緑の指は永遠の憧れ

亡きお姑様から畑を引継ぎ、この春から右往左往しつつ作業開始。
覚え書きを兼ねアタフタぶりを記していきます。

我が家の畑

2017-03-30 13:25:04 | 
昨日は夕方、
ずっとほったらかしだった、
柿の木の選定した枝を拾ってまとめました。
ゴミの日にちゃっちゃと出さねば。
でも一度に沢山出すなと注意書きがあるので
何回かに分けて出さねば。

昔と違って野焼きも禁止なので
家の畑で燃やせないのが痛いわねぇ。
全部、それなりの長さにして紐で縛るか
細かく切って燃えるごみの袋に入れて出す。

正直めんどくさいなぁ。

雪が消えたら庭&畑は野ネズミの穴でボコボコです。
先日は農事組合から野鼠駆除のお薬が配布されまして
地区の役員になっているお父さんは
朝から駆り出されて、取りに来た農家の方に分配。
我が家は農地を持っていないので農事組合に入れず
役員の仕事は駆り出され、
配布物の配布役になってるのに
農事組合の広報紙は自分のところの分は無し。なのですよ。

今作ってる畑、
ばあちゃんの実家&実家の実家から借りてるのよねぇ。

買い取りたいんだけどなぁ。

家のすぐ脇だから、他の人が通るの嫌なんだよ。

嫁に来たときからずっと、
家と家の周りの畑を『我が家』と認識してきたんだけど
その畑が自分ちのじゃないことを知ったのは
15年くらい前かしら?

そんでもって、その畑の中で3坪くらい、
近所のおばあさんが使っていらしてね。
うちのばあちゃんと友達だったから
まあまあ仲良く野菜を作ってたんだけど
やっぱりねぇ、うちの犬走りを
いきなり人影が通ったりするのは嫌なもんです。
自分のエリアに他人が侵入している感覚が抜けませんでね。

それに、田舎のばあちゃん達の付き合い方なのか
うちの一輪車を使ったり
裏口から勝手に家に入ってきたりもしました。

ちょっといやでしょう?



今は親戚から農地を借りていて
『借り賃?いいよいいよ、気にしないで畑やってな〜』と言われます。
が!多分、代替わりしちゃったら
そうもいかないでしょうし
下手したら我が家のすぐ横のこの畑。
誰かに宅地にして売っ払われて、いきなり知らない人が
家を建て出すなんちゅう可能性も0ではないわけで・・・
いや〜想像したくないわ。
安心するためにずっと昔から、
ちゃんと我が家の土地にしたかったんだけど
農地だから非農家じゃ買えないというし。

なんだかなぁ。

農家じゃないと農地買えない
農地がないと農家になれない。
じゃあ、農家になれなくない?
農地が先か農家が先か?
う〜ん。





雪解け

2017-03-28 14:52:36 | 
昨日の雪にも驚くというか
『まだ降りますかい!?』と呆れましたが
今日はちょっとあったかく
昨日の雪もきれいに消えたよう。

今日は家の前までしか外に出ていないので
よそがどうかは知りませんがね。

で、雪が消えると今まできれいに隠されていたものが見えてきます。
ねずみ穴だらけの畑とか〜なんだとかかんだとか
ちょっとやさぐれた感じの風景が広がります。
荒れた畑を見ていると、なんとなく気忙しい感じになります。

今日は、軒下の痛み始めた白菜の外っ側を剥きました。
去年と比べると長持ちしたわ。
去年はいや〜、腐った腐った。
大根も白菜も、裏の小屋に入れといたら
ねずみが白菜マンションやら大根マンションやら建設するし
暖かかったせいか盛大に腐ってドロドロになったし
玉ねぎやネギもあの、特有の匂いを発し放題。
ジャガイモの芽はぴょ〜んぴょん。

今年は大根も全然腐らずスも入らず
まだまだ食べられるし
白菜も残り少なくなって完食する勢い。
玉ねぎだって無事なのが3ネットほど。

冬に入りがけにねずみ対策もしたせいか
彼らの害もなく割と平和な冬でした。
例年だと屋根裏に入り込んで運動会開催するし
白菜大根、かぼちゃもかじり放題だったのにねぇ。

