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トレイルランで2百名山?  

100名山を完了。
次は200名山+100温泉+100蕎麦++グルメ巡り

烏帽子岳@黒姫山@飯縄山 紅葉前線

2013年10月05日 | Weblog

今年は休みと天気が合わない日が多くイライラしていたが、久しぶりにこの週末(9月28日~9月29日)は相当天気が良さそうとの予報。早速9月30日も有給を取り、予てから狙っていた『烏帽子岳@赤牛岳」へ行くことにした。

【9月27日夜 1900自宅発】

順調にいけば登山口(七倉温泉)には2200頃に到着できそう・・・と目論んではいたが、北関東道が事故のため前橋で通行止め! やむなく高崎まで下回りとなったことで約1,5時間程のロス
仕方がないので予定を変更して大町運動公園での車中泊となった。(此処は結構良い場所だったかな~)

【9月28日 0530 起床】

今日の予定は、七倉温泉(登山口)7時(発)~ブナ立尾根登山口(8時)~烏帽子小屋(10時)

烏帽子岳往復(11時)~烏帽子小屋で昼食(12時発)~野口五郎岳~水晶小屋着(1500) 宿泊  

(予備1時間)・・・だった・・・

先ず朝はゆったり気味にコンビニで朝食と昼食を購入  

朝食を食べながら七倉温泉まで懐かしい道程を進む。 

 

6時40分 七倉温泉到着 準備して0700予定通り出発する。

此処からブナ立尾根登山口までランで約1時間の予定 

 

トンネルを幾つか抜けるとロックフイルダムで有名な高瀬ダムに到着する。

 


ダムの上から見下ろすと結構高い。 良く作ったもんだ・・・

 

目指す山々方向・・(?)  


ダムから最後のトンネルを抜ける。なおトンネル内は照明がしっかりしていてヘッドライト等は不必要だった。

暗いと「貞子」が出てきそうでダメだ^^; 

 
長~い吊り橋を渡る。 その向こうが「烏帽子岳」方向


ブナ立て尾根登山口付近   当に丸太橋

予定通り登山口に0800到着 此処から地獄のアルプス3大急登といわれる尾根登りが始まる。

途中で餓鬼岳方面を振り返りながら自分自身を励ます。 ここ等付近まで既に6名程抜く。 


この登山道は急登ばかりではない。所々にフラットな場所もありホッと一息付ける。 

 
一息つきながら登ると野口五郎岳方向が見えてくる。

 イメージ以上の高さに意気消沈 

 

反対側は・・・餓鬼岳方向 

 

1000 烏帽子岳方向との分岐点手前に到着する。此処まで一切休憩なし。 予定通り


此処で体調が芳しくなかったのでチョット休憩しようと思ったが勢いで
烏帽子岳に向かう。 
すぐ其処に見える・・・で楽勝かと思ったらその山は「ニセ烏帽子岳」


ニセ烏帽子岳からようやく「烏帽子岳」が見えてくる。 

ここ等付近から一気に体調が悪化。吐き気を模様してくる・・・  

マズイ 高山病か熱射病か単なる脱水か・・・

そういえば此処まで殆ど給水していないし昨夜は寝不足・・・

過去の経験上えら~くマズイ状況。

しかし此処まで来たら行かねばとザックを置き身軽になって前進する。 

 

頂上直前の厳しい岩をよじ登り、吐き気を抑えやっと10時30分 頂上到着 
写真を急いで撮るのみでそれ以上の元気なし。  130座目 達成

 
頂上から降りるとき初めて「景色」を見る。  
これが有名な48池 烏帽子田圃  綺麗でした。 

その遠い向こうは「剣岳」~「立山」でしょうか。


此処でのすれ違いはチョット難しいです。

 

11時 烏帽子小屋に到着   
吐き気はピーク 暫く休めば行けるかもと思うが、行先の野口五郎岳までの経路を見ただけで気力はどんどん失せていく・・・止めたい・・・気力無し  
年取ったかな~としみじみ思う。

 


暫く休めば体力・気力も戻るかもと思い1時間を目途に休憩する。 

過去の経験上、恐らく2時間休めば回復すると思うが、2時間休むと水晶小屋到着が16~17時

チョット時間的余裕がない。 

 
結局、目前の「赤牛岳」の記念写真を納め、12時 下山と決心する。
                                   ↓  赤牛岳

 

