緑の指は永遠の憧れ

亡きお姑様から畑を引継ぎ、この春から右往左往しつつ作業開始。
覚え書きを兼ねアタフタぶりを記していきます。

思い出した時の快感のために

2017-06-30 14:42:40 | 何ということもないこと
最近、物忘れが激しくてねぇ。

単語が出てこないことに愕然とします。

それを思い出そうとしてるうちに、
何を思い出そうとしてたか忘れちゃったりして。



で、おとといあたりから思い出せない単語があることに気づき

必死で思い出そうとしているところです。


ネットなどで調べたらすぐに出てくるのはわかってる。

どういうものかもわかってる。

ただ、『それの名前』が出てこない。

きっと思い出したらすんごい快感だろうと思うので

誰にも聞かずネットで調べもしないで

脳みそ内部を探っています。

時折、表面近くまでポワッと浮かんでくることがあるのですが

意識を伸ばすと、どこか行っちゃうんだな。




出てこない『それ』は


心臓のお薬としても使われて

ショックを与えると爆発するというのもので

暴走列車だかの映画で、これが積荷になってて
街に突っ込んだらそのショックで大爆発するというのがあって

カタカナで、時折略されたりもして

和田慎二先生のスケバン刑事の中編に、
どこかからこれが入ったガラス瓶が盗まれて
それを探してるというお話で、
とある学校の夜回りの用務員さんが、屋上で瓶入りの牛乳を飲んで
これをダストシュートから投げ落とす習慣があって
麻宮サキが『それ』の盗まれた謎を追っていると
既知のその用務員さんと出会い
『お前サキじゃないか。少年院から出てきたのかい』とか
牛乳を飲むのを見て『その習慣変わらないねぇ』とかなんとか会話をし
『じゃがわしも年かねぇ。最近はこの瓶が地上に落ちて割れる音が聞こえないんだよ』と。
笑ってその場は別れるも

『そういえば自分にもその音は聞こえなかった』と気づき
学校に駆け付ける。

一定の重さで切れるように張られた紐で
ダストシュートの中に吊り下げられたカゴに毎日牛乳瓶が溜まっていき
とうとうその日、ぷっつりと紐が切れる。

屋上に向かっていたサキは、間に合わないことに気づき
途中の階のダストシュートの蓋を開け
音だけで、瓶の投下、紐が切れる瞬間を察知。
落ちていくカゴにビュルルンとヨーヨーを投げて、
カゴの落下を防ぎ、その刺激で盗まれた『それ』を使っての
学校爆破計画を未然に食い止める。・・・という。

・・・ここまでわかってるのに

『それ』が出ないんだな。


もうちょっとなんだけど。

すごくそれっぽい感じが時折泡のように
表層近くまで登ってくるのよ。

無理やり思い出そうとすると
『ヘモグロビン』だの『ジギタリス』とかが横から出てきて邪魔をする。

『へ』な感じがするんだけど・・・。
思い出すと全然違うのかも。
『h』が入ってる気がするんだけれども。

上の説明で『なんだあれじゃん』とわかっても
教えないでねん。

絶対自力で思い出す!
そしてスッキリするんだ。