あ・・・さつまいも・・・
盛大に腐った。
目を背けて、段ボールの中でモミに埋めたまま。
食べきれなかったなぁ。

今年はもっとたくさん干し芋を作ってみよう。
私とわんこしか食べないけれど。
わんこ大好物。
お父さんも好きなはずなんだけど、
市販のものに比べると硬いらしく
入れ歯が持って行かれてしまうんですと。
わんこ用のさつまいもより硬いくらいだからねぇ。

・・・はい、わたくし取り留めのない記事が得意です。
書き散らして終わりで〜す。

おおかみこども

2017-03-26 02:06:43 | 何ということもないこと
昨日、『おおかみこどもの雨と雪』を観ました。

う〜ん、子供達は感動してるんですけれど
私はどうもこの作品が苦手でしてね。

映像などは素晴らしいと思うんんですけれど
気になるところが多すぎて
ついつい突っ込んでしまうものですから
娘たちに「いいところで醒めること言わないでよ〜!』と
怒られてしまいます。

もやもやポイントはどこかな〜。
感想など取り留めもなく書いてみますと・・・

まず、親に先立たれた境遇の中でも
進学したのならばさぞ学びたいことがあったろうに
なぜ避妊しなかった!?
恋に落ちるのはいいでしょうとも。
でも、その先が考えがなさすぎるように思えて
なんだかなぁ。
せめて卒業するまで待て。

しかも、一人ならばまだしも、二人。
先行き見えない、これから育てる上でどうなるか読めないまま
続けざまに。

一人目ができて、生活も苦しく
しかも狼としての資質の出現がどうなるかわからない。
そんな中で、二人目かい?

戸籍は届け出したみたいだけど
かなり頻繁に、狼姿になってたから
検診とか行けなかったのかなぁ。

誰か味方がいるとよかったねぇ。
誰にも頼れなかったのが悲しいねぇ。

狼人間を受け入れられる人なんてなかなかいないか。

街で一人で子育てしてる間の描写が
切なすぎてなぁ。。。

そんでもって、子供が生まれた後
夫君が残したわずかな貯金で生活してたにしては
随分と長いこと、もったもんだなぁ。

少なくとも2、3年は食いつなげたんだもんなぁ。

どんだけ貯めてたん?

はなさんがそれだけしっかりしてるってことか。
それなのに家族計画が杜撰すぎだなぁ。

夫君が生きてたら、人目を避けるような暮らしでも
きっと楽しかったんだろうなぁ。
特に、4人揃って田舎に引っ越してたら
それこそ、生まれて初めてのような解放感を味わえたろうな。
父と子で狼姿で山を駆け巡ったりできたら
幸せだったろうな。

それから
そんなに子供好きではない自分としては
ゆきの自由奔放で抑えの効かない言動にイライラしてしまう。

こういう子、人間でもいるよな〜苦手だなぁ。
狼の血が混じることでよりこういう性格が激しく出たかなぁ。
また雨がウニウニしてるなぁ。
足して2で割れたらいいのになぁ。

初めての田舎の家で
雑草に覆われた庭を走り回るゆき。
やめて〜井戸とかあるよ、なんか刺さるよ〜〜。ひぃ〜。
心配性な私は、見てられない。
あんな廃屋と化したとこの庭だと
絶対素足でなんか走れない。怖すぎる。

そんなにたくましそうでもないはなさん一人で
なんとも大変なDIY。
板だの障子紙だの釘だのなんだの
材料はどこからか分けてもらった?
日常生活に必要なものはどうやって揃えた?
買い物とか遠いしすごく大変そうだ〜。

いつの間に運転免許&車?
免許取ってる間、子供達は?

