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奈良、放火焼死事件。行方不明の長男京都で保護+報道の自由について

2006-06-22 14:22:08 | 社会
 20日に起こった奈良県田原本町の医師宅が全焼し、母子3人が死亡した火災事件で、行方不明になっていた長男が今日保護された。奈良県警は火災について何か事情を知っていると見て事情を聞く模様。

 この事件は、20日の5時15分頃に発生した。木造二階建ての建物を全焼し、やけ跡から医師の妻と小学生2年の次男と、保育園児の長女が遺体で発見された。

 司法解剖の結果、死因は煙を吸い込んだことによる。一酸化炭素中毒が原因とされている。

不明の長男、京都で保護 医師宅3人死亡火災 (共同通信) - goo ニュース

コメント
私がこのニュースを見たのは、ワイドショー(多分)でした。このワイドショーを見たときは、「まだ長男は行方不明」だった。なのにそのワイドショーでは、長男=犯人と決定付けて話している用に感じた。確かに火災の時に行方不明になったのだから、何か事情を知っているのだろう。しかし行方不明=犯人と確定してしまうのはどうかと思う。

 そのワイドショーのレギュラーメンバーなのか、ゲストメンバーなのかわからないが、芸能人のトークがひどく無責任だった。「もし、犯人だとするなら。なぜこんな酷いことをしたのか、私には理解できません。」というものだった。

 この時、私はあることを思った。犯人が捕まると、ワイドショーなどの「数人のトーク性」のあるニュースでは「容疑者」でも「真犯人」扱いにして話を進めている。また、「行方不明」=「犯人の可能性大」と結び付けているような気がする。これはいささか、無責任過ぎるのではないだろうか。もし犯人と決定付けていた人が犯人でなかったら、どう責任ととるのだろうか?私は、疑問に思った。しかし、答えはすごく簡単だった。「報道には、報道の自由と言うものがある。」といって逃げるだけである。この「報道の自由」という法律が今、行き過ぎているような気がする。もうすぐ事件は終結するが、「姉歯元一級建築士の耐震強度偽造事件」で姉歯氏の妻が自殺をしている。この自殺の原因は、明らかにマスコミによる報道である。しかしマスコミは、「真実を報道しただけ」といって、「報道の自由」という法を使いにげるだけ。これは、すこし許せない気がする。「報道の自由があるからこそ、真実を届けることができる。」と言われてしまうと、何も言えないのだが。ではその「真実の報道」のために、犯人の家族を巻き込み自殺に追い込むのは社会的にいって良いことなのだろうか。それは非常に良くないことだと、私は思う。容疑者=犯人、逮捕=有罪といった風に捕らえるニュース(報道)の体系に、私は疑問を抱く事が最近ある。

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