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にゃおんぱの食いしん坊日記

印象に残った食べ物やお店・出来事の記録兼ボケ防止日記です。ゆる~いペースで更新して行きます。

金沢旅行記③

2006年06月04日 | おでかけ

今日は金沢旅行最終日。

 

朝、ひがし茶屋街を散歩がてら、一昨日の夕食で行った料亭をもう一度見に行きました。夜の様子とはまた一味違います。

 

↑昼のひがし茶屋街もなかなかいいものです。町屋を改装したカフェやお土産屋さんも充実しています。散策が楽しいエリアです。

↑金箔を使ったアクセサリーや漆器、ガラスなどの雑貨店「箔座」の前にて。金沢では全国シェアで金箔は99%、銀箔は100%を製造しているそうです。箔座にも手造りの金箔製品がずらりと置いてありました。ここで主人に夏らしいネックレスを買ってもらいました。今まで持っていなかったタイプのアクセサリーにご機嫌

↑ひがし茶屋街の中にある「自由軒」。明治42年開業の老舗の洋食屋さんです。ランチはここでしようと一昨日から決めていました

 

↑オムライスとハヤシライスをオーダー。オムライスは中のご飯が牛すじ入りお醤油味ベースで珍しくて、あっさりしていて美味しかったです。ハヤシライスも懐かしい味で

 

↑金沢城公園をバックに。

 

  

  

↑日本三大名園のひとつである兼六園。10万㎡ある敷地は広すぎて、どう歩けばいいのか迷いますが、やはり兼六園の美しさは水辺にあり。霞ヶ池から曲水に沿って歩けば必須の美観スポットを効率よく回れます。今の季節はカキツバタが綺麗。暑くも寒くもない今は散策には丁度良い時季かもしれません。

 ゆっくり散歩した後、敷地内にある伝統産業工芸館を見学したり、兼六園周辺の九谷焼のお店で買い物をしたりして過ごしました。お土産を買う時間もゆっくり取りました。それにしても金沢はもっともっと時間をかけてゆっくり色々な所を見たい・・・何度でも来たくなる街です。今でも伝統工芸や茶の湯の文化をでしっかり守っていて、独特の魅力的を持った場所です

↑金沢を離れる寸前に生菓子を購入。日保ちしないので、今日明日のうちに食べ切れそうな分だけ。美味しそうで豊富な種類が並んだ和菓子のお店が沢山あって、しかも安くて・・・本当はもっと買いたかったです。

この3日間、とても良い旅をすることができました。以前来た時より遥かに充実していたような。若い頃より今くらいの年齢になってからの方が色々な意味で楽しめるのかもしれません。今回の旅ですっかり金沢ファンに あまり年数を置かずにまた是非来たいです


金沢旅行記②

2006年06月03日 | おでかけ

金沢旅行二日目のメインイベントはK子(3/18のブログに登場)宅訪問です

華道とフラワーアレンジメントの先生のK子は今日も生徒さん相手にお稽古。待ち合わせまでの間、金沢市内を観光しました。

 

↑金沢の家庭の台所、近江町市場。ぎっしりと店が並んでいて、見て回っているだけで面白いです。新鮮で美味しそうな珍しいお魚やお野菜他食材が沢山!しかも安くていいな。近所の方たちが羨ましいです。

石川近代文学館・・・泉鏡花、室生犀星、徳田秋声ら金沢三大文豪をはじめ、 石川県にゆかりのある近代文学の作家の資料がある博物館。赤レンガの趣ある建物は国の重要文化財の旧制第四高等学校を利用。多くの展示室があって、かなり見ごたえがありました。明治、大正、昭和と激動の時代に必死の思いで作品を残した文学者の生き様が赤裸々に記してある資料や、当時の写真などを見て、ジーンと来るものがありました。他にも古きよき時代を思わせる四高生の学生生活や閉校までの歴史などについて展示されている「四高記念室」もありました。

展示室を丁寧に見過ぎて、回るペースが遅かったせいか、半分も見終わらないうちにいい時間になってしまいました。この博物館にはまたゆっくり来て残りを見たいです。

さていよいよK子と会える時間。待ち合わせ場所にK子がで迎えに来てくれました。相変わらず若々しいK子登場 K子と主人とは私達の結婚式以来二度目の対面。

明るいK子とのおしゃべりが楽しくて、既にの中でも盛り上っているうちに、気がつけばK子宅へ到着 お邪魔しま~す! で・・・こ・この邸宅はいったい

一人娘のK子はK子のご実家で暮らしています。

玄関ではK子のお母様、お部屋ではご主人様が私達を迎えて下さいました。わんぱく盛りの二人兄弟のお子さん達は、今日はご主人様のご実家のほうで元気に遊んでいるとか。

↑それにしてもここは何処?まずはお部屋へ続く廊下に衝撃

  

