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沖縄に行ってきた 北海道から沖縄へ (前編)

2013-11-06 23:35:22 | 旅行記

 2013 これといって大事件もない沖縄旅行記 

~序章~ 

旅行というと、小学生の家族がいる場合、夏休み、冬休み、春休み、GWが定番というか、長い休みで日程も余裕がある。しかし、世の中、小学生に限らず学生全体が休みの期間であり、お盆やお正月は国民的に休暇の期間のため旅行代金は高騰する。そんな中、娘の学校は前期後期制で『秋休み』というのが存在する。土日月(祝)の休みに木金を休みにした5連休である。 

中途半端ではあるが、時期がずれているため、勤め人でも休みが取りやすい。これで高校生の子供などがいると休みが合わなくなるので、この時期だけの貴重な旅行の絶好機である。 

今年は、関西方面でUSJなどを回りたいと思っていたが、娘が『ハリーポッター』のエリアがオープンするまで先延ばしを希望したので、名古屋か沖縄が有力候補になり、夏休み時期に検討に入った。名古屋だと海南市に住む後輩ファミリーと交流したいし、温泉も岐阜には魅力的なロケーションが豊富にある。地方競馬も捨てがたい。一方、沖縄にも同期のファミリーが豊見城市におり、美ら海水族館など見所も多い。沖縄は独身の頃に、二度目の就職の前に友人と行ったきり、14年ぶりになる。時期的には10月に入った沖縄の料金のコストパフォーマンスが良く、基準としたH.I.S.の料金からネットでほどほどに安くてぴったりなプランを探す。

 

*高級リゾートホテルである必要はない(観光地を回るので、ホテル滞在時間は短い)

*朝食付きで朝も安心(別料金支払いや、コンビニ弁当などは避けたい)

*レンタカー付のプランがベター(沖縄では鉄道は無いし、バスも面倒)

*観光地クーポンなどで少しでも安く利用したい 

H.I.S.4万円台後半から5万円台前半でそこそこのホテルが付いて上記の条件を含む。では最安値ってどんなもんだろう・・・ 検索すると、38800というのがあった。約1万安いのだ。もちろんホテル名も聞いたことが無いところで興味をそそる。調べてみれば、ホテルというより家族経営のペンションに近いようなこぢんまりとした建物や施設である。恩納村の海岸から少し離れた丘の上にあるようだ。さらに3000円くらいの差で数件ヒットするものがあったが、詳しく調べて比較するのも面倒になり(いや、ここでもうひと頑張りするのが大切なのだが・・・)ホワイトベアファミリーさんに決めた。沖縄と北海道に強いネットメインの旅行会社で大手ホテルから中小ホテルまで幅広くツアープランがある。オプションとして直行便が往復3000円追加で手配できる。乗継便にすると到着まで飛行機だけで6時間かかってしまうので、体力的にきつい。この程度の差額なら時間の節約と体力温存のためにも直行便がおすすめである。820日の申し込みだが、既に直行便の窓側席は団体割り当て席での空きがないということで、当日のカウンターで問い合わせしてくれれば、空席があれば変更ができるかも、という案内であった。片側3列の席の通路側と真ん中席の並び席ということだ。割引クーポンに入らない美ら海水族館の入場券も団体料金になるチケットで注文(これは、当日周辺のコンビニなどでも同額で販売されている)。ホテルについても、部屋指定なしと記載されていたが、ホテルのHPで4Fが洋室、3Fがベッド+畳の和洋室、2Fが和室という構造なので、最上階の洋室を希望してみた。これはすんなりOKの返事。 

ということで、恩納村宿泊34日でおおまかに2日目名護方面、3日目は南側と那覇市内で計画する。まだまだ出発まで時間があるので、情報収集や詳細計画練ることにしよう。

 

~出発前~

 

