ある年代を過ぎると歳月の移り変わりが速く感じ自分の時間は止まり 世間は烏兎匆匆と流れ行く目まぐるしく動くのは私ではなく 周りの風景なので映画のスクリーンの如く 呑気に鑑賞するに至るしかしながら近頃は あまりにも情報量が多過ぎて 頭に刻みこむ作業も 追いつかなくなる始末もっと私の人生も 烏兎匆匆としてくれたらこの時代に何とか併走できるのにな…