下山中も約1時間は「ゲロ」との戦い。そして2時間後急回復する。 
もう遅い・・・

往路では全く気付かなかったがトンネル上部にスズメバチの巣がありブンブン飛びまくっていた。
あぶね~~

 

 

高瀬ダムからの復路は、ランよりも徒歩が殆ど。
1430分 無事駐車場に帰還  

 

結局、烏帽子小屋から2時間半を要した。 

 ~~~~大町温泉郷一風呂浴びる~~~

挫折の後 どうしようかと迷ったが明日も快晴との事。
無理せず楽そうな山を探す。

黒姫@飯縄@戸隠と決め長野市へ向かう

野尻湖近傍の道の駅で車中泊  此処は静かで良かった。 

明けて【9月29日】 0600 起床 

 目指す『黒姫山』がクッキリ見える。


北方には「妙高」  今日も良い天気だ。 


黒姫山の登山口がなかなか解らず車で約30分ほど探してしまった。 


7時40分 出発  


しなの木 



日の出岩・・・ 上に登る元気なし。 これも年のせいか

 

青空と紅葉・・・  気持ちが良い 

 

 
9時半 誰もいない山頂に到着  131座目 達成 


北アルプス方面  スッキリ見える

 

左(南)に向けると遠方に「富士山」   その手前「八ヶ岳」   その右は「仙丈ケ岳」か? 「甲斐駒ヶ岳」か?

 


下山時「しなの木」の枝ぶりに圧倒される
 


10時50分 駐車位置に到着

 

~~~戸隠神社付近で蕎麦を食すも余りの価格の高さにビックリだ!~~~~

味はなかなかだったが値段はマズイ  マイタケ天ぷらが1200円とは!!!  

後味の悪かった蕎麦屋を後にし、飯縄山登山口へ向かう。

林道を走ると忍者何たらの先に登山口を発見   
12時40分  登山開始
 




日差しが強く暑い とても9月下旬の陽気ではない。
 

 良く整備された広い登山道をチョイランしつつ登る

 


1時間ほど登ると「頂上」らしきものが見えてくる。 
案外早く到着しそうと楽観したが何時ものように本物の頂上はその先だった。

 
頂上到着か!!!  こんな標識にガッカリ

                    
                    高妻山の鋭鋒



1400 頂上 132座目 到着  
頂上は賑やかでなかなか写真を撮るチャンスが無い。
このアベックにお願いして撮ってもらう。



女性が美人で愛嬌があったのでチョイ照れる  フフフ   
午前中は黒姫山に登ってきたと言ったら驚いていたが、前日は烏帽子岳にも登っている。 
信じてもらえないだろうからこれは話さなかった。
此処で自慢しても仕方がない。
 

「八ヶ岳」だけ雲がかかっている。
                                  ↓ 八ヶ岳


ニセ
飯綱山を見納めて下山する 

 1500  駐車位置に到着  


この2日間 赤牛岳は逃したが、紅葉的には満足   

赤牛岳は来年に持ち越し、10月以降は紅葉前線の南下に合わせて南山々に登ろうと思う。   


焼石山@栗駒山@神室山@舟形山 踏破 

2013年09月25日 | Weblog

【東北200名山遠征】

週末の天気予報から東北に急遽行くことにした。 アルプス行は来週かな~

9月21日 0500自宅発  以東岳に向かったが出だしがチョット遅かったかチョイムリっぽいので更に急遽(何回変えるんかい^^;) 秋田の山に変更。

先ずは、焼石山へ  

砂利道をひたすら走る 

 

↓ 登山口に到着したのは11時50分  結構広い駐車場  綺麗なトイレも完備   

 

急いで準備し1200出発

 

良く整備された登山道を快適に進む

 

暫くすると「中沼」に到着  草紅葉でもしていれば綺麗なんでしょう。

 

一部の木々は紅葉

 

焼石山頂上 遠望の地点に到着  良い感じです。


1330  誰もいない頂上に到着し126座目達成     チョイ風が冷たい 

  

 