今まで、3泊以上の旅行では学生時代から使用している肩掛けできる大きいナイロン製バッグで済ませていたが、このご時世、旅行用スーツケースのひとつも欲しいものである。娘の単独使用も考慮してピンクは勘弁してもらい、オレンジで妥協してもらう。キティちゃん仕様が欲しいとか言っていたが、私の単独使用の時もあるので却下である。楽天がペナントレース優勝で楽天市場での記念セールでネット注文。容量65Lタイプ、ファスナー式でさらに、待ちファスナー開いて6cmUPも可能というのが6880円で販売されていた。有名ブランドではないけれど、そう何回も使うものではないので、手頃なものでいいです。購入ポチっと。

 南の島方面に行くには、重装備が不要というのがなんとも気楽である。逆に沖縄の人が、冬の北海道に来るには、服をどうしよう、靴はどうしよう、と準備も大変であろう。こちらは夏の服装と海水浴の用意もして10月でもシャワー、更衣室などの設備が稼働している砂浜を調べるくらいである。 

沖縄に行っている同期ファミリーは、同じ時期にさらに離島にキャンプに行くということで、再会することは叶いませんでしたが、おすすめスポット情報をいただきました。

 

出発10日前に最終日程表が届きました。

 

*日程表  *航空券  *ホテルパンフレット  *旅行会社製作の空港や営業所、現地連絡先のガイドブック  *オプショナルツアー紹介ガイドブック  *10大クーポン *水族館入場券

 

 

さて、レンタカー会社の案内プリントもあり、ここで娘のジュニアシートって手配した覚えがなく、レンタカー会社のHPにも<当日ご用意できない場合もございます、予約時に申し込みを>とあったので、旅行会社にTELしてみると、手配してくれた。140cm未満(およそ10歳まで)と記載されているが、うちの娘はまだ130cmなので備えあれば憂いなし。しかも無料ということもあるし、これで安心である。ホテルパンフレットの地図でも、HPでの道案内でもかなり入り組んだ奥の方にあるホテルなので、ナビ頼みながら、念のためHPの道案内をプリントアウトしておく。 

 

届いたスーツケースの開閉や取扱い練習、そして荷物を詰めていよいよ出発前日になる。台風が想定より進みが遅く、天候は回復しそうだが波は高そうである。1日あれば、青い海になってくれているだろうか。

~1日目 出発~

 

さぁ当日になりました。天気は晴れ、駅までキャリーバー伸ばしたり、縮めたりしながら、スーツケースを引っ張る。娘に任せると段差や点字ブロックでもお構いなしに突進するので、キャスターが壊れてしまいそうで心配です。9時台1本目のJR各駅停車で一駅だけ乗って快速エアポートに乗り換え、9時半に空港着。安全策としてエスカレーターは使わず、ちょっと遠回りになるがエレベーターを探す。ANA手荷物預けを終え、身軽になってお昼の空弁の購入のため2Fをブラブラ。『美食千歳 札幌バルナバフーズ』のお店で娘がカツサンドを早々に選んだので、私も迷ったがチキンカツ弁当を選択。井泉のカツサンドが結構幅を利かせている空港で、しかも海産物系のいくら丼や三色丼などがよく売れているだろう中で、フライものというチョイスだった。機内での昼食が楽しみだ。

 30分前には搭乗口前に到着、満席だけあって結構待っている人が既にいます。順番に優先搭乗案内が終わり、我々も乗り込む。早速ドリンクや機内販売商品のチェックをしてみる。有料サービスでサムゲタンスープ(\500)があったが、「しょうが」がどのくらい入っているかわからないので、今回は見送る。気分はもう南国モードなのでパーカーを脱いで半袖になる。離陸すると、羊蹄山だけが雲から頭を出している。雲が多く、地上の地形はよくわからない。11:00定刻より10分ほど遅れて離陸、12時前にドリンクが届き、空弁を平らげる。

 

とんかつソースじゃなくて、デミグラスソース風だった。そして冷えていてもお肉は柔らかい。添え物のウィンナー2本もさすがバルナバフーズのハム事業本部の仕事は確かである。ごちそうさま。


 

