『ヱヴァンゲリオン新劇場版:破』 盗撮動画流出
各メディアNetで報じられております。 映画館での映画をデジカメなどで撮影することは、盗撮であり、該当法で処罰の対象となる行為でございます。
盗撮は、映画興行収入に影響を与える行為とみなされ、関係者の頭を悩ませるらしい…です。
(あいにくと、シネマ関係に知人がおりませんので、なんとも…)
…で、私が云いたいのは、「エヴァの盗撮動画流出、それがなにか?」 ということ。
そもそも、盗撮して動画をネットにアップロードしたところで、その映像は激しく劣化しており、観る者を十二分に満足させることは望むべくもない。 そのようなものを観た として、観た者が映画館に足を運ばない、などということが有り得ようか。
粗製の映像を観て、満足しえようか。
映画館の巨大スクリーン。 音響。 同好の士に囲まれて観たいものを観る、あの充足感。
所詮、盗撮は 盗撮。
むしろ、それを観た者が、より高品質なものを観たいと思い、映画館に足を運ぶのではないでしょうか。
それは、その盗撮動画を観た私自身が、そう思ったことでもあります。
もちろん、これは、観る者を 盗撮映像ごときでは満足させない、「優れた映画作品」に限るでしょうが…。
そして、『 ヱヴァンゲリオン新劇場版:破 』 は、優れた映画作品です。
インディーズだからこそ、ここまで挑戦した作品だというべきか。
「盗撮動画ごときは、よい宣伝。
むしろ、中国、東アジア圏内で流されるなら、ファンの観劇目的での来日を誘致したいくらい」
自信と余裕ある関係者なら、それくらいは大きく構えているのでは。
私が以前、書籍小売業に関係していた頃、DVD・CD部門担当と話したことがあります。
「CD,映画DVDは、レンタルやディスクコピーが発達してから、売上が厳しい」と。
でも、私はこう答えたのです。
「特定のアニメ、実写や大物アーティストは、そうではないでしょう?
DVD特典や先行予約特典、パッケージデザインなどは、コアなファンを惹きつけ放さない。
例え、5000円だろうが1万円だろうが、彼あるいは彼女たちは 惜しみますまいよ」 と。
…事実、数字をみると 商品によって売れ続けるシリーズはあったのです。
レンタルやディスクコピーの影響で、売れなくなったのは、元々出来の良くなかった商品ばかり。
セブン&アイ・ホールディングスの鈴木CEOが、「商品の価値こそが最優先で、価格は二の次」と言ったことがあります。 価値のない商品は、早晩お客様に飽きられ、買わなくてもよい、そうみなされて然るべき。
まして、不景気感に脅かされる人々はそうでしょう。「買うほどの価値はない、複製品で結構」。そう思われれば、危険。
だからこそ 私は、この盗撮こそ、さらに集客力を与えるチャンスだと考えるのです。
騒がれれば、騒がれるほど、未知の顧客が目を向ける、興味をそそられる きっかけとなるでしょう。
コアで、ディープで、マニアックで、リピーターな従来の客層以外の。
前作興行収入20億円を超える、推進力のひとつとなるでしょう。
…で、以下はアンチ・シネマズ。
四国香川、徳島の映画館は、「ヱヴァ」上映が8月中旬辺りからになる とのこと。
話題性のある内に、一気呵成に事を決しないのは、たいへんなチャンスロスなのではないでしょうか。
「アニメヲタ」の若年層を取り込み、売上を稼ぐには、せめて7月下旬までには上映開始すべきなのでは。
顧客を惹きつけ続けるには、リスクを覚悟で、売れ筋と見せ筋とを用意すべきなのではないでしょうか。
各メディアNetで報じられております。 映画館での映画をデジカメなどで撮影することは、盗撮であり、該当法で処罰の対象となる行為でございます。
盗撮は、映画興行収入に影響を与える行為とみなされ、関係者の頭を悩ませるらしい…です。
(あいにくと、シネマ関係に知人がおりませんので、なんとも…)
…で、私が云いたいのは、「エヴァの盗撮動画流出、それがなにか?」 ということ。
そもそも、盗撮して動画をネットにアップロードしたところで、その映像は激しく劣化しており、観る者を十二分に満足させることは望むべくもない。 そのようなものを観た として、観た者が映画館に足を運ばない、などということが有り得ようか。
粗製の映像を観て、満足しえようか。
映画館の巨大スクリーン。 音響。 同好の士に囲まれて観たいものを観る、あの充足感。
所詮、盗撮は 盗撮。
むしろ、それを観た者が、より高品質なものを観たいと思い、映画館に足を運ぶのではないでしょうか。
それは、その盗撮動画を観た私自身が、そう思ったことでもあります。
もちろん、これは、観る者を 盗撮映像ごときでは満足させない、「優れた映画作品」に限るでしょうが…。
そして、『 ヱヴァンゲリオン新劇場版:破 』 は、優れた映画作品です。
インディーズだからこそ、ここまで挑戦した作品だというべきか。
「盗撮動画ごときは、よい宣伝。
むしろ、中国、東アジア圏内で流されるなら、ファンの観劇目的での来日を誘致したいくらい」
自信と余裕ある関係者なら、それくらいは大きく構えているのでは。
私が以前、書籍小売業に関係していた頃、DVD・CD部門担当と話したことがあります。
「CD,映画DVDは、レンタルやディスクコピーが発達してから、売上が厳しい」と。
でも、私はこう答えたのです。
「特定のアニメ、実写や大物アーティストは、そうではないでしょう?
DVD特典や先行予約特典、パッケージデザインなどは、コアなファンを惹きつけ放さない。
例え、5000円だろうが1万円だろうが、彼あるいは彼女たちは 惜しみますまいよ」 と。
…事実、数字をみると 商品によって売れ続けるシリーズはあったのです。
レンタルやディスクコピーの影響で、売れなくなったのは、元々出来の良くなかった商品ばかり。
セブン&アイ・ホールディングスの鈴木CEOが、「商品の価値こそが最優先で、価格は二の次」と言ったことがあります。 価値のない商品は、早晩お客様に飽きられ、買わなくてもよい、そうみなされて然るべき。
まして、不景気感に脅かされる人々はそうでしょう。「買うほどの価値はない、複製品で結構」。そう思われれば、危険。
だからこそ 私は、この盗撮こそ、さらに集客力を与えるチャンスだと考えるのです。
騒がれれば、騒がれるほど、未知の顧客が目を向ける、興味をそそられる きっかけとなるでしょう。
コアで、ディープで、マニアックで、リピーターな従来の客層以外の。
前作興行収入20億円を超える、推進力のひとつとなるでしょう。
…で、以下はアンチ・シネマズ。
四国香川、徳島の映画館は、「ヱヴァ」上映が8月中旬辺りからになる とのこと。
話題性のある内に、一気呵成に事を決しないのは、たいへんなチャンスロスなのではないでしょうか。
「アニメヲタ」の若年層を取り込み、売上を稼ぐには、せめて7月下旬までには上映開始すべきなのでは。
顧客を惹きつけ続けるには、リスクを覚悟で、売れ筋と見せ筋とを用意すべきなのではないでしょうか。