<カイコを食べるって?>
カイコを食べるって、初めて聞いた人は驚くでしょうね。
でも、カイコはずっと昔から漢方薬として活躍してきたそうですよ。
それは「白彊蚕(びゃっきょうさん)」と呼ばれいます。白彊菌(カイコの幼虫に寄生するキノコの一種)の感染で死んだカイコの幼虫を用いたものです。解熱・鎮痙作用などがあり、小児熱性病によるひきつけ・喘息・顔面神経麻痺・破傷風などに効果があります。
また、雄の蚕蛾(さんが:カイコの成虫)は男性の精力増強薬として有名です。
日本でもイナゴや蜂の子は一般的に食されますよね。
長野県では川にいるザザムシも食べますね。
韓国の街角では、蚕のサナギを大釜で煮て販売しています。まるでファストフード感覚です。「ポンデギ」と呼ばれて親しまれているそうですよ。
東南アジアではゲンゴロウなど、もっと多様な昆虫が食用として利用されています。
カイコ粉末は様々なマスコミやインターネットなどの媒体で取り上げられていますが、各メーカーや販社によって微妙に名称が違うようです。
原料としての蚕粉末は、「カイコ粉末、おかいこ粉末、カイコ末、かいこ散、グリーンシルク、グリーンシルク蚕」などと呼ばれる事があります。
蚕の粉が血糖値を改善する。
糖尿病には蚕粉末が効く。
蚕の粉末の最高級品は「グリーンシルク 蚕」だそうですよ。
蚕の粉は医薬品ではなく、食品として多くの製品が市場に出ています。
製品の比較一例:蚕粉末GOLD、ボスリン、お蚕散、シルクパワーなど(順不同)
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