機長の挨拶アナウンスでも、出発地、新千歳の気温13℃から到着地、那覇は28℃と温度差が大きいのでお客様の体調を気遣う言葉がありました。雲をくぐるときに窓に水滴が付いたので、雨降り?と心配したが、空港では降っていない。そして薄曇りの那覇空港に到着します。ボーディング・ブリッジがモワっと蒸し暑く感じたが、空港建物内は涼しく空調管理されていて、通路の各所に花が飾られている。ターンテーブルで荷物を受け取り、レンタカー送迎場所まで向かう。ほぼ迷うことなく、パラダイスレンタカーの旗と係員を見つけ、名前を告げて、送迎バスを待つ。15時を過ぎているが28℃はありそう。送迎バスが来て、5組がマイクロバスに乗り込む。エアコンをフルに稼働させていて、天井部分が結露になっていて水滴が滴っております。空港近くに大手レンタカー各社の営業所の看板が見えますが、どんどん走って空港から10分ほど離れたスカイレーンというボウリング場の一角にある営業所に着きました。日産ノートの現行タイプ、ガソリン車です。

 

このレンタカー会社、手際が悪いというか、いまひとつ丁寧な接客が必要に感じました。 

運転席のセッティングやカーナビの設定などを終えていよいよ運転開始です。ナビ任せにしていたら、右折、左折どっちでもいいという表示で「?」に思いながら楽な方の左折を選択。結果的に遠回りです。右折を選べば空港道から高速道路にのれるのに、那覇市中心部を通り国道58号から西原ICへ入るようにナビされて、かなり時間ロス。1日目は、日没を万座ビーチで眺めるというのをミッションに考えていたので、到着予定時刻表示が気になる。しかも早く到着すれば、さっそく泳いじゃおうとも期待していたので、なおなお運転者にはストレスである。

 

なんとか17:20に万座ビーチに到着。観光地としては万座毛がありますが、子供にはたいして魅力的ではない所、前回行った時も<まぁこんなものかな>程度で、視界に入る万座ビーチホテルに泊まってみたいものだ、と思った記憶がある。駐車場からすぐの砂浜でも2グループが遊んでいたが、よくみるとホテルのビーチとは接続していないので、戻ってホテル敷地内の遊歩道を進んで、シャワー兼更衣室を見つけ、水着に着替えた。ビーチ営業終了まで30分しかないけど、ビーチに出てみる。ホテルのビーチはネットで守られていてクラゲなどの心配がなく泳げる。キッズ向けの海上アスレチック遊具があるところは1日料金が大人2000円子供1000円で残り時間から考えると見送り。7~8月はさらに500円増し。

 

30分ながら、数組しかいないビーチで初日から泳げて満足です。夕陽は雲に隠れてしっかりとは見えませんでした。

 

シャワー室に戻り、娘と別れてシャワーと着替えを済ませる。外に出ると、まだ水着姿の娘が待っていた。 

私「どうしたの?」 

娘「水栓が固くて回せない、子供用のところはでっかいムカデみたいのがいる」 

私「はぁ? それで何もしないで待ってたの? もう・・・ 誰もいないから男子用のところで済ませましょ。パパが前で番をしてるから」

 



 

車に戻ると、すっかり暗くなっている。夕食を済ませてチェックインするため、一応、ホテルに電話して到着予定時刻の報告と、向かう途中でどこかお奨めの食事する所はないか訊いてみる。万座からなら何軒かありますから、大丈夫ですよという回答で、とりあえず看板に明かりが灯っている店を探しながら運転する。中華のお店があり、隣に沖縄そばの店がある。娘に選ばせると「そば」という返答。

 

『なかむらそば』自家製麺でガイドブックにも載っている人気店らしい。食事時ですがそんなに混んでいません。入り口の券売機で食券を購入。娘は沖縄そば、私はソーキそば定食(いわゆる稲荷ずしが2個とお新香が付く) 空いているせいか、間もなく出来上がり。

 

例えていうなら、麺は<赤いきつね>の麺にそっくりな食感である。娘は沖縄そば初体験で、とても気に入ったようである。

 



 

