大橋塗装工業`sブログ

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中学校

2021-01-30 14:25:58 | 子育て・学校・親子
昨年、スマートホンが関係する中学生の問題が起きた。
問題が発覚後、学校からは、明らかな内容を含まない漠然とした説明が個別に有った。
そして最後に、いずれ警察から連絡が有るので協力をお願いしたいとの内容を伝えられ、腑に落ちないまま学校を後にした。
その数か月後、警察から連絡があり我が子と共に警察署へ向かい事情聴取を受け、何事もなく帰宅。
警察からの任意事情聴取の依頼の連絡が有った後、すぐに学校と連絡を取り、何が有ったのか説明を求めた。
それによると、女子中学生がネットで知り合った人間との間で被害者となり、更に問題となる動画をSNSで配信し、
それを知らずに開いた生徒が事情聴取の対象者となったという内容。学校では、事情聴取される生徒を対象に、一人の女子生徒が
被害者となっているため、その子を守るためにも、他言は一切しないようにと生徒の指導に当たったという。
それが、学校責任者の説明だった。

さて、そうした説明をされた生徒たちは親に、その内容を素直に明かすことができるのだろうか?ましてや学校からは,
「他言をしてはならない」と忠告を受けたうえで。
「警察の聴取を受ける」という事実も加わり、子供たちにとってどれだけの精神的な負担になったのだろうか?
学校からは次のような説明も有った。町や県の教育委員会もその内容を把握しており、警察の事件対応となっている為、
事実確認は警察にお願いするしかない。というもの。

なぜ、聴取を受ける対象となった親に、こうした事実を学校は伝えなかったのだろう?
直接の被害者となった女子生徒を「守る」という事と、拡散を抑えたい意図は理解できるが、聴取を受ける子供たちも同様に
被害者の一人であるような気がするのだ。
これに関わった子供たちは全て法的な被害者か否かという違いのみで被害者であると事に変わりは無い。
 それぞれの親がこうした事情聴取を受けるに至った経緯に疑問を抱き真剣に向き合えば、学校の対応は少なからず違ったであろう。
親と学校が情報共有し取るべき対応をそれぞれが協力しながら役割を担う。学校は親代わりの施設ではない。
今、我が子がどういった境遇の中で、どのような生活しているかを、親としての私情を挟まず客観的に且つ、冷静に理解したり
判断する力が、いかに大事なことかを改めて実感したのです。
こうした、学校と親の関わり方が本来の在り方から逸脱した時、結果的には我々大人が子供に負担を強いるという
残念な結果しか残らないように思うのです。
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