オタク女の貯蓄日記

年齢悲しかな折り返し地点。欲しい物のため、頑張って小銭貯金します。

納得した話2

2011-01-24 | 軽utu-な話
オタク施設で働いていて同期と話していて納得した話を。







介護の親を持つ人達へ



オタクの勤め先は施設だからもちろん介護です。




介護を必要とする、施設に預けることになる、つまりそれほど酷く老化が進行しているということです。





自分の家を見ても自分の家だとわからない、そんな人がたくさんいます。




それでも必ず彼らは口にする。


「おうちへ帰りたい」



帰れない人が殆どですが帰ったって自分の家を認識すら出来ない始末。
それなのに帰りたいという願いだけは残っている。



全員が全員ではないがもしも時間が取れるなら、どんなに痴呆が酷くてもお年寄り達を家に帰してあげて欲しい。
そこが本来帰る場所じゃなくても。
本人がわからなくても。




老人介護は肉体労働というが精神的負担のが大きい。
それは介護の親を持つ人達にしか解決できない問題だから。
私達じゃ解決できないの。





死んだら迎えに来て預金をチェックして帰ってく。
その姿を見ていればまともな人間なら心が痛んでくる。



だって、たった一つの願いさえ叶えてもらえない彼らを傍にいるのは私達だから。








特におもう、老いは誰にでも訪れ、そんな非情な事をする人もこの先は同じ道を辿るんだ。


だったら、少しでも未来に希望を持てることをして欲しい。
これから将来を担う若者のためにも。






そう、話しています。