冷たい目で見ないで

みなさんこんにちは。

本日、41歳になりました。バカボンパパと同い年です。

いつもなら誕生日が近づくにつれてブルーになってましたが、今年は珍しく「無事に迎えられてよかったなぁ」という気分です。もし事故の時、頭の打ちどころが悪かったら。車道側に倒れた直後に後ろから自動車が来てたら。今日、母マリコが買ってきたセブンイレブンのあんみつぱふぇをバースデーケーキがわりに食べながらVS嵐を見ることはなかったでしょうから。

前にも書きましたが、3月19日(木)の夕方に頭を打って意識を失い、搬送された高松の病院のベッドで眠り続け、意識が戻ったのが21日(土)の夜でした。2日間ずっと眠っていたのではなく、時々目を開けて医師の質問に答えることもあったそうです。どんな質問をされてなんと答えたのかは記憶にないのですが、受け答えはまともだったとか。変なこと言ってないか心配だったのですが、まともだったと聞いてほっとしました。その時の私のほうが普段の私よりも冷静で大人だったかもしれません。

最初、意識が戻るまでに2日もかかったのは、点滴を通して何か投薬していたからだと思っていたのですが、実際は特に何も投薬されておらず、点滴は単なる栄養補給でした。しかしその2日間の点滴のおかげで、4キロも太ったのを知ったときは驚きました。恐るべし点滴！病院の食事に切り替えたらすぐ元に戻ったからよかったものの、もし体重が増えたままだったら入院生活は地獄だったことでしょう。

それはさておき、なぜ2日間ぐーすかぴーと眠っていたのかは今もって謎ですが、目が覚めたのが3月20日でも21日の朝でも昼でもなく3月21日の夜だったことで、ある理由から私は救われた気持ちにもなったので、これでよかったのだと思っています。周りには大迷惑をかけてしまったけど。特に、ずっと付き添ってくれていたマリコには。

マリコや姉たち家族だけでなく、倒れている私を見つけて救急車を呼んでくれた見ず知らずの人、救急車が来るまで頭から流れる血をタオルで押さえてくれた近所の人（この人は道にできた血だまりを後で洗い流してもくれた）、両親を呼びに行ってくれた幼馴染のお父さん、私が怪我をしたことを人づてに聞いた私の友人、姉の幼馴染、遠くに住む従姉、職場の人たちなどなど、いろんな人に心配と迷惑をかけてしまいました。入院生活をサポートしてくれたり、病院まで見舞いに来てくれたり。退院してからもお花やケーキなどお見舞いの品をいただいたり、温かい言葉をかけてくれたり。本当に、ありがたいやら申し訳ないやらで、胸がいっぱいになりました。まあ、中には冷やかな対応をする人もいますけど。私が頭に怪我をして入院していることを、私の意識が戻る前から知っていても。別に心配してほしいわけではなくて、「ああ、そういう人なんだ」と認識するだけですが。今、私はもう、その人のことを素晴らしい人だと称賛する人に無理に話を合わせる必要がないので。

事故で頭を打ったときに、いろいろと倦んでいた一年間の記憶が無くなればよかったのにと思ったこともありますが、もしそうなると私は「39歳10か月でまだぎりぎり30代だと思っていたのに、目が覚めたらすでに40代に突入していてしかももうすぐ41歳」という悲惨な状況に陥ってしまうところだったので、そうならなくてよかったです、ハイ。これまでの1年を消すのではなくしっかりと糧にして、これからの1年を充実したものにできるよう、頑張りたいと思います。

まずはダイエットだな！あんみつぱふぇ食べた後だと説得力ないけどな！！