先ほど下から見上げた地点を俯瞰  結構登っている

頂上で着替えて下山  

1500 駐車場着 ・・・・・・・・

一路 「栗駒山」へ向かう 

21日 1700  須川到着   夕飯にあり付こうと思ったらレストランらしきもの無し。

やむなく一関まで下りる羽目になる。(50km先にやっとコンビニ発見。ナビが安物過ぎたか^^;)

  

21日夜は「かんぽの宿」で入浴後・・・・・・やっぱりそこの駐車場で車中泊  昨夜の睡眠不足から爆睡

【9月22日】5時起床・・・・天気を確認すると、どんよりとした曇り空

近傍のコンビニで朝食しつつ、じ後の行動を考える事にする。

此処まで来たら中尊寺にでも行こうかと思いかんぽの宿にあったパンフレットを確認したら、開門時間が遅い上、拝観料が800円とチョイと気になる価格設定・・・う~~~んとか考えているうちに何となく空が晴れてくる。

時間も既に6時半

 

予定通り「栗駒山」へ行くことにする。

再度、須川に到着^^;




右回りコース 

 

 

チョイ 草紅葉には早いようだった

 




徐々に頂上へ   紅葉も進んでくる

 

 

 

頂上到着

 

いわかがみ平方向   こちらの登山路もマッタリ感ありそう 


トレランブームですね 


頂上一帯は紅葉真っ盛りでした 

 

 

 


エメラルドグリーン  チョイ濁り目かな 

 


下山後 即 『神室山(かむろさん)』へ向かう  

11:50  登山口着 パノラマコースから西の又コースを周回   

 

第1ピーク付近からの「栗駒山」方向


やっと「前神室山」到着   まだまだ「神室山」頂上は遠い   気が遠くなる・・・ 


下っては登り・・・まだまだ 

 西ノ又コースとの分岐を過ぎて・・・まだまだ  遠い・・・


1400 頂上到着  これで「128座目」 達成    

 

 


前神室山方向  結構登ってきました


下山の西ノ又コース方向  暗そうな雰囲気 


下山の西の又コース  長い事急斜面を下り やっと西の又川に到着する
このコースを登るとなると相当きつい物がありそう・・・  パノラマコースで正解だったかな~


弱弱しい 吊橋を2か所通過  クネクネする 


結構疲れたが何とか1540 下山   巨大なフキと記念撮影  


一路古川へ向かい明日(23日)の「舟形山」へ 

細い林道を心配しつつ進み 0640 大滝の野営場に到着  生憎の曇り空


人の気配なし   左回りでボツボツ登る 


天気が心配・・・時間が心配   


 0740 頂上到達「129座目」  強風でムチャクチャ寒い   それに字が読めない^^;

 

 


大滝分岐付近    此方廻りの方が風情がありそう


湯谷地川 こちら方向からの登山者が多い  

こんな場所で真っ黒いウエアー  ビックリしたな~ 

 


0830 下山  朝方と違い登山口はツアーで賑わっていた 


帰路の高速渋滞が心配だったが案の定・・・・  悲惨です。安全第一で帰宅
 

 

 

 

次回は北アルプス 信州方面  赤牛岳@烏帽子岳   紅葉はどうだろうか・・・


紅葉の岩菅山(124座)@白砂山(125座) 

2013年02月02日 | Weblog

 「餓鬼岳」~「有明山」~「奥大日岳」(大日3山)を終了後、2~3日は天気が思わしくないので一旦家に戻り戦力回復することにする。

車中泊は腰が痛くなり疲れが取れなかったので車内の寝室?を完全フラットに改造して寝心地を良くする。

 【19日】
  草津温泉~志賀高原を起点として「岩菅山」と「白砂山」で今年の200名山登頂を紅葉で締めくくる事にする。

↓ 志賀高原には紅葉ピッタシシーズンは初めて。 流石に紅葉の名所だけあってどこもかしこも見事。

  


ゆっくり紅葉を堪能しつつ、
先ずは、「岩菅山」へ向かう。

前日の降雪か・・・山頂付近が白い上に、物凄い強風のため今日は止めて経路と登山口の偵察のみとする。


プリンス東館付近から見た「岩菅山」 
                                                                             ↓ 山頂

 


