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SLニセコ号に乗ってきました

2014-09-28 17:22:10 | 旅行記

9月27日 天候は晴れ。8:15JR札幌駅到着。途中の苗穂駅停車中に待機中のSLと711系車両を確認。SLがホームに入る前から、賑わいがあり、ワクワク感が高まります。入構シーンといってもディーゼル車が先頭で牽引しているのと、人が多くきれいに撮れません。また構内は屋根で光量が少なく色味が少ないので、札幌駅での撮影は少な目になりました。それでも、最後尾から先頭まで歩き、2号車から乗車してカフェ車両を下見しておきます。

指定席の番号は1号車の8番C・D、1号車といっても最後尾です。海を眺めるには奇数番号のC・Dを希望するのがいいでしょう。A・Bだと後ろ向きの席になります。

向い席には70代と思われるデジタル一眼を持参の男性、会話が弾むかと思いきや、無口なかたでした。お一人で隣席には誰も来なかったので、2席分購入してるのかもしれません。

     

8:31に出発、札幌市街地ではゆっくりとした進み具合で、沿線にカメラを構えた人や、家族連れで見物に来ている人もいます。車内では、カフェ車両での販売品の案内やスタンプラリー、グッズの抽選手順などがアナウンスされています。記念品的なプレートやグッズ類にも、また沿線のスウィーツにもあまり関心がなかったので、購入品はありません。

小樽に着く前に、カフェ車両での撮影を済ませ、小樽到着。ここでディーゼル車を切り離し&最後尾に接続という見所があるのですが、娘が改札を出たトイレを使いたいというので、1日散歩きっぷの楽ちん出入り自由なのを利用して、改札でて左奥のトイレに向かう。ホームにもトイレがあるのに・・・ 散歩きっぷじゃない乗客は、有人改札に並んで一時下車しているようです。ホームに戻る際に、小樽なると屋の鶏飯おにぎりが気になったので、購入(2個入り290円)席に戻って娘と1個ずつ食す。

すでに車両入替が終わっており、陽射しを受けた蒸気機関車の雄姿が眺められます。約40分の停車時間も乗る前には長いなぁ、と思っていましたがちょうどよい塩梅です。小樽発車して、塩谷、蘭島それぞれの名所や歴史などのアナウンスもあり、新たな発見というより、再確認的な気分です。

    

余市での停車は6分、屋根なし、簡素なホームでの撮影もいいものです。あっという間に6分は過ぎあわてて乗車します。7分走って仁木に停車、発進するところを撮影したかったので、先頭客車の出口で待機して、下車してすぐホームの端に行く。運転手さんが「すぐ発車しますよ、仁木で下車ですか?」と心配して声かけてくれました。「はい、仁木で降ります」 余市よりさらに簡素なホーム、単線で片側だけのホーム、しかも同じ動きをするお客さんがいなかったので、単独で撮影することができました。

SLを見送ったあと、無人で改札機もない駅をでて、予約しておいて送迎に来ている果樹園さんの車に乗り込む。この列車で「さくらんぼ山」さん利用のお客さんは私たちだけでした。ダメもとで帰りの仁木駅までの送りを、フルーツパーク仁木に変更してもらえるかきいてみたら、大丈夫そうな返答でしたので、お願いすることにしました。ブドウ以外にプルーンとリンゴもこの時期は実っています。ブドウのみで大人800円、ブドウ+りんごで900円、さらにプルーンもつけると1000円になります。

リンゴやプルーンは食べても1個かなっという予想で、今回はブドウのみに専念することにしました。それぞれの木の場所が離れているので、3種類とも食べ放題にすると歩く距離もありそうです。

リュックを預けてブドウ狩り料金を払い、チケットをもらい入り口まで移動。入り口受付でハサミの貸し出しとお土産用の箱も渡されますが、お土産にする予定ではないので、箱は受け取らず。いざ、ブドウ狩り開始です。ナイアガラ、キャンベルス、持ち帰り用にキャンベルス、ナイアガラ、旅路、レッドナイアガラが用意されていました。だから、緑の皮と黒の皮の2種類で、甘みはナイアガラのほうが勝ち、キャンベルスはあっさりした感じで、数を多く食べるなら、キャンベルスからのほうがいいかも。当然、手がベトベトになってきます。慣れたご家族はウェットティッシュを用意しています。大学生の時以来のブドウ食べ放題の挑戦は40分くらい頑張りました。4房ぶんくらい食べることができたでしょうか。

  

12時ごろフルーツパーク仁木まで送ってもらい、入り口の温室で各種熱帯、亜熱帯のフルーツが実になっているのを見てから、レストランを覗くと、入り口に「本日臨時休業」の貼り紙と、団体さんが昼食に来ているようで、完全に予定が狂ってしまいました。ここで昼食というプランが不可になりました。次の目的、全長153メートルのローラー式滑り台を楽しむため、観光協会さんのカウンターで貸しマット1枚100円を2枚調達して、山頂を目指します。長野方面で御嶽山が噴火したのなんて全然知らずに、こちらは息がきれぎれの山登り、道は舗装されていてなだらかに長い距離を行くか、直線にウッドチップの急坂を上るかは、体調、体力次第です。山頂には展望テラスと2階に展望台があります。仁木の果樹園、余市の街、山、日本海(石狩湾)が見渡せて、展望はGOODです!

