糖尿病にはカイコが効く?

血糖値が高めの私がカイコのサプリを飲んだところ、ビックリするような効果がありました。私の体験や調べたことを伝えます。

話題沸騰のシルクパウダー

2024-05-14 16:05:03 | 蚕粉末がなぜ糖尿病に効くのか?
絹糸を分解して作るシルクパウダーは、絹入り食品の流行と共ににわかに注目を集めマスコミなどでもしょっちゅう取り上げられています。絹にはグリシン、アラニン、セリン、チロシンなど18種類のアミノ酸が含まれており、このアミノ酸が血中コレステロールや血糖値、血圧を下げる働きをします。また肝臓の機能を正常化したり、痴呆症(ぼけ)を予防するのにも役立ちます。

あるメーカーが製造している3種類のシルクパウダーを紹介しましょう。

①プロテインタイプ

絹糸をパウダー状に微粉砕したものです。絹糸成分を分解していないので食物繊維のような役割を果たし、ダイエットや整腸には最適です。水には溶けませんが、お茶やコーヒー、煮物などに混ぜて食べれば違和感は全くありません。

②ペプチドタイプ

絹糸を加水分解したものです。若干苦みのある淡黄色の粉末です。水に溶けますが水溶液の色も淡黄色になります。ペプチドタイプはシルクの有効成分が最も多く含まれており、生活習慣病の克服や予防、健康維持には最適です。白色のペプチドタイプも発売されています。

③アミノ酸タイプ

ペプチドタイプをさらに分解してつくられます。甘味があり白色で水に溶けるので最も飲みやすく食品に添加しやすいシルクパウダーです。

徹底的に分解されたシルクですので消化吸収が良く、多量のアミノ酸がシルク食品特有の効果で健康生活をバックアップします。甘味料としても使えます。

一日に大さじ3杯のシルクパウダー。これからの最も有望な健康法です。
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蚕粉末の効能効果

2024-05-07 08:58:39 | 蚕粉末がなぜ糖尿病に効くのか?
東医宝鑑
 中国と同様に漢方の先進国である韓国では古くから蚕を様々な疾患に対して利用されていました。李朝時代(1597年)に東医宝鑑が書かれ中国や日本に広く流布されました。

その東医宝鑑の中で蚕の効能について色々と記されています。

◆蚕さなぎ・・・ぜんそく

◆蚕さなぎの液汁・・・虫さされ・腫れ

◆蚕を炒め、粉末にしたもの・・・痛風・半身不随・神経症

◆蚕の糞枕・・・頭痛・リウマチ・脳卒中

◆蚕蛾のお酒・・・精力減退・勃起障害

日本でも大正時代には全国半数の県で蚕のさなぎを食べる習慣があり、子供の夜泣きやぜんそく・滋養強壮に利用されていたようです。

蚕粉末の薬理効果研究
1992年韓国政府は、農業振興庁研究所とキョンフィ大学に共同で、東医宝鑑に収録されている蚕の薬理効果研究を始めました。

そしてついに副作用の心配がない優れた血糖降下作用が蚕粉末にあることがわかり、1995年3月にその優れた効果と安全性や服用量などが韓国内で発表され、同月22日以降、韓国メディアが一斉に大きく報道致しました。
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蚕(かいこ)の繭(まゆ)から抽出したシルクを使った口腔ウォッシュ液を開発

2024-05-02 09:52:43 | 蚕粉末がなぜ糖尿病に効くのか?
蚕の繭から抽出した「シルクたんぱく質」を原料とする口腔ウォッシュ液が開発されました。

韓国・農村振興庁はシルクを利用して、口臭除去の持続効果が高く殺菌効果も高い優れた口腔ウォッシュ液を開発し、その製品を使った臨床試験も終えたと発表しました。

今回開発に成功したシルク口腔ウォッシュ液は、繭から抽出したたんぱく質と植物性抽出物やプロポリスなどの天然物質で作ったもので、アルコールやタール色素、保存剤、界面活性剤、トリクロサンなどの化学物質が使われていないことが特徴です。

シルクの生体安全性は歴史的にも証明されており、このシルクが含まれていることから口内の傷や炎症の治癒、感染抑制に効果があると言います。

シルクたんぱく質、即ちセリシンは細胞増殖や血管再生の促進にかかわる HIF1αとHIF2αの発現を増進し、マクロファージを活性化させることによって殺菌と傷の治癒を助けることが知られています。

農村振興庁が実施した32名を対象にした臨床試験の結果、既存の口腔ウォッシュ液に比べて殺菌効果は2倍以上、口臭除去効果は30%ほど向上し、持続時間は3倍にもなったとが確認できました。

今回の臨床試験の内、うがい液の試験結果については国際学術誌であるInternational Journal of Industrial Entomologyの3月号に掲載されました。

農村振興庁はシルク口腔ウォッシュ液の特許出願を完了し、これから産業界に技術移転を実施し製品をリリースする予定です。

農村振興庁のチョ・ナムジュン課長は、「今回開発した口腔ウォッシュ液は弱った口内環境にぴったりの複数成分で作られていて、日常的な利用だけでなく歯科での治療後にも活用できるものとなっています」と話しました。

KBSニュース 
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