【20日】
 5時起床
、コンビニで洗面と朝食を済ませて出発、0600登山口に到着  
 20台は十分駐車できそうなスペースはあったが到着した時は2台のみ。

0615 先ずは約100m程の階段をゆっくりアップを兼ねて登り始める。   

 

 階段を上りつめると水路沿いに水平な快適ランロード

 
此処を走らないでどこを走るって感じの気分爽快なトレイル 

 
ちょい走ると「登り」地点に到着する。 思わず渓流釣りをしたくなるような渓相と紅葉

 

 7時15分 朝日を浴びた「岩菅山」が迫ってくる。 結構な傾斜だ。

 笹沿いの登山道から一気に展望が開け岩菅山の頂上が見える。  


後方を振り返る・・・と言うか復路での撮影  肉眼では浅間山・富士山が見えたが写真ではダメ




頂上直下① (復路での撮影) 

 

 頂上直下② (復路での撮影) 結構急斜面です。

 

 7時半  頂上に到着   チョットあっ気ない 

 

 頂上からの北アルプス、これには満足


 

 北アルプスをチョイ拡大                                              
                  

 

 
時間が早いのでその先の「裏岩菅山」まで行ってみた。

                                      ↓ 岩菅山                        
 

一通り景色を堪能したので8時半 下山は景色をユックリ眺めつつ・・・と思いきや、走ってしまう悲しい嵯峨




9時25分 駐車場に到着してみたら満車状態  結構人気のある山だ  

 


白根草津ルートで草津温泉まで移動。
「公共(無料)の温泉」で汗を流して草津温泉街をブラブラ・・・  試食の饅頭を3個ゲット 
やはり温泉と言えば・・・・・・「温泉饅頭」  
そして饅頭といえば・・・・・・「粒餡」@「渋茶」
チョットこだわり   

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

【21日】

草津温泉街の駐車場で車中泊後、125座目の「白砂山」へ 

さてさて白砂山は、野反湖南側にある「八間山登山口」から左回りの周回コースが距離的にも眺望的にも良いかと・・・予想通り「良いコース」だった。



野反湖   昔は「野尻湖」と「野反湖」は同じかと思っていたが^^;


6時半 駐車場に到着  数台のみ駐車(此処も下山時は満車) 
 

 急いで身支度して6時50分  先ずは八間山へ
朝の爽やかな空気は特段に美味い。
 

 

チョイ登り駐車場方向を俯瞰   この俯瞰するのが一番気持ち良い。

 

 
先を見ると、なだらかで走れる場所も多そうで気持ちが良い。

 

 結構長い・・・ 

 

7時半 八間山に到着   

 

チョット登っただけでも野反湖が大分小さくなった。 


まだまだ続くトレランコース  チョット走れ過ぎるのも疲れる 
 

7時45分「黒渋の頂」に到着 

 同じような景色が続く   


傾斜変換点に到着しまたまた俯瞰 


またまた振り返り 俯瞰  結構長い距離を登ってきたもんだと我ながら感心 

 

8時9分「中尾根の頭」に到着   表示を見ると登山口から2.8km  この先約1km  3分の一  

此処でやっと白砂山が見えてくる。 結構長い・・・トレーニングとは言えウンザリ気味

                                   ↓ 白砂山                                   



8時24分  分岐点到着  逆回り(一般的な白砂山登山口)から登ってくると此処に出てくる事になる。



どんどん白砂山が目の当りになってくる・・・様な気がするも大きく2回程の登り返しがありそうでガッカリ

                            ↓ 白砂山


もうひと踏ん張り頑張る (先ずは下りで良かった)     


下っては登り返す。 ここら付近はボサで走れない(歩きにくい) 


この先は・・・・大きく下って登れば頂上のようだ。
                                   ↓ 白砂山

 
こういう名称の云われは不明  特段展望が良いわけでもなし。

もうチョイ  もう走れない・・・ 

 
更に藪に突入   ガスが出てきた・・ヤバイ急げ!  頂上で眺望が得られないほど腹立たしい事は無い。 

 もうチョイ
                                          ↓ 頂上



8時59分 頂上到着  125座目 達成^^  ヤレヤレ  ついに誰にも会わなかった。

早めに証拠写真を撮る(この品の無い看板は頂けない) 


この先は・・・

 



