近江八幡市武佐地区で見つかったのが名前の由来とされる「ムシャリンドウ」の展示会が開かれている。
↑写真:中日新聞より
ムシャリンドウはシソ科の多年草で、北海道や東北、長野の日当たりの良い草地に自生し、環境省のレッドリストに絶滅危惧2(ローマ数字の2)類と記載されている。
ムシャリンドウ展示会
開催期間:6月5日(日)まで
場所: 武佐コミュニティセンター
近江八幡市武佐町305
展示会は、地元の愛好者でつくる「むしゃりんどう保存会」が毎年開き、22回目。
会員は70〜80代が中心で、現在28人。今年は120点ほどの鉢植えのほか、地元の園児が栽培するプランターも展示し、見頃を迎えた紫や淡いピンク、白の花が会場を彩る。
成長過程や栽培方法を紹介するパネルも掲示。花は地区内の民家八軒の軒先にも並べた。
保存会の成田伝良会長は「仲間の輪を広げ、皆で武佐ゆかりの花を次代に伝えていきたい」と話した。
<中日新聞より>