goo blog サービス終了のお知らせ 

糖尿病にはカイコが効く?

血糖値が高めの私がカイコのサプリを飲んだところ、ビックリするような効果がありました。私の体験や調べたことを伝えます。

蚕の抗酸化作用について

2025-03-26 16:12:56 | 蚕粉末がなぜ糖尿病に効くのか?
【抗酸化作用とは】
体内で増えた活性酸素を除去していくことが、老化や、がん、生活習慣病などの予防になります。
活性酸素によって酸化を抑えることを、抗酸化と言い、活性酸素から体を守ることを抗酸化作用と言います。

蚕の繭やセリシンには抗酸化作用があり、紫外線防御効果や老化防止などの効果が期待されています。

【繭の抗酸化作用】

カイコが桑に由来するフラボノイド色素を取り込んで作る繭には、抗酸化作用や紫外線の遮蔽効果があります。
繭に含まれるフラボノイドは、有害な紫外線から蛹を守る効果があります。

【セリシンの抗酸化作用】

繭糸の周囲を覆っているセリシンタンパク質は、自ら酸化されることによる自滅作用により、活性酸素を除去し、蚕の成長を助けます。
セリシン蛋白質は抗酸化性などを有する機能性素材として注目され、皮膚ケアー剤や医療分野への用途が期待されています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

蚕の機能性と特性について

2025-03-18 15:17:01 | 蚕粉末がなぜ糖尿病に効くのか?
1. 糖質の吸収を穏やかにする
蚕粉末には、特に「デオキシノジリマイシン(DNJ)」という成分が含まれており、これが糖質の分解酵素(α-グルコシダーゼ)を阻害するといわれています。結果として、食後の糖質の消化吸収が穏やかになり、健康的な食生活をサポートします。

2. たんぱく質が豊富
蚕は「動物性たんぱく質」の優れた供給源です。特に、必須アミノ酸をバランスよく含んでおり、健康的なカラダづくりに役立ちます。最近では、昆虫食としての栄養価の高さも注目されています。

3. 良質な脂質(オメガ3系脂肪酸)を含む
蚕粉末には、DHAやEPAといったオメガ3系脂肪酸が含まれており、健康維持に役立つとされています。これは、蚕が桑の葉を食べることで体内に取り込むためです。

4. 腸内環境を整える
蚕粉末にはキチンやキトサンが含まれており、これらは食物繊維のように働き、腸内環境をサポートします。特に、スムーズな毎日を求める人にとって嬉しい成分です。

5. 抗酸化作用が期待される
蚕の体内には、ポリフェノールやフラボノイドといった抗酸化成分が含まれていることが報告されています。これらの成分は、カラダを内側からサポートする役割を持っています。

6. 免疫力のサポート
蚕由来のたんぱく質やペプチドには、健康維持をサポートする可能性があるといわれています。研究が進められている分野ですが、昔から「蚕を食べると元気になる」と伝えられてきた背景があります。

7. 美容とスキンケアへの応用
蚕由来の「セリシン」というタンパク質は、保湿性が高く、化粧品やスキンケア製品に活用されています。肌のうるおいを守り、乾燥を防ぐ働きが期待されています。

まとめ
蚕(特に蚕粉末)は、糖質コントロール、良質なたんぱく質供給、腸内環境のサポート、抗酸化など、幅広い健康維持に役立つ成分を含んでいます。現在も研究が進められており、今後さらに多くの健康機能が解明される可能性があります。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

蚕の研究について

2025-03-12 12:24:58 | 蚕粉末がなぜ糖尿病に効くのか?
蚕(カイコ)は古くから養蚕業で利用されてきましたが、近年では遺伝学やバイオテクノロジーの分野で重要な研究対象となっています。

1. 蚕のゲノム研究
蚕は世界で最初に家畜化された昆虫であり、遺伝子組み換えやゲノム編集の研究が盛んに行われています。2004年には蚕のゲノムが解読され、シルクタンパク質の合成や病気耐性に関する遺伝子が特定されました。