ダメらしい 




稜線上の来た道   おお~~遠い  我ながら感心感心


アルプス方向は・・・良く見えない


新潟方向は・・・何だか解らない山・・・  苗場山・谷川岳・・・不明


目先を俯瞰   

 


寒いので着替えてから下山開始

 

元来た道を戻り分岐点を右折(野反湖方向) 
09:54「堂岩山」に到着  展望無し     後は野反湖まで一気に下山だ。 

 

 

 八間山コースでは誰にも逢わなかったが、この一般的な「白砂山コース」では登ってくる人が多い。

 

やはり適度の「人」がいないと寂しいもんだ。



野反湖が見えてきたが、まだまだ遠そう。 




昨日「岩菅山」で逢った人に行き会う。 話しかけると、同じことを考えている(200名山登頂)との事で笑える。


天高く馬肥ゆる秋とはこの事か。


名残惜しみながら下ると何やら分岐点に差し掛かる。 
まだ登山口まで2.3km  大分降りてきた様な気がするがまだまだある。 

 





またまた分岐点に差し掛かる。 
標識の矢印方向と実道が違うので地図で確認する。

こういう場所は慎重に判断せねば・・・仕事とオリエンテーリングでの経験。

㊧の道に間違い無い様だ。 

 

紅葉のトンネルをひたすら下る。

 時たま上も・・・・

 

もうチョイらしい・・・

ハンノキ沢到着 


チョイ振り返る


10時57分 「白砂山登山口」に到着

 


皇太子(現天皇陛下)の記念碑  此処から登ったとの事。 どおりで登山道が良く整備されていた訳だ。

  
こちら側登山口の駐車場

 


こちらからの振り返り


此処から野反湖畔周回の遊歩道をラン


何が釣れるのか釣り人もちらほらと・・・


こ~~んな 感じの遊歩道


白砂山(八間山)方向


11時46分  駐車場に戻ってみると満車状態


この展望台見た野反湖   走ってきた遊歩道が良く見える  感慨  チョット大げさか。

・・・・・・・・・

平成24年度の200名山登頂はこれで終了。

明日からは「ロードレース」に移行   これまでの鍛錬が実を結べばいいが・・・

そんで25年度の200名山に続く・・・・


「大日岳三山」

2012年11月11日 | Weblog

【大日三山の巻】

行動日:10月16日(火)

天  気:快 晴

●4年前  剣岳@雄山に登った日は1日中 曇天で展望が効かず残念無念の心境で帰宅となったため、今回は「快晴」を待ち行って見た。

↓ 4年前の9月21日の状況・・・紅葉的には良かったが山の頂上が見えないので壮大感が不明。


 ↓ 
剣岳から雄山に向かう途中 ようやく晴れ間が見えたが肝心の剣岳は終始雲の中


↓ 帰りのバスに乗る直前に急速に天気が回復・・・泣く泣く帰宅


今回は「秋の日本晴れ」  期待通りの眺望が得られ大満足

コースは、200名山という事で、室堂をスタートし、奥大日岳~中大日岳~大日岳~大日平~称名滝からランニングで立山駅まで戻るコースとした。

 

前日から立山駅の駐車場で車中泊する。

風呂は、近傍のホテルを利用、ゴウジャスで良かった。(700円)

↓ 6時起床し、6時20分開始の切符売り場に並ぶ。まだ閑散とした状況 (右が並んでいる人)
  7時の始発からもう少し混雑するかと思ったが拍子抜け(平日だからか)
  こんな事ならもう少し遅くまで寝ていれば良かったかと少し後悔

 


↓ いくらなんでも下駄で立山には行けないだろう。
  近傍宿泊の人か。 切符だけ買い、ホテルに戻って出直しするようだ。

     

 ↓ 7時 ケーブルカー発 500m急上昇
前に勇んで乗ったが、事後のバス乗り換えを考えたら最後に乗った方が良かった。          

 


途中の天狗平付近ではすっかり紅葉が終焉になりつつあった。この辺りの散策と言うかランニングも気分が良いかもしれない。 来年辺りは復路ランしてみたいと思う。


↓ 8時 室堂着  快晴  寒いかと思ったが日差しが強く予想外に暑い。 


  これから登る大日三山。 多くのハイカーには見向きもされない山かもしれない。


↓ 暑いので厚手のウインドブレーカーとフリースを脱ぎ軽装にしたが、今度は背中の荷物が重くなり、それはそれで大変。 (背中の荷物がでかい)

 ↓ 8時半 スタート 雷鳥沢ヒュッテ横を通り最短距離で乗越まで行くつもりが何時の間にか違う方向に登っていることに気が付く。 
今更引き返すのももったいないのでトレーニングと割り切ってそのまま登りまくる。

 どんどん奥大日岳が遠ざかっていく  完全にコースアウト  でも快晴の下、この稜線を一気に下れば奥大日岳まで一気に行けそうなので安心。
                                 ↓ 奥大日岳

 
 9時半 乗越小屋に到着  目の前に剣岳の雄姿が飛び込んでくる。 この雄姿は凄い。4年前はガスで良く見えず苦労したかいが無かったが今回は前回分も取り戻す展望に納得した。

せっかくの安定した天気、今から「剣岳往復から奥大日岳~称名の滝又は室堂」に変更しようと思ったが時間的な余裕がなさそうなので止めておいた。(室堂に戻るならば行けたと思うが)

 
雷鳥沢フュッテからの最短登山道まで乗越小屋から一気に下ってきた。 概ね1時間のロス。
                                 ↓ 乗越小屋付近

 

奥大日岳がグングン迫ってくる。 直登かと心配したが2511m峰を左から回り込んで行くので安心する。
                                    
               ↓ 2511m
峰                   ↓ 奥大日岳2605.9m 


2511m峰から背面の地獄谷~室堂方向を俯瞰する。  まるで箱庭

 

 
 この方向からの見る剣岳は圧巻  当に「剣」の山容 

                                 
 何故か立ち入り禁止の大日岳最高点  
                                    ↓ 2611m


      
 2611m最高点を後に、奥大日岳を目指す。快適な雲上コースラン


10時50分 「奥大日岳」到着
      この方角から見る剣岳は最高に恰好が良い。

 


室堂方向  道路から称名の滝が見える場所が良く解った。 物凄い浸食
                              ↓ 槍ヶ岳~                   ↓ 薬師岳


来た道を振り返ってみる。
                                               立山方向             
 


中大日岳手前の七福園   奇岩 大岩が庭園の様に広がっている。

                              ↓ 上の写真 大岩


またまた経路を振り返る。剣岳が小さくなってきた。  
奥大日岳から中大日岳へは@いう間だったような気がするがこう見てみると結構距離があった。
 




そしてまたまた快適な木道をラン。中大日岳目前




1140分 中大日岳到着  看板が貧弱 というか持ち運び便利 

 
12時01分  大日小屋(今年は既に閉館)を通り過ぎ、大日岳到着   中大日岳からは近い。
大日小屋で、カレーかラーメンを食べようと楽しみしていたが閉館とは・・・情報収集は重要だ。
昼食を携行していて良かった。


 剣岳を見納めしつつ下山

 

 

 室堂~立山方向の見納め  結構遠くから来たもんだ。  室堂辺りと標高差がない。

下山路は、称名の滝方向に下山   先ずは大日平山荘を目標 

途中の給水地点でたらふく水を飲む・・・チョット枯れ気味 

 

 
一気に下ってきたが周囲を見回すと物凄い紅葉

 
急坂が終了し振り返る    物凄い紅葉に驚いた。
このコースならではの景観だ。  この方向に下山してきてよかったと思う。
とは言え、行き会う人は殆ど皆無状態  もったいない 
  


大日平小屋も閉館だったためスルーし後ろを振り返りつつ殆ど水平な木道を歩く。 
遠くの立山、本当の見納め





しばらく水平に近いの木道を行くと景観が急変  難所の牛首を通過  慎重に下山するとゆったりした道に出る。 

 

