一緒にいたい。

それだけです。

 

 

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
アイさんへ。 (らんまりママン)
2013-10-01 23:00:05
本当に何が正しいのかはっきりわかったらいいのにって思います。
らんくんの足はほとんど元に戻ったみたいです。
まだ元気はあまりないみたいですなのが気になりますが。
まりもはさすがというか元気になったみたいで安心しました。
もともと健康な子なんです。
そんな子が体調悪いと余計に心配になります。

ネコちゃんかっているんですね!
かかりつけの先生に一度ワクチンのこと聞いてみてもいいかもですね!
返信する
責任! (アイ)
2013-10-01 20:32:30
なんだか、なんだか…何を信じたらいいのか、何が正しいのか わかんなくなっちゃいますよね。あたし達の全ての行動はただ子ども(犬ネコちゃん含む)を守りたいだけ。
あーどうしたらいいんだょーぅ!
蘭丸ちゃん明日はもっとよくなってますように!早く元通り歩けますように!
マリモちゃんも可哀想にしんどかったね~
だからといってやめれないワクチン…どうしよう。そろそろうちのネコさんも注射の時期です。
返信する
善母さんへ。 (らんまりママン)
2013-10-01 12:56:11
この記事にまでコメントありがとう☆

なんともないならいいけどねー。
返信する
Unknown (善母)
2013-10-01 12:25:24
大変だったね。ワクチンこわいよねー。
善も、一回高熱でたからワクチンそれからびびりぎみ。
ワンちゃんは一年に一回なんだ。
うち、昔飼ってた犬、一回くらいしかしてなかったかも。最後は咳して、病死だったけど10歳以上生きたよー!
返信する

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