和室から美しい中庭が見えます。御茶室も素敵。やっぱり日本の文化って素晴らしいんだ(舞い上がって意味不明なコメント)

 

右の方にあるのは何とエミール・ガレ(確認したところ本物だそうで!)の作品 左の方には胡蝶蘭。こ、このソファーって・・・全てが豪華絢爛 主人も思わずビビっています。加賀百万石のお嬢様、万歳(また興奮しすぎて意味不明)

  

こちらのリビングからも中庭が見えます。それにしてもK子のお宅にはソファーやテーブルがいったいいくつあるのでしょう?

   

あらゆる所にK子作の美しいお花が飾ってあります。お花の存在が、素敵なインテリアをよりいっそう引き立たせていて・・・そのセンスの良さと美しさには溜息が出ます。そしてお花があるのと無いのとでは全然違うことが本日の実験(その場から取り去ったり、また置いたりしてみた)で判明。K子のお話によるとお花に触れていると花からパワーがもらえるのか、めったに風邪も引かないし、怪我もしないとのこと。確かにK子の変わらぬ美しさを見ていると、きっとお花には不思議な力があるのだと信じたくなります。それに美しい物に日常的に触れたり見たり、大切にしていれば、きっと自然と内面から美しくなるのでしょうね。  私自身も花と共に過ごす生活には前から憧れていました。これからはK子に色々教えてもらって、少しずつでも自分なりの理想に近づけたらいいな

  

夕食はK子ご夫妻がお宅の近所にある行きつけのお寿司屋さんに招待して下さいました

 

和え物、お造り、揚げ物、焼き物、お寿司まで・・・東京ではめったに食べられない新鮮なお魚づくし、その美味しさにはホントに感激

 ↑中でも初めて食べた産地名物の「のどぐろ(赤むつの一種らしい)」が印象に残りました。是非オススメだから、とK子のご主人様が私達に一人一尾注文して下さいました。実際いただくと、焼き魚では今までに味わったことの無い食感焼き物なのに身がしっとりしていて、魚肉がトローリしていてめちゃウマ。あの味は忘れられません!のどぐろちゃんにまた会いたい

〆のお寿司もヤバいくらい美味しかったです 既にお腹がいっぱいなのに入る入る・・・でもどうしても最後の一種類だけ食べきれなかったのが心残りです。

こういうお店は地元の方でないと知らないし、観光客は行ける機会に恵まれる事はなかなか無いでしょう。K子ご夫妻に心から感謝ですそして大変ご馳走様でした~

いつか東京の美味しいお店にご一緒して恩返しできれば・・・そんな日が今から待ち遠しいで~す 


金沢旅行記①

2006年06月02日 | おでかけ

6/2~ 2泊3日で主人と金沢に行ってきました。金沢も5月は雨が多かったようですが、この3日間は運良く全て。 暑くもなく歩きやすくて、まるまる3日間金沢を満喫してきました。

  

↑一日目のお昼過ぎ。長町の武家屋敷界隈を散歩。いかにも金沢っぽいまるで時が止まっているかのような街並みが続きます。建物の中を見学できる施設も。当時の金沢の町民文化を垣間見ることができて面白いです

 

通り沿いの武家屋敷跡には今でも実際に生活している家々が並びます。馬をつないだ石や細い路地も当時のまま。どの風景も絵になります。

  

↑長町の路地の奥にちょっと隠れ家的な甘味処発見!これは入るしかないでしょう 私は紅茶あんみつ(寒天が紅茶味)、主人はクリームあんみつをオーダー。さすが和菓子の名所の甘味処、あんこが絶妙な美味しさ!甘党の主人はニコニコ顔でした

  

↑夕方になり、今日の夕食どころの「ひがし茶屋街」へ。

今日は友人のご主人様が紹介が無いと入れないという町屋の料亭を予約して下さいました 真ん中の写真がそのお店の外観。何だかイイ感じ ちょっとドキドキします。 以前金沢を訪れたときはこの辺りを歩いたのは昼間でしたが、夕暮れ時の茶屋街も、また雰囲気が違って良いものです。

  

さぁ、いよいよ入ります!お店の中は外の静けさからは想像できないほど、既にお客さん達で賑わっています。やはり常連さんらしき方が多いです。仲居さんが出迎えてくれて、個室に通してくれました

  

