海外に出て、数日経つと、無性に食べたくなるのがカレー。
先日の香港でも、三日目くらいに身体がスパイシーなカレーを欲してきたので、夜の廟街辺りの
ブラブラ歩きをしながら食堂を探した。
付近の海鮮屋台では、沢山の欧米人観光客や地元民が、シャコのピリ辛揚げや今が旬のカニ等を
大人数で堪能している。
ヒジョ~にそそられる光景ではあったが、それを横目で見ながら通り過ぎる。
またあの辺は、複数の蛇屋がまだ残っている地域で、雑貨を売る屋台から看板が見えたので、
近くに寄り、通りすがりのフリをして、ゆっくり棚の蛇酒やお客さん、店先の檻などを眺めながら
歩いていると、店のおっちゃんが「蛇スープ飲んでいかへんか~?」などと声をかけてくる。
「いかへんわ!女一人でこんな夜遅くに蛇スープ飲んどったらおかしいやん」なんて心の中で
叫びながらも結構ウケた。
そして廟街から一本離れた呉松街に、いくつものカレー屋が並んでいるのを見つけた。
いずれも本格派っぽい雰囲気だ。
店頭のメニューを見ながら、客の入り具合も確認し、どの店にするか考えながら歩く。
メニューを見ていると割引クーポンを渡してくれる店もある。
そうして、選んだ店が「亞龍カリー(AH LUNG PAKISTAN HALAL FOOD)」
パキスタン式のカレーは食べたことがないが、“ハラールフード”というのが本格的ぽくて
気になったのだ。
席に着き、メニュー見ると、頼もうと思っていたバターチキンがない。
どこの国のカレー屋さんに行っても、これを頼めば間違いないのだが‥。
あるのはチキン、ビーフ、エビ、カニ、フィッシュに加え、冬季限定のマトン。
マトンも気になるが、とりあえずオーソドックスなチキンを試してみることにした。
一緒にライスかロティがついて、$44なり。安い。
5分ほど待ってカレーがきた。
骨付きチキンがゴロゴロ。それに、よく炒めた玉ねぎらしきものがタップリ入っていて美味しそ~!
ご飯も十分な量があってウレシイ。日本だとサラッと盛ってくる店が多く、いつも足りなく
なってしまうのだ。
一口食べて唸った。こりゃーウマイ!味も香りもしっかりスパイシーで食べ応え十分。
バターチキンの上品さとは全く違うタイプ。
ただ、骨が多くて食べる時は少々面倒。でもこの方がダシが出て美味しくなるんだろうな。
香港人も骨付き肉大好きだしね。
客層は、若者から中高年まで幅広く、一人客も多い。
卓上に置かれたポットには、お湯ではなく水。お湯か常温の水が定番の香港人でも、さすがに
スパイシーカレーの時は冷水が必要な様子。
実際、結構辛くて、私も含め、店内あちらこちらから咳込む音が聞こえてくる。
それでも、とにかく美味しい。
骨が食べづらいなんて思いながらも、バクバク一気に食べてしまった。これはハマるね。
これからはバターチキンなんて物足りなくて食べられないかも。。
帰り際、レジのオバチャンに「アンタ、北京人?」と聞かれてしまった。
中国人に間違えられるのは常だが、ハッキリ都市名を挙げられたのは初めてだったので、
自分でも興味深かった。
亞龍カリー(カリーは漢字)AH LUNG PAKISTAN HALAL FOOD
住所:佐敦呉松街93號A地下
電話:2782-1635
営業時間:11:00~23:30
先日の香港でも、三日目くらいに身体がスパイシーなカレーを欲してきたので、夜の廟街辺りの
ブラブラ歩きをしながら食堂を探した。
付近の海鮮屋台では、沢山の欧米人観光客や地元民が、シャコのピリ辛揚げや今が旬のカニ等を
大人数で堪能している。
ヒジョ~にそそられる光景ではあったが、それを横目で見ながら通り過ぎる。
またあの辺は、複数の蛇屋がまだ残っている地域で、雑貨を売る屋台から看板が見えたので、
近くに寄り、通りすがりのフリをして、ゆっくり棚の蛇酒やお客さん、店先の檻などを眺めながら
歩いていると、店のおっちゃんが「蛇スープ飲んでいかへんか~?」などと声をかけてくる。
「いかへんわ!女一人でこんな夜遅くに蛇スープ飲んどったらおかしいやん」なんて心の中で
叫びながらも結構ウケた。
そして廟街から一本離れた呉松街に、いくつものカレー屋が並んでいるのを見つけた。
いずれも本格派っぽい雰囲気だ。
店頭のメニューを見ながら、客の入り具合も確認し、どの店にするか考えながら歩く。
メニューを見ていると割引クーポンを渡してくれる店もある。
そうして、選んだ店が「亞龍カリー(AH LUNG PAKISTAN HALAL FOOD)」
パキスタン式のカレーは食べたことがないが、“ハラールフード”というのが本格的ぽくて
気になったのだ。
席に着き、メニュー見ると、頼もうと思っていたバターチキンがない。
どこの国のカレー屋さんに行っても、これを頼めば間違いないのだが‥。
あるのはチキン、ビーフ、エビ、カニ、フィッシュに加え、冬季限定のマトン。
マトンも気になるが、とりあえずオーソドックスなチキンを試してみることにした。
一緒にライスかロティがついて、$44なり。安い。
5分ほど待ってカレーがきた。
骨付きチキンがゴロゴロ。それに、よく炒めた玉ねぎらしきものがタップリ入っていて美味しそ~!
ご飯も十分な量があってウレシイ。日本だとサラッと盛ってくる店が多く、いつも足りなく
なってしまうのだ。
一口食べて唸った。こりゃーウマイ!味も香りもしっかりスパイシーで食べ応え十分。
バターチキンの上品さとは全く違うタイプ。
ただ、骨が多くて食べる時は少々面倒。でもこの方がダシが出て美味しくなるんだろうな。
香港人も骨付き肉大好きだしね。
客層は、若者から中高年まで幅広く、一人客も多い。
卓上に置かれたポットには、お湯ではなく水。お湯か常温の水が定番の香港人でも、さすがに
スパイシーカレーの時は冷水が必要な様子。
実際、結構辛くて、私も含め、店内あちらこちらから咳込む音が聞こえてくる。
それでも、とにかく美味しい。
骨が食べづらいなんて思いながらも、バクバク一気に食べてしまった。これはハマるね。
これからはバターチキンなんて物足りなくて食べられないかも。。
帰り際、レジのオバチャンに「アンタ、北京人?」と聞かれてしまった。
中国人に間違えられるのは常だが、ハッキリ都市名を挙げられたのは初めてだったので、
自分でも興味深かった。
亞龍カリー(カリーは漢字)AH LUNG PAKISTAN HALAL FOOD
住所:佐敦呉松街93號A地下
電話:2782-1635
営業時間:11:00~23:30