“坂の上の雲”

登っていく坂の上の青い天に、もし一朶の白い雲が
輝いていてもいなくても、また坂を登っていきます。

12/06/03『夕張岳(金山ルート)』

2012-06-03 | 5道南・夕張の山

6月3日、この時期の夕張岳(金山コース1,667m)に登りました

遥か中央に十勝連峰が既に夏の雲を頂いて鎮座しています

過去に登ったのはいずれも6月(10日、20日)、中腹から山頂までの残雪の量が年によって

違います。

今年の夕張山地は、相当量の積雪であったにも関わらず、雪解けが一気に進み雪渓はそれ

ほど大きくありません。

 

この日は、トモエ社“山の同好会”の面々と一緒です

ただ、山の同好会の皆さんは、体力増進目的と同じぐらい、山菜を愛する人達なので、

この日も主目的は「山菜」です。

朝、4時30分に野幌の“おじさん”宅に集合して、一路南富良野の金山目指します

占冠の道の駅に休憩で留まりました。

着くなり、メンバーの一人が「食事や飲み物はどこで買うのでしょうか?」

普段、(社)の連携がよくないことはありません。

しかし、遊びとなると、とたんにコミュニケーションがうまくとれません。

真面目な集団だからです(^^;)

 

占冠にコンビニなど無い

金山にはもっと無い

登山は「自分口」と心得てください。

自分のことは、自分で済ます。当日までに準備が完了していない場合は、自分から

意思表示すること、これが大事です。

ま、お腹が空いたら「山菜」を食べるのが良い

 

■7:00登山開始

■9:55小夕張岳に立つ

 

今日の日まで、ザック、靴、ウェア、帽子を新調した“野幌のおじさん”は、ここで達成感を

感じていただいて得意満面です(^^)。

さ、

ここまで引率をした私は、記念写真撮影後、メンバーを置き去りにして夕張岳山頂を目指し

ます。

いやいや、置き去りにされたのは私しの方で、メンバーは主目的の「山菜」の生い茂る

スポットに意識が行っており、気持ちは下山後のビールと酒の肴の調達です。

サヨオナラ、羆に注意して沢山肴をゲットして帰ってね!

■11:50夕張岳山頂

 

この時期雪渓がまだまだ多いため、未経験者は道迷いの心配から足を踏み入れていない。

すっかり残雪もなくなっているであろう大夕張コース(金山と逆コース)は、林道及び新シューパロ

ダムからのアクセスが開始していないため、アプローチしてくる登山客はゼロ

故に、頂上は独り占めです。

南には日高山脈が連なります

西には大夕張からのアプローチ、夏には一面お花畑です

  

いつものように、「この時期の夕張岳の良いところ」

虫が居ない(ありがとう)

芦別岳が眼前にデカい

晴れれば、大雪、十勝連峰、日高山脈は言うに及ばず、増毛山地が一望です。

雲海(札幌、苫小牧、十勝平野が雲の下)よありがとう。

我が故郷「夕張」の名前が付いてる「いいね!」

まだまだあるけれど、今日はこのぐらいに・・

 

■12:20下山開始

■14:20下山(登山口)

 

 

120603『夕張岳(金山コース)』

 

【備忘録】

いつも入浴する占冠「湯の沢」温泉は6月1日から9月30日まで閉館とのこと、

理由は詳しくわかりません。近くに日帰り温泉のない同地区では、さて期間中何処で

汗を流そうかしらん(-_-;

 

 


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