正直な現実を書きます。
ツイッターなどで「買いだめないで」とかよく見ますが正直そんなきれい事を言っている状況じゃないんです。
実際に地震が来たら?
今、避難所にいないで親族で比較的安全な家で過ごしている人達を見て下さい。
明日の食糧すらないのが現状です。
避難所でも同じですが規模が違うのです。
避難所の人は政府からの支援があります。
しかし、家で生活している人には一切ありません。
買いに行く情報を手に入れようともガソリンがなく動くことも出来ない。
家にあるものをかき集めて必死に生活しているんです。
今、関東圏で地震が起きて避難所に行く程ではない人達はどうするのでしょうか?
食糧がない?
生活必要品がない?
何故、買っておかなかった。
こんな地震が起きたばかりだというのに何も学んでいなかったのか。
自己責任だろうという話になってしまうのです。
ガソリン買い占めが馬鹿?
会社にいかなくても首にならないんですか?
被災地で会社も潰れている状況なら行く必要はありませんが殆どの日本人は働いているので仕事を優先するでしょう。
被害がそこまで酷くなくて他の人達が会社に来ている中自分だけ休んで通用すると思いですか?
電車ですら会社の時間に影響を及ぼしているんです。
でも、電車は公共交通機関だからまだいいです。
でも車通勤になると何故給油しておかなかった、自己責任という話になってしまうでしょう。
心に余裕をもっていても
給油制限で1000円までと言われれば焦るでしょう。
店の商品の棚が空になっていたら焦るでしょう。
それが先週の関東圏の現実でした。
過ぎた買いだめももちろんあるでしょうが、必要最低限の防災グッズを揃えるのに何故非難されるのか。
オタクには分からない。
それこそ価値観の違い、震災被害を受けた人とそうじゃない人の違いだと思います。
そんな現実を知っていて「買いだめするな」とか呟いているんですか?
価値観が違うのは分かりますが本当に偽善を叫んでいる人は現実を見ているのでしょうか?
本当に政府が備蓄があるというなら多量に関東に流して品薄状態を解消して欲しい。
そう思わずにはいられません。
勿論、被災地がどんな状況下にあるのか分かっています。
でも、やっぱり人間なんだ。
家族が一番大切なんだ。
自分が大切なんだ。
守れるものなら守りたい。
被災地を見ての行動を責める理由なんてあるのでしょうか。
本当に天災とは過酷なもの。
だけど、用意していれば家で食糧の心配なく支援が来るのを待っていられるのかも知れない。
ガソリンを使って、家で暮らし続ける事が出来るかも知れない。
頼れるのは自分だけなんだ。
震災地の方が読んだらなにを書いているんだと思うでしょうが、仕事を失う恐怖、そして保証なき未来。
それが関東圏なんです。
義援金のほとんどが東日本の復旧のために使われるでしょう。
関東には(沿岸地域を除く)使われることはないでしょう。
使われないことを祈っています。
だからこそ関東の人は自分の身を守る権利ぐらい貰ってもいいとオタクは思います。