A.N.A.L. Co., Ltd. Executive Office of the President

“ 嵐が吹き消した 恵みのろうそくを 再び取り上げ、それに新しい明かりを灯さなければならぬ。” 教皇ヨハネ二十三世

file.no-127 『 VAIO Lシリーズ SVL2411AJ 』

2012-08-16 06:19:39 | et cetera
 
よくよく 考えれば、まともにレヴュー記事を書くのは、前回の file.no-126 『 いばらの王 -King of Thorn- 』 以来、実に、半年ぶり。
映画やCD、ゲームに書籍。 いろいろと、興味深いモノには 多く触れていたのですが、「 書きたい! 」 という意欲がダウンしていたり、「 触れてはいけない 」 という社会的事情があったりと――。 まぁ、書くことは、気持ちの整理、考えの整理にもなりますし、けして悪いことではない。 『 小説家を見つけたら 』 からの引用ですが、まさに 「 第一稿は、ハートで書け 」 です。 ハート―― こころ、抑えられない心、気持ち。 書くことには、心の強さも必要です。

***

夏コミ用に確保していた12万円。
戦いに行けなかったために、残ってしまったお金。 それを丸ごと新しいPCに投入しました。
「 メーカーは、どこか 」 なんて、書くだけ野暮ってもんですが、もちろん ソニーです。

メインで買うPCは、東京にいた頃から 此の方、ソニーのVAIO。
VAIO、これしかありません。 なぜって、物語があるから。

東京にいた頃、映画 『 バイオハザード 』 が公開されました。
単純に、名前から 《 バイオ ⇔ VAIO 》 !!

さらには 続編 『 バイオハザードⅡ 』 では、劇中で アシュフォード博士が “ VAIO ” を使っていたことから ( 配給元が、ソニー・グループですから、さも ありなん )、買い替えのたびに VAIOに手が伸びる。 「 PCと言えば、VAIO! 」 ―― サブリミナルみたいなもの。
「 VAIO信者 」 と、そう からかわれた事もありますが、さて……。

閑話休題。

私は、モバイルPCは好みませんので、デスクトップ/液晶一体型モデルを購入したい―― となれば、VAIOシリーズでは、LシリーズかJシリーズの どちらかからチョイス。
ソニーに限らずですが、一般向け デスクトップ/液晶一体型モデルと言えば、内実は モバイルPCと同義ですが、そこは それ。

1; 2012年夏モデルは、CPUに インテル Core i7 の第3世代 “ Ivy Bridge ” を採用。
2; ブラビア・ブランドと同様に、X-Realityを搭載させて、ディスプレイのブラビア級画質を達成。
3; メモリ搭載量は、大きいほどいい。

―― 以上、1~3の点から、Lシリーズをチョイス。
購入先は、家電量販店か、ネットストアか、ソニーストアかを選べますが、まぁ、ソニーストアでしょうねぇ。
ソニーストアのオーナーメイドモデルなら、自分で構成を選べて、不必要な構成を削ぎ落とせもしますし。
( 今どき、量販店でPCを購入するユーザーは、あまり いないのでは、と危惧します…… )

たとえば、Lシリーズには、裸眼での3D映像が可能な、特殊パネルの搭載が出来る。
この 〈 3Dパネル 〉 だけは、中四国地方の大手家電量販店 デオデオさんの売り場まで見に行きました。
―― ンまぁ、2D表示している時の、画面の 見づらいことといったら ありませんでした。
ハニカム状のパネルの目が、チラチラ気になって、ディスプレイ画質が 「 濁っている 」との印象。
必要か 不必要か というと、私には ほぼ不必要だと思い、サクッと削除。
ことほど左様に、いらない構成が、店頭販売モデルは 多い。

結局、

 ・インテル Core i7-3610QM 2.30 GHz
 ・メモリ 16G
 ・NVIDIA GeForce GT 620M GPU 1G
 ・HDD 2 TB ( 5400 回転 )
 ・ブルーレイディスクドライブ
 ・オフィスソフト、タッチパネル機能、TVチューナーは削除。
 ( “ スグつくTV ” 搭載の チューナーだけは、メーカーの強制仕様 )

―― の構成で、10万4800円のプライス。
余ったお金は、そのまま同人関係に投入することにしました。 さ~って、ハンマープライス!!

***

オーダーは、お盆前の出荷に間に合ったらしく、品物は8月の2週目に届きました。

スコアを確認したら、4項目が 6.7 ~ 7.8 でしたので、窓7使用には 不足は無いと一安心。
窓の蜂になれば、タッチパネル機能非搭載が 影響するかも。 ただ、よほどでなければ、蜂を入れる必要はないのではないかとも 思われるところ。


使用感としては、やはりディスプレイの鮮明さは、従来のVAIOと一線を画していると実感します。
Core i7 も 第3世代ですので、消費電力・発熱ともに抑えられており、試しに FF11をダウンロードしてプレイしましたけれど、温度も70度前後で しっかり軽減されていました。
VAIOは 排熱が悪く、Lシリーズも 排気口が 裏面上部にあるのみで、吸気口が見当たらないのがイヤンでしたが、これなら まぁ 安心といえなくも―― ない。

指輪物語ファンのたしなみ、オンラインゲーム 『 ロード・オブ・ザ・リングス オンライン 』。
日本語版サービスは終了し、海外版サービスにはなりますが、絶賛 無料プレイサービス中ですので、試してみると やはり同様にサクサク動きました。
発売当時のFF14のような、極端にハイスペックを要求するゲーム でなければ プレイは可能のようですね。 所詮は、ノートPCですので、発熱には 要注意ですが。
お試しなので、最小限のプログラムでよかったのに、起動させたとたん、「 これでもか! 」 とバージョンアップを強制させてくれたFF11には笑いました。 なんですか、「 終了まで3時間オーヴァー 」 って、アナタ!



***

使い勝手に不便はなく、あえていうなら、USB 3.0 対応端子搭載なのに、リカバリメディア作成の際に、「 リカバリには、USB 3.0 メディアは使えないよ~ 」 という 不思議仕様があったくらい。

その他は、体感できる範囲で、レスポンスや静音性、省電力など 問題なし。 ゲームも、ほどほど可能でしたし。
第3世代とはいえ、モバイル向けCPUのでさえ これならば、デスクトップ向けのモノなら、グラフィック機能強化は予想するに容易なところ。

そう、FF14といえば、「 新生エオルゼア 」 が、9~10月ごろに正式サービス開始だとか。
発売当時の 「 釣りだけで、鎧ぶっ壊れ 」、「 ポイスー 」 ネタは、いまだにカスタマーのトラウマですが―― さて。
年末ごろには、FF14用に、専用PCを購入して プレイしてみるのも面白いかもしれませんね。

発売直後にプレイする、コアなファンの 人柱な皆様のリポートに アテンション、プリーズ

とりあえず、BLゲーム 『 DRAMAtical Murder 』 でもプレイして待っているとしましょう。
 

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