アレをオシエテ

2005年09月17日 | 思つてみました
アレとナニとアソコとアソコのカンケイを教えて

知りたい事が沢山あります。
興味があることは何でも知りたいのです。

最近、勉強がしたい気がしてます。
いや、そんな気がしているだけなのかも知れませんが。

というか英語の学習をしなくてはイケナイのですが
それはやりたくない…。何か嫌。

でも勉強したいのですよ。
……ん~む。これは逃避だな。
学生時代から成長してないな。

大学入学当初は、企業に入ってから
大学院行かせてもらおうと本気で思ってました。
今そんな事いうと何言ってんだってカンジですが。

バブルが弾けて、就職すら難しい時代に突入し
修士出て会社に勤めて研究所に配属になったのはいいけど
とても大学に行かせてもらえる雰囲気でもなく…

まぁ、それでも良い学校出身の優秀な人は
会社のお金で大学に行ったりしていたのですが
残念ながら大学名のインパクトに欠ける上に
成績的にはお世辞にも良いとは言えないワタクシにまで
順位が回ってくるほどの余裕も無いのが現実でした。

あ、このイントロは無駄だな
まぁ、興味のあること以外の勉強は嫌いなんだけど
研究とか自分で何かを作るのは好きだったと。
そんなヒトなんだなって雰囲気が伝われば。

え~と、ほんで何で受験しようと思ったのか

新入社員は、当然新しい知識を持って入社するのですが
その知識をそのまま生かすことが出来ません。
研究所であれば、何らかの道があるのかもしれませんが
開発の最前線に新しい知識を導入するには
様々な障害があるのです。

仕事の事が判っていないとか、慣れていないとか
カンが働かないとかは、新入社員さん自身が
そのうち解決する問題なので、まぁ良いとします。
というか自分で頑張って頂くしかない部分なので
本人に頑張っていただきましょう。
後は開発に必要な時間感覚と、猛烈なスピード感に
ついて行ける根性をつけて頂きましょう。

ほんで、現状で既に製品として成立しているシステムに
新しい概念を取り入れるためには、
新しく開発を行わなくてはなりません。
とっても当たり前の事なのですが。

で、新しく開発するためには、そのための
費用を確保しなくてはなりません。
最悪でも自分がその業務に携わる「時間」という
コストを確保する必要があります。
新人さんは仕事がまだまだ出来ないので、
給料はともかく、新人さん自身の時間コストは激安です。
なので自身の時間を捻出するのはそんなに難しい事では
ありません。

次に、開発内容がコストに見合うものである事を
周囲に説明する必要があります。

で、ココいらヘンからが、新人さんの努力では
いかんともしがたい部分に突入してくるのですが、
結局、新しいシステムを僕らが理解出来ないと
Goサインを出せないのですよ。
新人さん一人に責任を取らせるわけにもいかないので、
最低でも責任をとってくれる人が理解できていないと
いけないワケですよ。

となると、新人さんがどんなにスバラシイ開発手法や
システムを持っていても、導入に至るには
そのシステムを周りに理解して貰わなくてはなりません。
そして、殆どの開発現場には、そんな暇がありません。

先に述べた新人さんの時間コストは捻出できても
責任が取れるレベルの人も、捻出するとなると
ちょっと絶望的なコストの高さです。
その間にも猛烈な勢いでの開発は続いていますからね。

そして時間コスト以外にも、新システムを導入する
リスクも考えなくてはなりません。
このリスクの計算は新人さんにはなかなか難しいのです。
ソコは触らない方がいいよ、というカンも必要です。

と、まぁ、新人さんに新規開発を行わせるためには
責任者のフォローと理解が必須なワケですよ。
でも、その為の時間はどこにも存在しないのです。

となると、責任を取る人の方が自らの時間を使って
勉強しておくしか無いと思うのです。

少なくとも、新人さんが「こんなにいいアイデアを持っているのに
先輩が無能なために理解してもらえない」という気分に
ならないようにしてあげたいなと思うのですよ。
先輩が理解したうえで、そのアイデアが使えない判断を下しても
結局、「使えねぇ先輩だな」と感じるとは思うのですが
こちらの義務は果たしたというコトで。

まぁ、ヘナチョコな新入社員だったワタクシが
上司やグループのメンバーに、自分の考えを
「にゅきみが言うなら」という理由で納得して
もらえるようになるのに6年かかりましたよ。
言葉を裏返せば、何かあっても自分で責任が取れる
と認めてもらってるダケなのですが……
若者もそれくらい頑張ればきっと認めて貰えますよ。
それくらいは頑張らないと認めて貰えませんよ。

若者の成長意欲は無能な先輩によって培われますからね。
理解のある先輩ばっかりだとそういう成長も出来ないしね。

まぁ、どんなに理解ある先輩でも、後輩からしてみれば
「使えないオヤジ」と思う瞬間はあるしね。
逆に言えばそれだからこそ、自らを高める努力を
してくれるのだと信じましょう。

あ、話がそれた…

あとハナシは変って、これが開発の最前線ではなく
研究の最先端だとオハナシは全く違ってくるのです。

ウチの会社だけでは無いと思いますが、
研究職には製品化の義務がありません。
将来的に製品に組み込める事を前提としているのは
タテマエとして当然なのですが、既存の製品に
組み込まれることはマレです。

で、新しいものを考えていただくのはタイヘン有り難いし
できる事なら、今のシステムの不具合を直してくれる
システムを導入して欲しいのです。
が、彼らには製品化の義務が無いため、時間の感覚が
完全にズレてるのです。
出荷に間に合わせる根性が無いんですよ。
無理な予算とスケジュールを弾き返して、
もう少しマシな予算とスケジュールをぶん取って
それでも出来るのか?みたいなギリギリの状態でも
絶対に出荷させる!という気合が無いのですよ。
無理なモノは無理~みたいな。
自分の自身にプライドを持て、と言いたいのですよ。

しかし、振り返ると研究所時代の自分の仕事が
いかにノホホンとしていたコトか…

で、研究所だと、大学に行かせてもらえたりするワケですよ。
まぁ、金曜日の16時からの無料の授業程度なら、
確実に行けちゃうんですよ。が、彼らが最新の技術を
持ってきても、システムを変える能力が無いんですよ。
いきなり、全とっかえってワケにもいかないし
部分だけを自然に、周囲のシステムと融合させて
新しくするような繊細なマネをしてくれるでもなく、
部分だけドドーンと、どうよ!みたいなカンジで
ねじ込まれても無理だっつーの
時間かかれば誰だって出来るっちゅーねん、ってカンジなのです。

まぁ、単純に自分の仕事場を荒らされたくないっていう
チンケな感情があることも事実ですが。

となると、製品化の最前線の人が方が自らの時間を使って
勉強しておくしか無いと思うのです。

そういったワケで、結局は自分が必要とする能力は
自分で身に付けるしかないという結論に達しました。

まぁ、仰々しく書き連ねるマデも無く
それこそアタリマエのコトなのですか

っつーワケでソフトウエア工学のトレンドを
勉強してみることにしましたのです。
おはなしおわり
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