Office2007(Word2007 Excel2007)を楽々使おう!

2007年1月に発売されたオフィス2007。これでワード2007 エクセル2007はらくらく使える!

☆ワードの「表示」タブ

2006年06月15日 00時14分23秒 | ☆ワード
■Office2010を楽々使おう!はこちら■

オフィス2007には「メニューバー」がありません。
今までのワードの「メニューバー」にあって、今度のワード2007の「タブ」にもあるものと言えば、まずは「表示」。
「印刷レイアウト」や「アウトライン」などはどちらにもありますね。
また「ルーラー」「グリッド線」「見出しマップ」なども同じです。

▼ワード2007 「表示」タブ


また、2007にはツールバーはありませんから、「ツールバー」という項目もありませんね。
ページの倍率に関係することも、「表示」メニューに入っていますね。
分類も見直されて、メニューが再編成されているのがわかりますね。

<参考>
▼ワード2003 メニューバー「表示」
2003だと「メニュバー」の「ウィンドウ」にあったようなメニュー、「ウィンドウの分割」「並べて表示」などが、
表示タブの中に加わりました。


目次はこちら

☆線の描き方(ワードの図形)

2006年06月14日 00時35分37秒 | ☆ワード
ワードで赤くて太い破線を描きたいとします。
パソコンの図形は、一度で目的のものを描こうと思ってはだめで、一度書いた基本の図形(黒くて細い線で塗りつぶしが白)をあれこれと変更していきます。

▼Word 2007「線の描き方」
ワード2007では、「ツールバー」が「タブとリボン」という仕組みに変わっています。まず「挿入」タブをクリックして、図形を選んで挿入します。もう「描画キャンバス」は出てきません。


図形を選択した時に「図形描画ツールバー」の代わりに「描画ツール」が出てきます。
「線の色」ではなく「図形の枠線」というボタンから色を変えます。(たくさんの色が使えるようになっています)
線の色を変え・・・


線の太さを変え・・・


線の種類を変えます。


オートシェイプの種類も、扱える色数もずいぶん増えたのですね!

<参考>
▼Word 2003「線の描き方」
以前は一本の黒い線を描くところからはじまりました。
画面に図形描画ツールバーを出しておきます。通常はワード画面の下方に出ます。その中から「直線」ボタンをクリックし、白い用紙の上でドラッグします。
まっすぐ引きたい場合は、Shiftキーを押しながら・・・。


線の色を変え・・・


線の太さを変え・・・


線の種類を変えます。


というように、図形描画ツールバーのボタンを順番にクリックしていました。

目次はこちら

★関数の入り口

2006年06月13日 01時44分24秒 | ☆ワード
エクセルの関数は、いろいろと便利なものが多いのですが、関数のボタンから出したり、覚えていれば数式バーに直接入力したりして使っていました。

エクセル2007では「数式」のタブができました。確かに「数式」関係がひとまとめになっていると、使いやすいかもしれません。
▼Excel 2007「関数の挿入」
エクセル2007を起動したところ。最初の画面にはもちろん「オートSUM」ボタンがあります。


新たに「数式」タブが加わりました。

「数式」タブをクリックすると、数式に関するさまざまなボタンが画面上部に出てきます。ここにも大きな「fx」「オートSUM」ボタンがありますね。
「fx」ボタンの名前は、今までは「関数の挿入」でしたが、エクセル2007では「関数ウィザード」に変わります。

それから関数が分類別になっているのがわかります。今までだったら「fx」(関数の挿入)ボタンを押し、さらに「関数の分類」を選んだのですが、「財務」「論理」「日付/時刻」などの分類のボタンがすでに画面に出ています。「財務」ボタンは他より大きいですね!


関数は授業でもたびたびご紹介していますが、「難しい~」というお声もありますね。でも覚えておくと本当に便利な関数もありますから、「数式」タブの登場で、もっと気軽に使っていただけるといいな、と思います!

<参考>
▼Excel 2003「関数の挿入」
数式バーの前の「fx」ボタンを押すと、いろいろな関数が出てきます。

この中から、関数の分類を選んで使います。

また、簡単な関数だったら、オートSUMの右の▼をクリックしても出てきました。


目次はこちら



★エクセルのワードアート

2006年06月12日 02時04分40秒 | ★エクセル
エクセル2003の時は、ワードもエクセルも同じワードアートの機能でしたが、エクセル2007とワード2007のワードアートはちょっと違うようです。

▼Excel 2007「ワードアート」の挿入
ワード2007と同様、「挿入」タブをクリックし、「ワードアート」ボタンをクリックします。


まず、出てくるデザインが違いますね。


デザインを選択すると、画面にそのデザインのワードアートが出てきます。画面上部も「描画ツール」「書式」と変わります。そしてそのまま入力をします。


ワードアートにそのままカーソルが出ているのが分かりますか?

文字の訂正も、カーソルが出ていますのでワードアートに直接入力して訂正します。ワードアートにカーソルが出るなんて・・不思議な感じですね。
カーソルが出ますから、文字の訂正もこのままできます。

目次はこちら

☆ワードアート(ワードアートの編集)

2006年06月11日 23時26分28秒 | ☆ワード
以前はワードアートの挿入をすると、「ワードアートツールバー」が表示されます。このツールバーでワードアートの編集をしていきました。
2007では、

▼Word 2007「ワードアートの編集」
ワード2007では、ワードアートを挿入しても「ワードアートツールバー」は出てきません。ツールバーに代わり、画面上部のリボンが自動的に変わります。ワードアート挿入直後は、「ワードアートツール書式」というタブが現れ、ワードアートに関係するボタン類がリボンとなって表示されます。


ワードアートの選択を解除すると、画面上部は「ホーム」のリボンになります。


再度ワードアートをクリックして選択すると、「ワードアートツール書式」というタブが現れます。


今度はワードアートをダブルクリックすると、、「ワードアートツール書式」というタブが現れ、ワードアートに関係するボタン類がリボンとなって表示されます。


このリボンの中に、テキストの編集や形状、塗りつぶしや線の色などのボタンが入っています。


ワード2007ではクリックやダブルクリックすることで、自動的に上のタブとリボンが変わり、必要なメニューが出てくるのですね。

<参考>
▼Word 2003「ワードアートのツールバー」



目次はこちら

◇黒曜石と月光(画面の配色)

2006年06月10日 08時47分43秒 | ◆オフィスの共通事項
オフィス2007の配色は2つあります。
「黒曜石」と「月光」です。他のメニューにはカタカナが多い割には、ここはなぜか「黒曜石」と「月光」。

▼Word 2007の配色


▼Excel 2007の配色


画面ショットをどちらで取ったらいいか悩むところです。
ちなみに以下のように変更します。

ワードで変更すればエクセルも変わります。
画面左上にあるオフィスマークのボタンをクリックし、「Wordのオプション」をクリックします。
ちょうど今までの、メニューバー「ツール」→「オプション」にあたるところですね。

個人情報の「配色」を変更します。


ちなみに黒曜石について調べてみますと・・・
★黒曜石(Obsidian)
眠っていた才能を開花させ、積極性が発揮されるよう導くと、伝承される。
才能の開花 に関係があるそうです。パソコンの才能の開花に寄与するのでしょうか!?
 
縄文時代から、矢じりの先に使われていたり、古代エジプトでは印鑑などに使われていた石でもあったそうです。そういえば歴史の教科書で見たことがあります。
詳しくはこちらをクリック

「黒曜石 月光」で検索すると、「月光を浴びた黒曜石」というフレーズでゲームのページが検索されます。なるほどねえ。

パソコンの用語ではありますが、「月」と「石」。ちょっとロマンチックな対比ですね。どういう意図でつけたのでしょうか。

そしてドリカムの吉田美和作詞・作曲「月光」には、この二つの言葉「黒曜石」「月光」が使われているのですねえ。う~ん、偶然の一致とは言えステキ。

目次はこちら





★行列の挿入は?(エクセル行列の挿入)

2006年06月09日 23時59分16秒 | ★エクセル
エクセルで行の挿入をする場合、以前は選ぶ行が大事でした。
授業では「選んだ行の“上”にできますよ」とか「選んだ行を“押し下げる”」という風にご説明してきました。
ではエクセル2007ではどうなったかと言いますと・・・

▼Excel 2007「行の挿入」
やっぱり「挿入」タブでしょ、と思ったのですが、

ん~、「挿入」タブをクリックしても、行列を挿入するらしいメニューが見当たりませんね。

答えは「ホーム」タブをクリックしたところにありました。



何でも「入」れたい場合は「挿入」メニューから、と思っていましたが、そういうわけでもないようですね・・。

<参考>
▼Excel 2003「行の挿入」
下の場合、「大杉」さんの上に「江崎」さんを入れたいわけですから、「大杉」の行を選んでおきます。
言い換えれば「大杉」さんが下がれば、「江藤」さんが入る、ということですね。


目次はこちら

☆物差しの出し方(ワードのルーラー)

2006年06月08日 23時14分12秒 | ☆ワード
ワード2003を開くと、いつも紙の上にあるルーラーという目盛。
授業ではインデントやタブの時にはルーラー上で作業をしていただきましたし、段組みの時にもルーラーを見ていただきました。

ワード2007を開くと、最初はこのルーラーが出ていませんでした。
▼Word 2007「ルーラーの表示」
な、ない・・・。この機能はなくなったのか!? 


こんな時は、画面の表示に関係することだから「表示」タブ。
「表示」タブをクリックすると、ありましたありました!

ルーラーにチェックを入れます。


それ以外に、画面の右端にもルーラーを出すボタンがありました。


<参考>
▼Word 2003「ルーラーの表示」


目次はこちら

☆画像のサイズ変更は両手で・・・(オブジェクトのサイズ変更)

2006年06月07日 23時59分07秒 | ☆ワード
クリップアートやワードアートなどのサイズ変更をしたい場合、
「画像の角で」「両向き矢印を使って」「ドラッグする」というのが
今までのやり方でした。
画像の角をドラッグすると、縦横比を変えずにサイズ変更できました。
ワード2007も、もちろん画像のサイズ変更はできるのですが
ん?? どうしてこうなる??

▼Word 2007「画像のサイズ変更」
変更中のイラストが薄い色で出てくるのですが、
なぜにのっぽのバスや、でぶっちょのバスになるのでしょう。

普通にドラッグすると、大きさは思いのまま。裏を返せば縦横比が崩れて
しまうことにもなります。これをのっぽにもならず、でぶっちょにも
ならずに変更するのはなかなか大変。
そこで! 登場するのが「Shift」キーです。


「Shift」キーを押しながらだと、縦横比が崩れずにサイズ変更できます。
でもこれって、画像のサイズ変更のたびに両手を使う・・ということに
なりますね。

<参考>
▼Word 2003「画像のサイズ変更」


目次はこちら


★セルの書式設定のメニュー

2006年06月06日 00時52分34秒 | ★エクセル
エクセルでは複雑な罫線を書く時や、セルの中の文字の配置
などを変更したい場合は、「セルの書式設定」のメニューを出します。

エクセル2007の場合は、エクセル2003のようにメニューバーがありませんから、
どこから出すのか・・・
▼Excel 2007「セルの書式設定」

「ホーム」タブをクリックすると、あちこちに「ダイアログボックスランチャー」アイコンがあります。
そのどれかをクリックすると・・・

ありました、ありました! 見慣れた「セルの書式設定」が!
少し横長になりましたね。

もちろん、今まで通り「右クリック」→「セルの書式設定」と出すことも
できます!

<参考>
▼Excel 2003「セルの書式設定」


目次はこちら



★印刷前のお約束(印刷プレビュー)

2006年06月05日 23時55分26秒 | ★エクセル
エクセルで編集して、さて印刷だというところまでこぎつけたら
必ず「印刷プレビュー」を見ていただくよう、教室ではご案内
しています。
2007ではどこにあるのか、とあちこち探してみましたがすぐには見つかりません。
印刷に関係することだから、ここかな・・・? と思ったらありました!
▼Excel 2007「印刷プレビュー画面」

見たら閉じます。

・・・なんでなくなってしまったのかな?それとも他にあるのかな?

<参考>
▼Excel 2003「印刷プレビュー画面」
通称「白い紙に虫眼鏡」


目次はこちら


☆ワード2007のワードアート

2006年06月04日 01時53分11秒 | ☆ワード
タイトル文字などに使われる「ワードアート」。
さて、ワード2007ではどこが入り口かと言いますと・・・
▼Word 2007「ワードアート」の挿入
「挿入」タブをクリックします。そして「ワードアート」のボタンを探します。
ボタンのデザインも同じですね。

デザインも今までと同じものがすべて揃っていますね。

目次はこちら


☆ワード2007のクリップアート

2006年06月03日 01時49分02秒 | ☆ワード
イラストを入れる際、「クリップアート」を使います。
さて、ワード2007ではクリップアートはどこにあるかといいますと・・

▼Word 2007「クリップアート」
「挿入」タブをクリックします。見慣れた「クリップアート」のボタンがありました。
今までよりも大きくて見やすくなっていますね。
キーワードを入れてクリップアートを探すところも、今までと同じですね。


目次はこちら


☆今までのワードのページ設定メニューは?

2006年06月02日 23時44分59秒 | ☆ワード
ワード2007のページ設定は、目で見て分かりやすくなりましたが
今までなじみのあるメニューはなくなったのか、というとそうではありません。
ちゃんとございます~。

ページレイアウトタブをクリックします。
▼Word 2007「ページレイアウト」のメニュー

ダイアログ ボックス ランチャーという小さなアイコン(ボタン)をクリックすると

ね、今までのおなじみのメニューが出てきます。
生徒さんに新しいOfficeのお話をしたり、このブログをお見せしたりすると
「え~、また覚えなおすの?! せっかく覚えたのに~」との
反応が多いのですが、今までの知識は絶対、無駄にはなりませんから
ご一緒に使いこなせるようになっていきましょうね!

それにしても10年ぶりの大改定ですから、できたらカタカナ用語をもっと
直感的にわかりやすい日本語にしてもらえると、もっと使いやすくなると
思うのですが。

目次はこちら

※ダイアログボックス
WindowsやMac OSなどの操作画面で、エラーメッセージの表示や操作の確認要求などに用いられるウィンドウのこと。1行に収まるような簡単なデータを入力するためのウィンドウもこれに含まれる。「ダイアログ」とは「対話」という意味で、コンピュータから人間に何かを伝えるときにメッセージを表示するために使われる。ダイアログボックスは画面内の他のウィンドウより手前に表示され、ユーザに認知されやすくなっている。なお、Webサイトでよく見かける広告表示ウィンドウは「ポップアップウィンドウ」と呼ばれ、コンピュータからのメッセージを表示するダイアログボックスとは区別される。(Yahooコンピュータ辞典より)


※ランチャーとは
あらかじめ登録しておいたファイルやプログラムをアイコンで一覧表示し、マウスクリックによって簡単に起動できるようにするアプリケーションソフト。普通はコンピュータが起動する時に自動的に起動し、登録されている項目をアイコンなどの形で表示したウィンドウが開くようになっている。ユーザはそのアイコンをクリックすることで、目的のプログラムを探すことなく、簡単に起動することができる。いわばショートカットの管理用ソフトウェアである。Mac OSのコントロールパネルに標準で搭載されているほか、携帯情報端末や大手メーカー製パソコンなどに搭載されていることが多い。具体的な機能や操作方法はそれぞれのランチャによって少しずつ違っている。 (Yahooコンピュータ辞典より)

☆見て分かるページ設定

2006年06月01日 23時59分45秒 | ☆ワード
さてと、用紙サイズはB5にして、紙を横に使おう。
それから余白はこれくらいにして、と。
印刷物を作る際、最初に用紙の設定を行います。「ページ設定」と呼ばれる作業です。
ワード2007では、このメニューが目で見て分かるようになっていました。
「ページレイアウト」というタブに集約されています。

▼Word 2007「ページレイアウトの画面」
用紙サイズを選択する画面です。


余白は、あらかじめ決められたパターンの中かも選べるようになっています。
もちろん自分で設定することもできます。「狭い」とか「広い」なんていうのも
あるんですね。


こちらは用紙の向きです。


今まではこうでした。
▼ワード2003「ページ設定の画面」




さて、みなさまならどちらが「分かりやすい」と思いますか?

目次はこちら