🔹 主な研究分野

シルク生産を向上させる遺伝子改変
病気に強い蚕の開発
特殊なタンパク質を生産する蚕(医療・産業応用)
2. バイオテクノロジーと医療分野での応用
蚕は遺伝子操作が容易で、医療分野でも活用されています。

🔹 主な応用例
・ 医療用タンパク質の生産
蚕を利用してヒト用ワクチンやインスリン、抗体医薬を生産する技術が開発されています。たとえば、蚕に遺伝子を組み込んで**「ワクチン製造工場」**として活用する研究が進行中です。

・人工血管・人工皮膚の開発
蚕のシルクタンパク質「フィブロイン」は生体適合性が高く、人工血管や人工皮膚の材料として期待されています。シルクから作られた素材は、人体に拒絶反応が少なく、再生医療に応用されています。

3. シルクの新たな可能性
蚕のシルクは衣類だけでなく、様々な産業に応用されています。

🔹 新しいシルクの研究例

クモの糸と融合した高強度シルク
クモの糸は鋼鉄よりも強いことで有名ですが、クモは大量飼育が難しいため、遺伝子組み換えした蚕にクモの遺伝子を組み込み、「スパイダーシルク」を作る研究が行われています。
導電性シルク(バイオエレクトロニクス)
シルクに金やカーボンを混ぜて導電性を持たせ、医療用センサーやウェアラブルデバイスに応用する研究もあります。
4. 蚕を使った食用・健康食品研究
最近では、蚕の粉末(蚕パウダー)が健康食品として注目されています。

🔹 健康食品としての研究

血糖値(※代替表現を使用)をケアする食品
蚕には「デオキシノジリマイシン(DNJ)」という成分が含まれ、食事とともに摂取することで健康維持に役立つとされています。
高タンパク質食材としての研究
蚕の粉末は高タンパク・低脂肪・ミネラル豊富であり、昆虫食としての可能性も探られています。
5. 宇宙での蚕研究
蚕は宇宙での生物学研究にも使われています。2018年には中国が宇宙ステーションで蚕を飼育し、微小重力環境での成長や繭作りの様子を調査しました。将来的には宇宙食や宇宙服の素材としての利用も視野に入れられています。

まとめ
蚕は古くから養蚕業で利用されてきましたが、現代では遺伝学、バイオテクノロジー、医療、食品、宇宙開発など様々な分野で研究が進められています。特に、医療用タンパク質の生産や健康食品としての機能性研究は今後ますます発展が期待される分野です!

蚕の研究は「伝統と最先端科学の融合」ともいえますね
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

イミノシュガー、「桑の葉」由来でなく 【機能性表示食品届出DB更新】カイコ粉末健康食品の販売会社が届出

2025-03-05 10:22:53 | 蚕粉末がなぜ糖尿病に効くのか?
機能性表示食品の届出情報データベース(DB)の更新が9日にあり、新規の機能性関与成分を含む10件(サプリメント4件、サプリ以外の加工食品6件、生鮮食品ゼロ件)の新規届出が公開された。新規の機能性関与成分は、桑の葉由来ではないイミノシュガー。カイコから得られる素材を使った健康食品を販売するボンビックス薬品㈱(兵庫県尼崎市)が届け出た。

 イミノシュガーの届出件数はこれまでに60件超。その全てが桑の葉に由来にするもので、主に「桑の葉由来イミノシュガー」の名称で届け出されている。一方、今回の新たな届出で機能性関与成分名は「イミノシュガー」とだけされていて、由来名はない。ただ、届け出された機能性関与成分を含む原材料名には「蚕粉末」とあり、実質的にはカイコ由来であることが分かる。カイコは、桑の葉を食べて成長することが知られる。

 他方、届け出された機能性表示は、既存のイミノシュガーと同じ食後の血糖値上昇を抑える機能がある旨。同成分の研究レビュー(SR)に基づき届け出された。届け出たボンビックス薬品のウェブサイトによると、同社は1998年創業。カイコ粉末を配合したサプリメントの販売のほか「グリーンシルク蚕」を製品名とするカイコ粉末の原材料供給を行っているという。

 同社からの届出はこれで2件になった。2017年、サラシア由来サラシノールを機能性関与成分として配合したサプリを届け出ていた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする