韓国政府研究所の取り組み
韓国でも日本と同じように、先進国の仲間入りと共に、運動不足と過剰な栄養摂取によって糖尿病患者が急激に増加しています。
第二次世界大戦後、インスリンをはじめとする血糖調節薬が世界中の医療現場で役立ってきました。
しかし、それらの薬剤に対しては様々な副作用や不便さが指摘されていました。
ですから世界的にも天然活性物質の方に、多大な関心が寄せられ研究されています。
韓国でも天然の物質で血糖降下作用のあるものを探し、科学者たちが色々な物質で実験してきました。
韓国政府は1992年に、古い医学書に収録されている蚕の効能に基づいて、カイコの機能性と効果に関する科学的検証をスタートさせました。いわば民間療法の分野に科学のメスを入れたのです。
韓国政府の農業振興庁研究所とキョンフィ大学の共同研究によって、蚕粉末の成分分析、有効成分の探索、実験と臨床試験などを通して、無公害の優れた血糖降下効果が見いだされ、蚕粉末を利用した血糖降下剤の開発が始まりました。
そして1995年3月、ついにその優れた効果と安全性、服用量などが韓国内で正式に発表されました。
これに関しては韓国の新聞「東亜日報」、「韓国日報」、「京郷新聞」とKBSTV、MBCTV、SBSTVなどのテレビ局が1995年3月22日以降一斉に大きく報道しました。
蚕粉末は様々なマスコミやインターネットなどの媒体で取り上げられていますが、各メーカーや販社によって微妙に名称が違うようです。
原料としてのカイコ粉末は、「蚕粉末、おかいこ粉末、カイコ末、かいこ散、グリーンシルク、グリーンシルク蚕」などと呼ばれる事があります。
カイコの粉末が血糖値を改善。
糖尿病には蚕粉末が効く。
かいこの粉末の上級規格品は「グリーンシルク 蚕」
蚕の粉末は医薬品ではなく、食品として製品化されています。
製品名の一例:鵬寿丸、シルクパワー、ボスリン、蚕粉末GOLD、お蚕散など(順不同)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます