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“ 嵐が吹き消した 恵みのろうそくを 再び取り上げ、それに新しい明かりを灯さなければならぬ。” 教皇ヨハネ二十三世

file.no-76 『コードギアス 反逆のルルーシュ』

2007-07-18 22:53:31 | et cetera
アニメにハマッテしまいました。
『コードギアス 反逆のルルーシュ』というアニメに…。
アニメに、ハマルなどと…赤面ものですが。
アニメ…連想するものは、オタクと呼ばれる異様な人々。エネルギッシュで、油ギッシュ。DVDや本、グッズに湯水のごとくお金を費消する人々。
私は、基本的にアニメやそれをこよなく愛する人々は、苦手でございます。

今や私もその一人か。
…ですが、今はまだ、このアニメしか受け付けておりません。
ほかのアニメなんぞ観たら、多分吐きますね。別に、アニメを忌避している訳ではないのですが。

さて、このアニメの大筋は、ブリタニア帝国という超大国に侵略され、『エリア11』という属領にされた日本というパラレル・ワールドを舞台にして展開されます。
侵略から7年後、ブリタニアを潰したいと願う少年、ルルーシュ・ランペルージが、「ギアス」という異能の力を持ったことから話が始まります…。
彼は、仮面をつけ、「ゼロ」と名乗り、ブリタニアとの戦いを始める。
細かな話は、公式サイトをご覧いただきたく。
“コードギアス 反逆のルルーシュ”
普通なら、概略を述べたいのですが、アニメはちょっと恥ずかしくて…。

恥ずかしくはありますが、この話はなかなかに面白いのです。
作中の設定や、登場人物の台詞などには、海外の実写映画に勝るとも劣らない光るものがあります。このアニメに共感したDVD担当、コミック担当、それに文庫担当の私の三人が全員一致で『コードギアス』フェアを店舗で展開したほど。

一例を挙げれば、敗戦国・日本の残党が、『解放戦線』というテロリストとなりブリタニア人に対してテロ活動をするのですが、ルルーシュは、こう言う。
「古いな! やるなら、戦争だ!
そして、兵器を整え、ブリタニア軍への攻撃を始める。一般人を狙うのではなく、軍事力を有する彼らを狙う。
力の無い者を狙うのではなく、力有る者を狙う。

その一言で、私はこのアニメへの共感スイッチが入りました。
イラクでは変わらず治安が悪く、テロも止まない。アメリカ軍のみに、軍幹部や、ブッシュ政権首脳のみへの武力行使を試みようとしない。もし、イラクの人々がそうするのなら、私は彼らに喝采を送る。それはもうテロでなく、明確な支持の得られる軍事行動となりうるからです。

バイトの人に尋ねると、『コードギアスの魅力』というものは、登場人物のビジュアルや物語の展開にあると答えが返ってきました。私もそれは感じましたが、私が最もハマッた要素は、主人公の叫んだ一言、「やるなら、戦争だ!」これに始まります。

他にもハマる要素はございます。
たいへんな巻き舌で「オオゥルウゥゥ、ハァイルゥ、ブウリィタァ~ニィアァ!」と叫ぶブリタニア皇帝。愛するあまり、女性を四肢をチェーンソーで切断しようとするトリッキーなストーカー(TV放送時は、現実の事件と噛み合ったそうですが…)。
大切な親友が、自分の敵に回ってしまう展開。自分を好きだと言ったクラスメイトの女子を、仮面の素顔を知られ、自分に関する記憶そのものを消し去ってしまう…など。

『コードギアス』自体、キャラクター原案をCLAMPが、主題歌をFLOWが担当したり、BIGLOBEと提携しTV放送途中からネット配信も併行したりとそういうのが好きな人々には大変に評判がよかったとか。
私自身は、DVDで観たり、まだDVD化されていないエピソードをネット配信で観たりいたしました。
今月末には首都圏などでは、24、25話が公開されるとか。四国愛媛はアニメ後発エリアですので、多分ネットで観ることになるのでしょうねぇ…。

季節は、夏。学生さんたちは夏休み。レンタルショップではアニメや映画のDVD貸し出しが急増いたします。本を読めとは言いませんが、どうせ観るのなら、噛み応えのあるモノをご覧いただきたいものです。
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