食事終了、ホテルに向かう。おきなわビール園の信号から丘を上る。プリントアウトした道順案内図も真っ暗な中、ほとんど役に立たないがヘッドライトで照らされる正面に見える光景、案内図、ナビを総動員させて、なんとか間違えずに到着できた。19時になるが、駐車場は空いている。チェックインしてエレベーターで4階へ。どんな部屋か、娘はワクワクしている。カードキーで開錠してドアを開けると、まずは真っ暗の部屋です。照明スイッチをONにすると、ほほう、ホームページで見るより広くていい感じです。自販機の飲み物も100~150円で良心的だし、連泊だと申し出ない限り、ベッドメイクや掃除は入らないという仕組みでタオルも3泊分積んであります。

 

明日着る服など用意して、入浴を済ませて、水着をすすいで干しておこうと娘の分もすすぎはじめると、出てくる出てくる砂の塊!デザインされたポケット部分にたんまり砂が入っているのでした。そして、足の裏についた一粒の砂が『星の砂』だったので、万座ビーチでは見つけられなかったので黙っていたが、ここで娘に『星の砂』を見せる。予想通り食いついてきたが何と、その一粒を持ち帰りたいと言い出した。アメや薬などの小袋は持ってきてたので、それで対応。江別のばあちゃんのところにたっぷり瓶に入ったのがあるのに、欲しがるのである。これで1日目は終了、眠りにつく・・・が、娘が知らない次のアトラクションは午前4時に用意してます(^◇^)

 

日付は替わって2日目になりましたが、まだ午前4時。自然に目覚めて時刻を確認して、もう一眠りするか、夜歩きするか、まずは起きてみます。一人で非常口へ行ってみると、上にも下にも階段があります。最上階なので、上への階段なら屋上へ行けそうです。他のお客さんに迷惑にならないよう、こっそり屋上へ。アンテナと水のタンク、洗濯ものをかける紐などがあり、普段でも使われているようです。そして空の状況を確認して部屋に戻りました。

 

熟睡中の娘をそっと起こして、屋上に連れ出す。雲がほぼ無いきれいな星空が待っています。

 北海道の田舎で星空を観察する機会は娘には無かったので、寝ぼけ眼が一気に輝きだしました。「夏の大三角形だ」「こんなに星多いの初めてだぁ」起こした甲斐があります。夕陽が見れなかった分を取り返しました。


 

~2日目 名護方面~

 

北海道の旅館、ホテルだと朝6時半や7時から朝食提供が常識ですが、ここでは7時半からとなっています。家族経営で仕方ないのか、のんびりムードです。朝食を作る人が昨夜チェックインの時のフロントのお兄さんです。今日の行動予定を話して、30分くらい浜辺で散歩&貝拾いするのによいビーチを教えてもらいました。名護方面に行くなら『名護市民ビーチ』がいいでしょう。とのことで、8時10分出発、ナビに名護市民ビーチを入力して出発。

 昨夜は暗い中、このホテルまで迷わずたどり着いたものだなぁ、と我ながら感心して国道58号まで出ると、数分でビーチの駐車場に着く。ビーチサンダルに履き替えて行ってみる。予想通り、散歩する人が2人くらいでのんびりできるビーチです。

 

9時オープンに入場目指して、『名護ネオパークオキナワ』へ行きます。前回行った時は、まだ沖縄軽便鉄道はありませんでした。今回乗りたいと思って期待してます。まだお客さんは全然来ていなくて、本日1番乗りのようです。ここは、放し飼いにされているフラミンゴやアフリカクロトキ、ホオジロカンムリヅルなどにエサをあげたりして楽しめます。娘はアフリカクロトキの半端ない数に囲まれてパニック起こしています。泣きながらメインハウスに戻ってしまいました。奥のエリアまでエサを温存しながら見て回ろうと思っていましたが、早々に予定変更です。係員さんが心配して、逆回りで行くこともできますよ、とアドバイスしてくれたので、順路の逆走で回ります。娘のパニック状態も収まりましたが、大きな鳥に近づこうとはしません。水中トンネルはアマゾンの魚たちがいるはずなのですが、水が濁っています。アマゾンの川の水は確かに濁っているのでリアル感はありますが、魚が近寄ってくれないとよく見えません。逆回りということは、最後にやはり、アフリカクロトキの大群のゾーンに行くことになります。娘は相当嫌がっていましたが、もう一度順周りで戻る気はないことを伝え、走破しました。10時出発の軽便鉄道に乗るため2階に上がり、カップルと私たちと、発車間際にやってきたファミリーをのせて出発です。改札で販売していた魚用エサも一応2つ買っておきました。他の参加者は買ってないので、「あら?」とは思いましたが。途中の池のところでエサやりタイムがあり、運転手さんが撒き餌をして、魚を集めたところで、私と娘が10mくらい下の水面にエサを放つと各種の魚が争奪戦を繰り広げてくれます。週末だとこれらの魚の釣堀コーナーもあるようです。約20分で園内を1周して終了。次のポイントに移動です。

