緑の指は永遠の憧れ

亡きお姑様から畑を引継ぎ、この春から右往左往しつつ作業開始。
覚え書きを兼ねアタフタぶりを記していきます。

ストレス

2020-11-28 17:57:32 | ワンコ
おととい
ワンコの出入りするデッキの雨が入るあたりが
ズクズクに腐っていることに気づいた。

思えば7年前、初めてワンコを飼うにあたり
単管パイプと木材、波トタンなどで一生懸命手作りした
屋根付きのデッキ。

基本になる部分は市販のデッキセットで
それには防虫防腐加工がしてあった。

でも、ワンコをもらってきてから、

ここはこうしたほうがいい。
ここがもっとあるといいね。

などとどんどん加工を加えて行った。

素材は買ってきたそのままの2×4材など。
そこが腐っていた。
…よく7年持ったものだ。


どうもシロアリがいるっぽかったので
すぐに撤去をはじめて、
今度は防虫加工がしてある2×4材を買い込み
トンテンカンテンドカドカギュイン!と
2日で2畳ほどの部分を新しく作りかえた。

ワンコはその時部屋の中にひっこんでた。
でも作業したのは部屋のすぐ横だったから
かなりうるさかったと思う。

作業1日目の夜、後ろ足のつま先が2本禿げてた。

あれ?どうした?

と家族争議。
何だろう?爪が伸びてどこかで引っ掛けたかと心配した。
散歩の時は何も変わりがなかったと。
触っても嫌がらないし足を引きずったりもしない。

ちょっと様子を見ようとなり
昨日、デッキ修理2日目。
さらに騒音大。
なんとか完成。

で、ワンコの足先は指3本まで禿げ上がった。
どうも見ていると自分で舐めたりカジカジしたりしているみたい。
これってストレスじゃね?と娘と話す。

今日お医者様に連れて行くと
『ストレスですね。』

あ〜やっぱり。と思った。

何か変わったことありました?と聞かれ
『模様替えをしました。
ちょっとうるさかったと思います。』

と言ったら、ちょっと先生笑ってた。

とにかく悪い病気じゃなくてよかった。

お薬を2種類2週間。
お薬は割と飲めるほうなのでがんばろう。

あとはうるさくしないから大丈夫だよ〜。
ごめんなぁ。


キュアリングその後

2020-11-20 11:16:37 | 
今年のサツマイモは頑張って年を越してからも道の駅に出荷しようと
『キュアリング』なるものに挑戦したのは以前の記事の通り。

2回のキュアリングを終えて、今サツマイモたちは
あったかいダンボールの籾の中で
それぞれぬくぬくとしている。

センサーが先端にある温度計を入れているので
温度もバッチリ。

籾の威力すごい。

そして彼らはやっぱり仏間にあるのである。

キュアリングを終えて感想や気がついたことなど…。




昨日、10月分の電気料金の明細が来た。
例年よりすごく高い。
なんだこれなんだこれ!?とひとしきり家族で騒いだ後
『キュアリング!?』となった。
丸4日。最大出力でパネルヒーター稼働しっぱなし。
10月だとまだ暖房もそれほど入れていない(基本灯油だし)ので
おそらくそれかなぁと。

サツマイモの売り上げより電気料金が高くなってしまった。わはは。
笑い事ではない。
昨日来たのは『10月』の電気料金。
キュアリングは2回。
2回目は11月なのだ。
うっそやん。

やっぱり加湿器は超音波式じゃなくてスチーム式が良かったろうか。
そうしたら、冷たい霧が温室内を冷やすこともなく
もう少しパネルヒーターも頑張らなくて良かったかも。
まあ、その分、今度は加湿器の方の電気料金が上がるのだけれど。



◎役に立ったもの

・布のガムテープ

 温室の隙間を塞いだりするのに大活躍。
 1回目のキュアリングでは、加湿器本体を温室に入れていたので
 ファスナーが開けっ放しだったのをビニールで塞いていた。
 貼って剥がしても温室のビニールが痛むことなく
 水に濡れてもある程度大丈夫で大活躍。
 2回目のキュアリングの際は温室に穴を開けて
 加湿器の吹き出し口から繋いだアルミの管を突っ込んだのだが
 加湿器と管をしっかりホールド。
 穴の隙間もしっかり塞いでくれた。

・ホームセンターで298円の吸水スポンジ。

 ぐんぐん水を吸ってくれて2回目のキュアリングで大活躍。

・車のトランク用シート

 2回目のキュアリングで温室の下に敷いて大活躍。
 軽いし安いし防水だし、縁があるので水がこぼれない。

・古毛布

 2回目のキュアリングの時は気温が下がったためか
 なかなか30度まで上がらなかったので、毛布を温室全体にかぶせたら
 実にいい温度に定着。


もちろん加湿器もパネルヒーターもサームスタットも、温室本体にも拍手を。
パチパチパチ♪



あと、土付きのサツマイモを毎日触っていたら
手のひらがガッサガサに荒れた。

そして、毎日重いサツマイモを、
物置だ仏間だ小屋だ〜と移動していたら
ちょっと痩せました。


11月分の電気料金怖い。

今のところ赤字です〜(T ^ T)
年が明けたら甘くなったサツマイモを頑張って出荷する〜。

野菜を売るって大変だ

2020-11-18 15:13:18 | 
とあるきっかけで、道の駅に野菜を出すようになった。

しみじみ思う。
人様に買ってもらうって大変だ。

とにかく、今までは自分が食べる分を
なるようになるさ!で作っていた。
虫が食おうが、芽が出てこなかろうが、
曲がってようが小さかろうがかまやしない。

ところが、いざ店頭に並べるとなると
全然違う。

美味しくなかったらどうしよう。
口に入るまでに傷んだりしないかな?
この見た目じゃ売り物にならないな。
どうやったら特性が伝わるかな?

