“坂の上の雲”

登っていく坂の上の青い天に、もし一朶の白い雲が
輝いていてもいなくても、また坂を登っていきます。

23/07/08『北戸蔦別岳』

2023-07-08 | 4日高山脈の山

北海道も今日を境に気温が上がる予報の7月第2週の登山は、

日高山脈の山「北戸蔦別岳(1,912m)」に登って来ました

 

戸蔦別岳~幌尻岳を背に

 

Motoさんには二年越し、三度目の正直で日高山脈の山並みをご紹介できました

(二度ともチロロ林道閉鎖の確認が出来ていなかったため✖)

Kasaneちゃんも初めて見る山域の素晴らしさに感動しくれて、

登山好きとしてまた新しい領域が広がったようです。

 

よい写真が撮れたときはブログにアップするものを選ぶのに一苦労です。

一日経って、改めてその素晴らしさに自らも感動しております

 

7:20_遅い時間に出発するのは我々だけで、数多い先行者はすべて前泊のよう

 

札幌近郊の山とは趣の違う奇木が数々あります

 

はぁ~、この巨木だって、全部を写しきれません

 

こうやって撮るか

 

こんなのもあるし

 

沢の渡渉は、とにかくマイナスイオンが凄い

 

まだまだ先は長い

 

目指す恐竜の背中(ヌカビラ岳の取り付き)、近く見えるけどまだ標高差500mはある

 

苦労の急登歩きは省いて、景色の良いところから画像に上げましょうね

 

どうぞ、お二人の日高山脈幌尻岳を間近にみる記念の1枚を

 

このロケーション、格好イイですよ

 

PM2.5の影響も多少あるけれど、とにかく上空に雲はなくなりました

 

吹く風が爽やか..幌尻岳から聞こえてくる沢の音が凄い

 

その雄大さをパノラマ写真ではなかなかお伝えできません

 

ここで、Motoさんが大好きだというカラマツソウを挿入

 

確かに線香花火のようでカワイイ

 

ツガザクラも綺麗です

 

まだ雪渓もあるので・・

 

チングルマも咲いています

 

三人三様に花を撮影した後は、日高の核心部分に目が行きます

 

戸蔦別岳と幌尻岳の間のコルからは遠くカムエクも望めてる

 

北戸蔦別岳、国境稜線上にとうちゃこです

 

再び、記念写真(Kasaneちゃんの右肩が幌尻岳)

 

雲のない稜線の景色は初めてでは(過去の幌尻岳報告はこちら)

 

エサオマンも美しい(過去のエサオマントッタベツ岳報告はこちら)

 

ピパイロ側も続いています(過去のピパイロ岳報告はこちら)

 

戸蔦別川の先に芽室のまちも望めている(下界は32℃ですか?)

 

写真には写り込んでいないけど、北戸蔦別岳の頂上は早朝、幌尻岳に

向かって折り返してきた登山客さんが次々下山してきて、かなり

混みあってきました。

 

百名山を目指す人・・明らかに増えているようです。

 

ただの通過地点ピークと言うなかれ、北戸蔦別岳

 

最後に、見納めの戸蔦別岳~幌尻岳

 

5つの沢筋から一斉にザァ~という沢音の大合唱

 

下山時、ずいぶんと良いアングルからの一枚を頂きました。

 

沢で一休みの一枚も..

 

夕刻、帰路の沢筋に射す陽だまりが美しい

 

歩きながら「木漏れ陽」と「陽だまり」の違いについてあーでもない、こーでもある・・と

 

チロロ林道が繋がって良かった良かった

 

はい、

今日も一日、暗い時間から暗い時間まで(笑)楽しませていただきました。

 

日高山脈は来年には国立公園になることが決まっているそうです。しかし、

そのことで同山域がどのように変わるのか、

また登山者にはどのような影響があるのか、

いままで通りの奥深く、分け入ることが困難な日本唯一の山域としてひっそりと

楽しむ山でなくなっていくのは寂しいですが、それも観光地北海道としては

致し方ないことなのでしょう

今日も、出会った登山者の三分の一がトレランシューズにショートスパッツという

いで立ちでした。

せば、

また来週

 


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