香港に恋して(旧:にゃんこの日記)

大好きな香港を中心に健康、美容、食べ物、ひと‥何でも綴っていきます

漢方コスメ in 香港

2010-12-21 | アジアンコスメ
元々、化粧をあまりしない香港の女性。今でも、ファンデーションを塗っている人は
それほど多くはなく、日本女性のイメージの一つに「化粧が濃い」というのがあるという。

そんな香港でも、最近は外国のファッション誌やTV番組等の影響で、若者を中心にメイクが
浸透してきた感がある。
と言っても、人気があるのは日本や欧米のコスメで、大型デパートのコスメ売り場に行くと、
日本のデパートとほぼ同じブランドが並んでいる。

漢方コスメの素晴しさに目覚め、すっかりにハマっている私は「なんてもったいない‥」と
思っていたのだが、先日、出かけた香港のMTR駅構内などでやたら見かけたのが、女優の
王菲をイメージモデルに使用した、「本草堂」という漢方コスメブランドの広告。

ようやく香港も「“灯台下暗し”に気付いたか!?」と俄然興味がわいてきた。
一体、どういうコンセプトでどのような漢方成分を使用しているのか?そして効果は?

ということで、店頭で実際、製品を手に取って見てみることにした。
あれだけバンバン広告を出しているからには、どこでも手軽に手に入るに違いない、と
マニングスとワトソンをのぞいてみたら、あった!

基本的に私はマニングスを利用することが多いので、複数の店舗を見てみたところ、店によって
置き場所や、製品の種類も若干違う。
とりあえず種類が多い店舗の棚で、じっくり観察をしてみた。

ちなみに広告でやたら目に付いたのが「赤」、赤い背景に赤いパッケージの製品が、冬仕様で
アンチエイジング効果を連想させた。





棚を見ると、赤いシリーズ「紅潤透白系列」の他、緑のシリーズ「四季補水系列」もあった。
いずれも漢方成分を使用したもの。

赤い方は「美白&血色の良いバラ色の肌を目指す」というものらしい。

メインとなる成分は四つ

「枸杞」-肌に栄養を補充する、顔色を良くする、バラ色の肌色を作る、老化防止
「紅花」-血行を良くする、養顔、美白
「白芍」-くすんで黄色っぽい肌色の改善、シミを薄くする
「白茯苓」-肌の弾力を回復させる、シミ取り、美白

この他にも、製品により、桑白皮エッセンスや人参、真珠などを配合し、クレンジングから
ローション、クリーム、パック、肌の悩みに応じた各種エッセンス等、なかなかの品揃えだ。

一方、緑の方は、「オールシーズン通じて乾かない肌」がコンセプト。





メイン成分は三つ

「蘆薈(アロエ)」-保湿、シワ予防、肌の光沢を保つ、潤いと弾力のある肌にする
「蓮花」-植物性コラーゲンを含み、しっとり滑らかな肌にする、肌の潤いを逃さない
「蓮葉」-清熱解毒、内臓での栄養吸収を助け気血を作る、しっとり滑らかな肌を作る

どちらも気になるが、やはり「赤いシリーズ」の方が、加齢とともに出てくる悩みに対応した
処方となっていて気になる。

こうなるとやはり、実際に試してみるしかない!といくつかのアイテムを選ぶべく、箱書きを
じっくり眺め、三点を購入した。