14時11分  案外早めに道路に出る。 振り返ると牛首からは結構な急坂だった。

チョット迷ったが、時間に余裕があるので「称名滝」までランすることにする。 


 約10分ほどで称名滝 展望台に到着  滝まで距離はあるが物凄いマイナスイオンと瀑風を浴びる 
迫力は相当なもの   遅い昼飯を食いながらしばし堪能する。
 


立山駅行のバス時間が中途半端だったので、予定通り立山駅までランで行くことにすることにする。
距離的には7km程度で下りなのが嬉しい。




左に物凄い迫力の弥陀ヶ原の絶壁を見上げつつラン    この浸食は凄い。 
此処からを弥陀ヶ原へ登る登山道の所要時間が2時間となっているがきつそうだ。





立山駅まで最後の直線  疲れた・・・走りたくないが惰性で何とか・・・・





1520 無事立山駅に戻る。  距離的にはどのくらい走った(歩いた)のか不明だが時間的には約8時間程度と丁度良い感じだった。来年は、逆コースで立山道路をランで下山する案も気分爽快かもしれない。 



お隣の山118座目「有明山」

2012年10月30日 | Weblog

熟睡した車中泊  6時に起床  近傍の24時間スーパーで洗面@朝食を済ませ8時発 有明温泉に向かいます。

行先は、昨日の餓鬼岳に続き、隣の山「有明山」 

この「有明山」の印象と言えば、松本での勤務時代、天気が良い日に、常念岳~大天井岳方面を爽快な気分で見ていると、視界に入る邪魔な山。
あの山さえなけりゃもっと良い景色なんだがな~ と常々感じていた悪いイメージの山    餓鬼岳も同様 

更に以前、燕岳から見た時「あの険しさ、とても登れるような山じゃね~し、登ったところで価値が無いな~」と思っていましたが、200名山になっているため登らずをえません。

しかし実際に登ってみると、案外短時間に登れ、それなりに展望も良くやはり「200名山」と認識を新たにしました。 


有明温泉登山口まで道中から見える有明山・・・とても優美な山とは言えません。 正に「山」


コースは有明荘の裏から登るコースで往復6時間40分  ∴3時間20分~30分 見込み


有明荘の2~300m手前から道路脇の空き地は駐車車両で一杯   諦めて手前500m付近に駐車しラン開始

有明荘から見る有明山  かなり急角度です^^;


登山口は有明荘過ぎの道路を右に入ります。・・・が正解かどうか?  0845登山口到着

  


あの急角度からは想像できない、結構快適な道を進みます。(300m位ですが)


間もなく三段の滝との分岐点  ちょい三段の滝方面に下りましたが途中から激下りとなったため帰りの登りを考え途中引き返しました。
三段の滝はどういうものなのか見てみたい気もしますが・・・

 


しばし雑木林の中を登ります。 視界悪し・・・


何やら良く読めませんが、右が有明山方向なのでしょう。有明山神社・・・これも割れてます。

      


多少危ない場所も3~4か所ありましたが、慎重に登れば大丈夫でしょう。

こうみると結構な急傾斜。 登山道も同様です。


やっと視界が開けた場所に到着しました。 大天井岳~燕岳方向です。

 

有明山頂上を確認できる場所に出ました。 ここら辺り危険個所が続きます。


難所を越えると急になだらかな雑木林となります。
 ちょっと快適にランができます。短いですが。



頂上直前、展望の良い場所に出ました。
 昨日登った餓鬼岳です。憎たらしい山容ですね。

                  ↓  餓鬼岳         ↓ 鹿島槍

10時25分 以外にあっけなく頂上に到着しました。 
明確な山頂標識が無いのでチョット違うのかと思い一応中岳にも行って見ましたが、やはり此処がピークでした。



中岳は南側への眺望が良い場所。 やはり良く見えると言ったら「富士山(拡大)」が象徴的な山ですね。


大天井岳~燕岳の表銀座方向   

紅葉ラインの島模様が確認できます。  あまり綺麗ではないですね。


20分程眺望を楽しんだ後、下山  

危険個所を慎重に通過し、12時02分無事登山口に到着  

山の険しさに比し案外簡単に往復できた感じがしましたが、身体には相当負荷があったようで、両足のハムや腰に張りを感じます。

舗装路をダウンしつつ軽めにラン、車に到着し急いで着替えてストレッチし牛乳とオレンジジュースで栄養補給し明日以降に備えます。

帰路途中、有明山の見送りを受けましたが、さっきまであの頂上に居たとはとても思えないほどの険しい山容が印象的でした。

申し訳ありませんが、この山も2度と登りたくない山の一つとなりました。