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“ 嵐が吹き消した 恵みのろうそくを 再び取り上げ、それに新しい明かりを灯さなければならぬ。” 教皇ヨハネ二十三世

女優 エリザベス・テイラー 逝去

2011-03-24 21:43:58 | Essay
 
3月23日、合衆国カリファルニア州ロサンゼルスの入院先の病院にて亡くなられたと報道がありました。享年 79歳。

おそらく、昭和生まれで洋画好きの人間にとっては、彼女の姿をスクリーンで観た人間も多いのではないでしょうか。
私は、DVDでのみ、観ておりますが…。

言うまでも無く、アカデミー賞女優であり、『バージニア・ウルフなんかこわくない』(1966年)。
演技というよりはむしろ、ギャラの多さで話題になった感のある『クレオパトラ』(1963年)。

私にとっては、アンジェラ・ランズベリーと共演した、『クリスタル殺人事件』(1980年)。
ランズベリー女史が、ミス・マープル役で主演でしたのに、テイラー女史もマリーナ・グレッグ役(殺人犯)で共演して、いったいどっちが主役のスポット当てたいのか、観ていて分からなくなったほど。
―― あの映画のイメージが強いのですが。

ひとつの時代を代表する、大女優ではある。
個人的には、グレタ・ガルボのほうがよかったのではと思ったりしますが。

エリザベス・テイラーは、HIVでの活動実績もありますので、やはりハリウッド・スターとしての責務を果たしたという点で、高く評価します。
デイムの称号も、伊達ではない。
( 大英帝国から叙勲されておいでですので、デイム・エリザベス・テイラー と表記しました。)

安らかなお眠りを、お祈り申し上げます。
  



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