一品一品が丁寧に作られていて、お料理が最も美味しく食べられる状態で食卓に上がり、全てが自然な流れでソツがなく・・・さすが素晴らしいです それにしてもお魚が格別に美味しい!お造りなどはほんの少し食べただけで全く魚臭くない美味しい旨みが口全体に広がり・・・何だか沢山食べたような満足感! お魚や山菜などで珍しい食材の名前が色々出てきたので、いちいち仲居さんに質問 お忙しいでしょうに、とても丁寧に教えて下さいました。主人も「うまいな~」を連発し・・・随分と感動していたようです。

今日は結婚記念日。10年前の6/2に私達は結婚しました。この10年は実に早かったです!なにはともあれ、こうして元気でお祝いができたことは幸せなことですね。これからもお互い健康で仲良くいられますように

↑私達が見えなくなるまで見送って下さった優しくて可愛らしかった仲居さん。また来られるといいな

友人のK子とご主人様のお陰で思いがけず素敵な記念日になりました。明日はK子宅訪問予定。楽しみです 


古都・鎌倉散策

2006年05月03日 | おでかけ

今日は姑と主人と3人で鎌倉へぶらりと遊びに行ってきました。

北鎌倉駅で下車し、お寺巡りしながら鎌倉へ向かうという定番のコース。北鎌倉は小さな駅ですが、GWとあって大混雑。ホームや改札は大勢の人でごった返していてなかなか前に進めないほどでした

まず最初は鎌倉五山第二位の円覚寺(えんがくじ)へ。↑木造二層の重厚な構えの円覚寺のシンボル、山門。

 

↑北条時宗の廟所として建てられた塔頭、仏日庵。時宗、貞時、高時の三代の木造が安置されています。川端康成の小説「千羽鶴」の舞台にもなった所。

お次は鎌倉五山筆頭の建長寺(けんちょうじ)へ。余談ですが「けんちん汁」の語源は「建長寺汁」がなまったものだそう。けんちん汁はここの修行僧が日本で最初に作ったそうで・・・ここが発祥の地なのですって

   

  

今は牡丹が見頃。とてもキレイでした。桜や紅葉の美しさも格別だそうです。方丈という建物から眺める庭園も美しく、ウグイスの鳴声もよく聴こえてとても気持ちがよく、しばらくそこから動きたくありませんでした。

 

お店や飲食店が軒を連ねる賑やかな小町通りやそれに平行する、鳩サブレーで有名な豊島屋本店などがある若宮大通りは、あまりにも人が多すぎて写真どころではありませんでした

次は参道の若宮大路を通り、鶴岡八幡宮へ向かいます。

  

鎌倉のシンボルで中心的存在、鶴岡八幡宮。若宮大路の突き当たり、樹木に包まれて朱塗りの社殿が建っています。それにしてもまたまたすごい人

 

ものすごい混雑の中、何とか写真を撮ってもらう姑と私。今日の鎌倉散策は歴史や大河ドラマが大好きな姑に喜んでもらえたようです。私達も久々の鎌倉を楽しむことができました 今度はすいている平日にゆっくり来たいな~  


川越半日観光

2006年02月21日 | おでかけ

今日は関西の社宅で一緒だったJちゃんとHARUちゃん(1歳1ヵ月)に会いにJちゃんの帰省先の川越に出かけてきました。埼玉県の川越は蔵作りの建物が立ち並び、「小江戸」と呼ばれる情緒ある町です。菓子屋横丁も有名ですし、芋菓子や狭山茶などなど美味しい名産品があります。

 

  Jちゃんが予約してくれた老舗の料理屋「山屋」さん。広い個室でお庭を見ながらのお食事は極楽!思う存分ゆっくりさせて頂きました。お料理ももちろん↓また是非来たい素敵なお店でした。

 

Jちゃん&HARUちゃんと4ヶ月ぶりのご対面。HARUちゃん、一段と女の子らしく成長していました!

お食事後は町の散策やおやつタイム。お天気も良かったし気持ち良かったです。二軒目に入ったカフェではHARUちゃんもおやつのいちごパフェを美味しそうに沢山食べました。可愛かった~。

  

お散歩しながら川越名物のお芋のお菓子や豆のお菓子、お醤油やポン酢など買い込みました。Jちゃんからお芋のおまんじゅう「いも恋」をお土産に頂きました。もちもちの皮の中にサツマイモとあんこの入った、独創的な珍しいお菓子。コレは本当に美味しい!クセになる味です。

川越は12年ぶり、二度目でしたが、今回はJちゃんのガイド付きで川越の良さを一層知ることができました。Jちゃんの帰省時はもちろん、そんなに遠くないので今度はフラッと 主人やお友達と一緒にプチ観光に来たいと思いました。