 

 

 

『ナゴパイナップルパーク』この施設の成功で、似たようなフルーツ系+土産物のお店がいっぱい増えました。初訪問です。娘のお友達が行ったことで、ぜひ立ち寄るよう要望されていました。ネットで予習した通りのパイナップル号に乗ってパイナップル畑やフルーツ畑、熱帯樹木を見て、その後、様々な貝殻の展示を見学。パイナップルの試食コーナーも空いていたので結構がんばって食べました。クーポン使用で入場無料+ソフトクリーム付です。もちろん、お店側もしっかりお土産買ってもらおうと必死ですね。パインカステラやシークヮーサーのジュースなど魅力的なお土産の試食も楽しみました。ただ、ここで買い込んでしまう予定ではないので、ぐっと我慢です。次のポイントへ移動です。

 

 

 

名護のさらに北に古宇利島(こうりじま)があります。屋我地島に渡ってから古宇利大橋を通って車で行けます。2005年に開通した大橋により、観光客が増えて人気スポットになりました。天気はバッチリ晴天です。海の状態も穏やかできれいな色になっています。泳ぎたい気持ちを抑えつつ、12時になりましたので昼食にします。物産センターの第2駐車場に駐車して、お食事処にいく。娘はさっそく沖縄そば、私は刺身定食にしました。本格的なお店ではないので刺身は期待していませんでしたが、小鉢で品目増やすよりも、刺身で勝負してほしいなぁと思いました。さぁ、腹ごしらえが終わったら、更衣室で着替えてビーチまで移動です。ここは、ちょっと距離がありました。普通の服装でビーチまで行く人、あきらかに地元民じゃない水着姿の外国人などとすれ違いながら、砂浜に到着です。出入り口のすぐのところは大橋や海をバックに記念写真する観光客で混み合っています。少し離れてシートを敷いて撮影を済ませて、海に入ります。昨年まで水中メガネを使うことなく海水浴してきましたが、今年から100均の水中メガネが活躍しました。厚田の望来浜では北海道の日本海の黒い魚影の群れとたわむれ、沖縄では白い魚と、のんびり泳ぐ熱帯魚も姿を現しました。浮き輪で泳ぐ娘を今まではしっかり見守って、付いて回っていましたが、もう4年生ですから自由に遊ばせ、こちらはこちらで楽しませてもらいました。ゲームの「どうぶつの森」に例えるなら、南の島で素潜りで楽しんじゃおうという気分です。2時間ほど日光浴びて、時間的にも私の皮膚の焼け具合的にも限界になりましたので、撤収です。小さい貝を拾いましたが星の砂は見つけられませんでした。更衣室に入ると、先客のヤモリが壁にいます。仮設トイレ並の狭い空間の目と鼻の先にヤモリというのもなかなかの体験です。

着替え終わって、目の前のブルーシールのお店がありましたので、アイスクリームをいただきます。「ブルーウェーブ(パイナップルアイスに爽やかなブルーのソーダシャーベット)」と「ストロベリー」を選択。少しずつ時間が押してきました。ざっと物産センター内を見て回り、出発。次は島内のアマジャフバル農村公園(遠見番所跡)です。島を半周したところで小さい案内板があり、上り坂で向かいます。そしてだんだん道が狭くなってきます。分岐点でちゃんと案内看板や案内標識があり、迷わず行けました。駐車場6台分くらい用意されている小さい公園です。そして誰もいません。かつて、遠見番所では唐船や異国船がくるとリレー式に烽火をあげて伝達していき首里王府へと知らせる通信伝達網の役割をしていたそうです。と言っても跡地なので石の階段と散策路と眺めの良さだけで、娘はつまらなそうです。車に戻って、カーナビに『美ら海水族館』を入力して向かいます。




