昨年の春から続いていた仕事がとりあえず一区切り
これでようやく余裕ができる
仕事の所為でブログの更新ペースが落ちるというのも情けない話ですが
さて、年末から観たいと思っていた「あるいは裏切りという名の犬」
週末にやっと観ることができました
原題は全く違ってパリ警視庁の住所(日本の桜田門ですな)
なかなかうまい邦題をつけましたね
テンポ良い展開で2時間弱があっという間
銀ブラのついでに観る映画とし . . . 本文を読む
丸の内ピカデリー1で「硫黄島からの手紙」初回
予想してはいたが重過ぎる
独特の画面の乾いた色調がその思いを一層深くさせる
渡辺謙の栗林中将も良い出来だったが、西郷の二宮和也が素晴らしい
謙さんを喰うところまでいっていないまでも堂々の存在感を示した
嵐にこんな逸材がいたとは驚きだが、田原のトシちゃんも演技は達者だったように
意外とジャニーズの伝統なのかも
視点を変えれば彼が主人公と言っても過言ではな . . . 本文を読む
丸の内プラゼールで「父親たちの星条旗」初回
イーストウッドの最新作
太平洋戦争の硫黄島の戦いをアメリカ側から描いた作品
来月には日本側から描いた「硫黄島からの手紙」が公開される
最近のイーストウッド作品の特徴である、非常に苦くて重い映画
映画を観て爽快な気分になりたい方にはお勧めできない
上陸時の長い戦闘シーンは「プライベートライアン」を思い起こさせるが、
他にも随所に戦闘の様子がフラッシュバッ . . . 本文を読む
きょうも国立
国立駅は入り口が閉鎖されて仮駅舎での営業
キオスクが無くなってしまって不便極まりない
何だかすごく寂しい光景
夕方から新宿に出かける
普通はこんな時間の新宿には絶対に出かけないのだが、テアトルタイムズスクエア
でヴィスコンティ生誕100年祭が開催中
「山猫」「イノセント」「Ludwig」の三本立てで全部観たいのだが、きょうは
とりあえず「Ludwig」
これを観るのは初めてと思 . . . 本文を読む
きょうは一日外出
会社に戻る予定だったが、急遽東京国際フォーラムに行くことに
仕事終了後、京橋をぶらつく
チョコロネが食べてたくなり、明治製菓本社の一階にある100% Chocolate Cafeに
久々に立ち寄る
開店当初は何度か行ったのだが、接客に難を感じ足が遠ざかっていた
そんな指摘があったのかどうか分からないが、接客は劇的に改善
お目当てのチョコロネはこの時期持ち帰り不可
それではという . . . 本文を読む
いまフィルムセンターでは「日本映画史横断①日活アクション映画の世界」を開催中
赤木圭一郎主演の「拳銃無頼帖 抜き射ちの竜」は前々から観たいと思っていた
小林信彦氏の著作に「抜き射ちの竜」と「紅の拳銃」が何度も出てくるからだ
動く赤木を観るのは今回が初めて
赤木圭一郎(トニー)は小林旭(マイトガイ)、石原裕次郎(タフガイ)に続く
日活第三のスターとして期待されていたが、21歳の若さで撮影所内のゴー . . . 本文を読む
ほぼ1年振りにフィルムセンター
今まで一般には開放されていなかった小ホールを使って、今年から京橋映画小劇場
として年に数回企画上映を行うことに
今回は「アンコール特集:2005年度上映作品より」ということで、昨年度上映された
作品の中から特に好評だったものを再映
ちょうど時間が合ったので「会議は踊る」を観賞
良く名前を聞く作品だが、どんな作品か予備知識を全く仕入れずに観た
並んでいるときに常連っ . . . 本文を読む
有楽町の日劇2で「ALWAYS 三丁目の夕日」初回を観る
派手な宣伝をしていた訳ではないのであまり入っていないだろうと予想していたが、
結構お客がいてびっくり
長い長い予告編のあとにようやく始まったと思ったら、昔の東宝映画のオープニングが
いきなり出てきてそこから一気に映画の世界に引き込まれた
いやー良かったです
最近の邦画を観てこれだけいいなと思ったのは初めてかも
僕は生まれる前の東京に子供の . . . 本文を読む
丸の内ピカデリー1で「ミリオンダラーベイビー」
初回上映だったが中々の入りだった
アカデミー賞受賞というのがもちろん効いているのだろうが、
彼の新作がシネパトス辺りで単館上映していた頃を考えると感慨深い
これはイーストウッドの最高傑作ではないか
省略を多用した抑制された表現、ジムの場面のリアリティー、ヒラリー・スワンクの肉体
からほとばしる躍動感
全てが有機的に作用し、深い、品格のある作品 . . . 本文を読む
今日はフィルムセンターで「駅前旅館」
森繁はこういうちょっといかがわしくてダメな男をやらせるとうまいなあ、と再確認
リアルタイムではもう老人役で偉そうにしている森繁しか知らないので実に新鮮に感じる
居酒屋のカウンターの中でしょんぼりと飲んでいる側に淡島千景が
佇んでいる様はまるで夫婦善哉
全盛期のフランキーが見られたのも良かった
(私の年代だと霊感山勘第六感の司会者のイメージしかないのです)
そ . . . 本文を読む