大橋塗装工業`sブログ

<・・・・Proposal of high technology・・・・>

スマホと学校と生徒と親と先生と

2020-09-15 19:29:32 | 子育て・学校・親子
先日学校から突然一本の電話が鳴った。内容を聞くと子供たちがSNS上で不適切な
動画を配信したという。内容を詳しく聞くと個人にあてた誹謗中傷では無いとの話し。
しかし先生曰く「教育委員会にも話が通っておりこのまま放置できない。誰が配信したのかの特定も含め
警察の力も借りようと思う」との事。穏やかではない・・・・・・。電話を切った後、考えた。

長丁場になると思い、かつ丼に変わるおやつを準備し早速自分も娘に対し事情聴取を開始。
するとあっさりと吐いた。
子供たちも学校で言葉は粗いが個別に事情聴取を受けたとの事。
そして、そのアップロードされたサイトの特性上、誰が上げたのかもはっきりしているとの事・・・・・。
なになに・・・・。話が違うのでは先生・・・・・?????。
娘の話しが本当かどうかという疑いも有るが聞いてもいない内容までこと細かに説明を繰り広げる娘・・・・!!。

なので「こやつは信頼できる」と思った。

SNSのこうした特性を指導に当たる先生方は理解しているのでしょうか?
又、こうして生徒や親に対し個別に事情聴取したり警察の力を借りるという目的は一体どこにあるのでしょうか。

子供たちのこうしたSNSの利用をああだこうだと、やかましく規制する前に一つ考えなくてはならない事が
あると思うのです。それは大人がそして保護者自信が全く同じ物を利用しているということ・・・・。

本当にスマホは年代を問わず普及し、今日ではそれが無ければ生活に支障をきたす人も中には居るのではないでしょうか。
現場に向かう途中のバス停でも、信号待ち時の車内でも昼食時でも暇さえあればスマホを片手に画面と向き合う姿は
見ているこちらも当たり前の光景になっています。

賛否両論あると思うのですが規制するよりも、むしろこれから発展を止めないスマホに対し、”いかに利用されずに利用するか”を
率先して教えるべきだと自分は思うのです。。
例えば我々が高校時代に何かを調べるに為には不可欠だった辞書が今では電子辞書に変わったように。
スマホと関わることが自然になればこうしたことは起きないと思うのです。あれやこれやと規制に励むよりも、
むしろ多くの経験をさせスマホやメディアと向き合うメリットとデメリットを子供自身に気付かせることが今後重要なのではないでしょうか?


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