16:00を過ぎて予定より1時間遅れで水族館に到着。夕方は空いているというアナウンスだったけど、結構駐車場うまっています。人も続々と動きがあります。人の流れについていくと、そのまま水族館の入り口へ。『4時からチケット』という安いチケットに差額返金で交換できるので、さっそく返金してもらい入場。イルカショーは既に終了。ジンベイザメの給餌は17:00~なので、間に合いそうです。おそらく外国人なのでしょうけど、フラッシュ使用でお魚をデジカメで撮ってる輩がおります。これは魚にストレスを与えるし、フラッシュで反射の映り込みができるので不適です。ほとんどの水族館では禁止されてます。でも知らないのでしょうね。給餌タイムの館内放送が始まると、どんどん大水槽前に人が集まってきます。娘は最前列を確保しました。わたしは4列目くらいですが、ほとんど見上げるような角度で首が疲れそうです。テレビ番組で予習していたものの、本物はかなりの迫力です。ぜひ前の方でご観覧おすすめします。3~9月までは20時まで開館しているのに、10月以降は18:30で営業終わりなので、18時を過ぎると閉館案内のアナウンスが始まり、なんだか物足りないながらも出口へ。夕食は予定していたお店に予約問い合わせしてみるとOKでした。名護に向かいます。



3泊4日の旅では3回の夕食があります。1日目は沖縄そば、2日目はちょっと奮発して所謂、観光客向けの目の前でステーキ焼いてくれるお店に行きます。キャプテンズグループの名護のお店『山原家(やんばるや)』に到着。意外と空いています。入ってすぐのところにサイン色紙がたくさん飾られています。グループの他のお店はアメリカンな内装だったり、船の中をイメージした装飾だったりしますが、ここは古風な琉球のイメージのお店です。運転手なのでアルコールはNGですが、トロピカルドリンクのアルコール無しもできますよ、と奨められた。花と果物で飾り付けられたマイタイやダイキリも魅力ですね。ネットで印刷しておいたクーポン出して、3品の中から「シュリンプスキャンピー」という若エビの鉄板焼(¥550相当)がサービスになる。テンダーロイン270gのディナーコースを注文。

1人前を娘と2人で分けるうえに、コショウ無しでの調理を希望してわがままな客ですみません。ちゃんと対応してくれました。パフォーマンスで塩コショウをクルクル回していますが、巧みに塩だけ振っています。コンニャク魚のおどり焼きはyoutubeで予習してた以上に元気に踊ってくれて、娘は喜んでいます。コンニャクでこれだけ楽しませてくれてアイディア勝ちですね。サラダはちょっとフレッシュさが足りなくて残念でした。ビデオ撮影しながらの食事になりましたが、楽しかったです。これなら固定カメラで回しっぱなしにしておきたいくらいです。

 

 

ホテルへの帰り道、ローソンに寄ってデザートとおやつを買いました。沖縄県で約50年前から親しまれている乳酸菌飲料「ヨーゴ」も購入。北海道なら「カツゲン」にあたる飲み物です。そして娘に牛乳のパックが1Lではなく946mlであること、500mlは473mlと半端な量になっている理由を説明してあげました。ちゃんと理解したかどうかは別にして。

ホテルに戻って4Fのエレベーターでてすぐに通路で、またもや「アイツ」に遭遇。そう、更衣室で同居したのと同じ色のヤモリです。4Fなのに出現です。壁に張り付いているヤモリに娘は面喰らってました。私は本日2度目なので落ち着いています。さて、入浴はお湯ヌルめにします。私の真っ赤な背中と胸の皮膚がレアステーキのようです。日焼け止めは持参していましたが、海水浴中にかなり焼けました。娘は何ともないようです。「ヨーゴ」をぐびぐび飲んで翌日の服を用意して眠りにつきました。


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