去年の今頃はこんなこと思ってもみなかった。
やっぱり人にお金を払って食べてもらうとなると緊張する。

いろいろな作業をしながら
『来年はこうしよう』『来年はこれ作ろう』
何を見ても『来年は…来年は…
って、頭に浮かぶ。

ちょっとどこかに出かけて通りすがりによそ様の畑を見て

はぁ。やっぱりプロは違うなぁ。とか
これくらいきれいにできたらなぁ。とか
こうすればいいのか!とか
トラクターが欲しい!とか
ハウスが欲しい!とか

なんだか今までとは視点が変わってしまった。

几帳面な畑の人は、やっぱり野菜もきれいだ。
手の掛け方も違う。

はあ。
まだまだ素人。
売れるような野菜を作るのも
そしてそれを買ってもらうということも難しい。

まずは、行き当たりばったりじゃない農業をしなければ。
と、心に誓うのでした。


整理整頓

2020-11-09 17:35:53 | 何ということもないこと
それにしても一気に寒くなった。
天気予報でわかっていたとはいえ、体がついていかない。
こたつにもぐっていたい〜。

でも、まだ指先がかじかんでないからもうちょっと我慢できそうかな。
何しろ、仏間兼客間にサツマイモのキュアリング&選別出荷作業をするという
仏様に怒られそうなことをしているので
物がいっぱいでストーブが焚けないのです。
物置でやればいいのに、物置もいっぱいでして。
これでも、古い布団とかだいぶ捨てたんだけどな。


本当に物を貯めすぎる性格で、家の中にいらない物がたくさん。
すっきり暮らしたいけど、どうにもこれは性格だからね。
捨てるストレスと貯めるストレス
どっちがきついかしら。

貯めとくのは心配性だからってのもある。
あとで必要になったらどうしようとか思ってしまう〜。

実際はないならないで、気が付きもしないんだろうけど
袋とか典型的に溜め込んでる。
で、思い切って捨てたときとかに限って
必要なのに〜なんで捨てた、自分!?とかになる。

必要だからいろいろ買い込んで
必要なときにどこにしまったかわからないという
情けない事態もよくある。

整理整頓て遺伝よね?
うち、実家も、実家の母の実家も、姉も、まあまあこんな感じだから。
あきらめて物に囲まれて生きるか。
それはそれで幸せだったりもするんよね。




またしてもキュアリングについて

2020-11-09 17:16:27 | 
はい。本日第2回目のキュアリングの3日目です。
なんかもう、キュアリングが果たしてうまく行っているのかどうか
よくわからなくなりました。

外気温が下がったせいか、
どうにも温室内が28、9度以上に上がってくれなくて
湿度は90%前後をうろちょろ。

サーモの辺りが暑くなってるのかなぁ…
最高温度に設定してるのに上がりませ〜ん。
せっかく安定したシステム(笑)にしたのになぁ。

前回と違うのは、中面の壁際に保湿のために濡れタオルをかけてたこと。
で、今日からまたタオルをかけてみました。

さてどうなるでしょうか。

サツマイモの出荷申し込みは15日までなので
それを過ぎたら一段落。

キュアリングを終えたサツマイモをしまいこんで
年明けに甘みを増した頃、再度出荷したいと思っていますが
本当に腐りにくくなっているのか!?

開けてみたらデロデロに腐ってたらどうしよう〜。

連日、傷や折れのある痛みそうなサツマイモをモリモリ食べてるんですが
収穫から日が経って、だんだんと甘くなってきたみたい。
でも時折カビ臭いのが出てきたから
売りに出すのはドキドキです。

見た目は綺麗でもダメな奴が混ざったりするんだよなぁ。
お客さんには美味しい芋を食べて欲しいなぁ。

いやほんと、去年も食べたけど
2月頃のサツマイモ、感動するくらい甘いんだわ〜。
(あ、2月は今年か)

なんとかお客さんに甘いサツマイモをお届けしたい。

設備も整っていない小さな農家ではいろいろ難しいなぁ。

大規模農家なら出荷も設備もど〜ん!出荷もど〜ん!なんだろうけど
借金とか大変そうだ。

ちいちゃくやってる農家が野菜を出せる場があるのは
とてもありがたいことだけど
右も左も分からないまま出してたりするから
サツマイモのキュアリングみたいに、
出荷するときどうしたらいいのかとかの講習会をやって欲しいな。

あと、小規模農家が共同で頼めるような
キュアリング倉庫や保冷倉庫とか、
田んぼで藁やもみを燃やすなというなら
そういうのを一手に集めて堆肥にして、
20キロ単位くらいから売ってくれる施設とか
地元に欲しいなぁ。

まあ、無理だろうけど…