あんだけの藪を鍬1本で開墾するとは
どんだけ体力あるん?
いくらじいちゃんたちの指導がいいからって
野菜採れすぎじゃね?
肥やしは緑肥鋤込みだけかぁ。
もともと肥えてる土地なのかな。
野菜作りに失敗続きの自分から見ると
嫉妬してしまうくらいやすやすと
野菜作ってくれちゃってて、なんだかもやもや。

野菜が生活の足しになるまで
とにかく貯金で食いつなぎ
免許も取り、車も買う。
ボロボロの家1軒、住めるように直す。
畑を開墾し、野菜も初めてながら大豊作。
自由奔放な子とくっつき虫の子供を育てながら。

すげぇ・・・

すごすぎて納得いかない。

はなさん、頑張ったんだろうけど
納得いかない。

そうだ、亡くなったはなさんのお父さんの
保険金やら遺産やらがあったことにしよう。
それで大学にも行けたし
しばらく食いつなげたっと。
脳内で勝手に補間。


雪が降った日
パジャマで外に出てあんなに雪まみれで笑うかい。
雪国育ちとしては、見ててブルル。
寒さってものを感じない描写。
雪はさ、冷たいよ?
雪の中、狼人間ならできるかもしれないけど
人間はあんなに走れないよぉ。

あれだけ雪が降るのに
全面掃き出し窓。薄いガラス。
雪囲いなし。雨戸なし。
まあ、うちの辺りも積雪地帯だけど雨戸なんてないけどね。
でも、あれじゃあ、そのうち窓割れるよねぇ?
てか、開かなくなりそう。

川に落ちてから家に帰るの大変だったろうなぁ。
雪の中、登り傾斜を新雪ラッセルしながらパジャマにコート姿で
びしょ濡れの子供連れて・・・
考えただけでぐったり。うへぇ。

兄弟げんかシーン、怖い。痛い。
この感想は、映画的には成功なんだろうけど
なんかやなんだよなぁ。
犬飼ってるけど
犬苦手なんだもの。
昔、追いかけられてさ。
その感じを思い出しちゃうのだ。

学校に行かない雨が
うちの子の不登校だった頃に重なって
なんで、そんなにゆるされるの!?って思う。
田舎だって不登校に関しては
なかなかに不寛容だったりするのに。
精神的になかなかしんどかったのに。
ここらのじいちゃんばあちゃん、
世間体とかも気にして
いいさいいさ学校なんて。なんて言ってくれないよ。

そして雨の『温度のなさ』。
冷たいならまだわかる。冷たさも感情だ。
でも彼はただ、まわりに関心がない。
感情・愛情が感じられない。
人間としても狼としても。
狼は愛情深い生き物だと聞いたことがある。
でも、雨はあまりに淡々としていて
はなの思いがなんだか空回ってるみたいで切ない。
もうちょっとお母ちゃん大事にしてやってよ〜って思ってしまう。


そしていつも我が家の子供らに怒られる箇所。

山に帰った雨との別れのシーン。
『時々帰ってくりゃいいじゃん』とつぶやいてしまう。
人間形になって帰ってくりゃいいじゃん。
それともはなさんが山に行ってもいいじゃん。
なんでダメなの?山のオキテなの?

旦那さんは亡くなり
長女は寮生活?長男は山の主?
一人家に残されたはなさんは寂しくないの?
多分、仕事や近所の人たちとの交流で気はまぎれるだろう。
でも、なんだかなぁ。

なんだかなぁ・・・なんだなぁ。

はなさんは笑って過ごすんだろうけど
自分はきっと無理だ。

剪定ビシバシ

2017-03-26 01:51:53 | 
こんなに暖かくなってしまってから
慌てて庭の野バラの剪定をしました。

本来は冬の内にやるものらしいですけれど
あまりにブッシュと化していたので
まあ、時期を逃してもやったほいがいいかな〜と。

我が家の野バラはまさしく野のバラで
もともとは庭の榊の根元にいつのまにか根付いていたもので
気がついた時には、榊を抱き込み
白く可憐な花を華やかに咲かせておりました。

本当にいつの間に政権交代したのやら
その交代劇に気づかないまま
榊の方は枯れてしまって
素朴で可憐な花のくせに
なかなかにたくましいものです。

隣にはボケの花。

小ちゃな木を適当に引っこ抜いたような状態で頂いたものを
ちゃちゃっと植えて掘ったらかしておいたものが
どんどん大きくなり、今では
バラとボケのジャングル。

大きな道路の歩道に面しているので
毎年、そちらに伸びていかないように
気を遣っています。

今日、かなり大胆に切り詰めたので
歩道に伸びる心配はないかな。
というか、ちゃんと花が咲くかしら

庭や畑の荒れ具合がきになる季節となりました。