さて、滑り台です、娘は早くやりたくてせかします。一応、ビデオカメラ片手に滑ってみましたが、うまくいきません。こういう時には最近売れているウェアラブルカメラがピッタリなんでしょうね。防水タイプなら、海とか川でのアクティビティにも使えるので、アウトドア派にはお楽しみプラスαなアイテムになるでしょう。途中に中継地点があり、お尻が挟まりそうな小さい滑り台階段を登り、後半スタートです。後半のほうがスピードにのって面白いでしょう。手で側板を掴んで加速するのは大丈夫ですが、減速するのは危険です。手首にスピード分の負荷がかかるので痛めることになりそうです。減速は足を広げたりして慎重におこなってください。滑り降りた後は、次に再度登るのか、やめるのか、になります。娘はまだまだやりたいようで、要領もわかってきて、3回滑りました。わたしは後半の所まで登って1.5回の利用で体が悲鳴です。

   

建物まで下りて、マットを返却し、受付にあった油性マーカーをお借りして、持参した用紙に「余市or小樽 駅まで」と書いて準備OK。ブルーベリーソフト(320円)を食べて、少ない利用客を出口で待ち、ヒッチハイクのお願い声かけをしてみます。6人目で無事乗せていただけるグループさんに出会うことができました。これから余市に昼食に行くということで、私たちの目的と一致したので、ご一緒させてもらうことになりました。余市での有名どころ柿崎商店の2階を目指したのですが、2時になろうというのに、1階入り口まで待ち行列になっています。こりゃ時間かかりそう、ということでプランBのファミリーすしガーデンハウスに向かいました。こちらもほぼ席がうまっていて繁盛しているようです。奥の座敷席に案内されまして、メニューから私が「まかない丼」、娘が「中トロ鉄火丼」をチョイスです。11時から12時にかけてブドウを食べまくったとはいえ、もう14時ですから、お腹空いてきました。しかし、サーブされた丼の盛りがいいこと、米1合ぶんはありそうです。一番上に載っている煮凝り?マロニーちゃんの味付け?と思ったら、フカヒレの醤油漬けなんだぁ、と食べ終わって壁面に貼られている一品おつまみ料理の中に見つけて、わからないで食べちゃったなぁ。勉強になりました。

  

食事中に、乗せていただいた3人グループさんのお仕事のこととか、朝ドラ「マッサン」が始まる話題などで楽しいひと時。お車のオーナーさんは道職員さんで森林関係のお仕事。女性お二人は穂別地球体験館でガイドをされているかたと、IT関係のお仕事のかたでした。

お店を出て、列車の時間が近くなったので、お礼を伝えて駅を目指します。すぐ近くなのですが、駅裏なので踏切渡って駅正面まで食後の重い体での移動が長く感じられました。「駅前まで送りますよ」という申し出を断った判断が裏目に出てます・・・

 

そして、2分前にたどり着いた余市駅は異様な混雑で、改札が行列になっています。街中の駅だと自動改札で勝手に入れるのに、小さな駅で有人だと改札中の札が出てやっとホームに入れるのです。散歩きっぷや企画物きっぷの客が多いので、名刺サイズのきっぷ見せるだけでの改札通過でスムーズです。どう考えても1両の列車では乗り切れない人数がホームに2列で待っていると、7分くらい遅れて2両編成の普通列車(ワンマンカー)が到着、乗車口が4か所あったので、待ち列がざっくり乱れて、後ろの車両の後ろの乗車口に駆け足になる人がでてくる。余市駅の人員に余裕があれば、整列誘導をしっかりやってほしいものだ。これから朝ドラ人気で10月以降かなり混雑することを想定して対応しなくては、今以上に評判落とすことになるよJR北海道さん!

小樽駅に到着して、向かいのホームに快速エアポートが待機していて、接続はスムーズでした。ここでも座れませんでしたが。

札幌で駅周辺をブラブラ歩いて、札幌国際芸術祭実施中の地下歩行空間を観て、ISHIYAのキャンディーラボで実演終了表示ながら、追加でみせてくれていたアメ制作を鑑賞したりしてすっかり暗くなって帰宅。天候に恵まれ、気温も23℃くらいで心地よく、SLもブドウもヒッチハイクも娘には貴重な経験になりそうです。

 

さぁ10月は沖縄が待っています!!



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