東京の鉄道会社が、妊娠中の女性に妊娠していることが分かるバッチを配布している。
このバッチは、「おなかに赤ちゃんがいます」とかかれており、ピンクと青色のバッチである。目的は、乗客が妊婦に席を譲りやすくするためである。
このバッチは、駅で手に入れる事が出来る。このバッチを手に入れるための資格や妊婦である証拠は必要なく誰でも手に入れる事が出来る。
このバッチを発案した厚生労働省の職員は、「妊娠の初期段階では特に、見た目から妊娠しているのかどうかはわかりにくいものです」と語った。また、「しかし、その初期段階はむしろ不安定な時期で、気をつけなければならないのです」とも語った。
妊娠の経験のある女性の話では、「私が妊娠3カ月で列車に乗ったとき、私が妊娠していることに誰も気がつかず、席を譲ってくださいと頼むこともできませんでした。ですから、このバッジが、誰かが妊娠していることに気がつく助けになればいいと思います」と語った。
コメント
たしかに初期段階の妊婦は、普通の女性の体系と変わりないと言われています。なのでこういったバッチがあると、「妊娠している女性に席を譲りましょう」という事が一目でわかるので素晴らしいアイディアだと思います。
しかし電車やバスの中で、お年寄りや妊婦に席を譲らない若者が増えているのも現実です。子供や20代の若者だけならまだしも、社会人や中年層のかたも席をゆずらずない情け無い姿が見られます。その中でも特に、子供は特に多い。先日バスに乗ろうと並んでいると、子供が順番を抜かしてバスに乗り込みました。さらに、お年寄りが立っているのに自分たちは座っている。私が優しく注意しても、聞く耳をもってくれませんでした。この子供の身勝手な行動の原因は「親にある」と言われています(社会系の講義をしている教授の、授業中の話です。)。
親が常識を教えないため、子供の道徳や常識が低下がしているそうです。また少子化により一人しか子供がいない家庭では、子供を甘やかしすぎて常識や社会のルール、今回で言うと「体の不自由な人に席を譲りましょう」という常識を親が教えないという事があるらしいです。親は子供を甘やかすものですが、今それが限度を超えているそうです。
限度を超えた過保護の例で、こんな例えがあります。テレビでみたのですが幼稚園である園児二人がケンカをして、一人の園児が頭に「小さなすり傷」程度の怪我をしました。どこにでもある普通の、子供のケンカです。幼稚園の先生はケンカをとめて、怪我をした園児の傷を手当てして帰したそうです。そしてここからが問題なのですが、次の日の朝、怪我をした園児が母親と一緒にきました。その園児の姿に、先生は仰天したそうです。なんと、たかが「小さなすり傷」に、包帯をぐるぐるに巻いてやってきたそうです。そして一番問題なのが母親、「小さなすり傷」程度に大激怒したそうです。こんな内容の、テレビでした。私が幼稚園の頃は、「子供のケンカだから」ですんだのですが、今では親が出てきて騒ぐしまつ。子供を甘やかすのは、よいと思います。しかし限度がある。
こうして甘やかしすぎて常識を教えず育てると、お年寄りが立っていても平気で自分たちは座っているような社会になるといっていました。ちなみに小中高の学校では生徒が悪いことをして、廊下に立たせたり、教科書で軽くたたいたりすると「体罰だ!!」といって親が押しかけてくるそうです。私が小学校の頃は、ほぼ毎日教科書で(軽くですが)たたかれた記憶があります(原因:主に宿題をわすれる。)。しかしそれも今では「体罰」になるとは、ビックリしました。
上記のニュースのソース元exciteニュース
「「おなかに赤ちゃんがいます」妊婦バッジの効き目は」より