滋賀県愛荘町地域おこし協力隊の「磯部美季」さんが、愛荘町産のショウガを使ったジンジャーシロップ「愛しょうが」を開発し、11月10日から販売が始まった。
愛荘町でかつて生産が盛んだったとされるショウガを再び盛り上げようと企画され、磯部さんは「町の人が他府県にお土産として持っていってくれるような商品にしたい」と話している。
↑写真：中日新聞より
「シロップ」は、愛荘町産の種ショウガを使い、滋賀県産の蜂蜜やアケビ科の果実のムベで味付けした。
甘みがありながらも、さっぱりとしたスパイシーな味わいで、炭酸水で薄めてジンジャーエールにするなど、さまざまな飲み方で楽しめる。
愛荘町とショウガをかけ合わせた「愛しょうが」の名称も磯部さんが考えた。商標登録を申請中で、飲料に限らず、愛荘町産ショウガを使った商品に付くことを想定している。
磯部さんは化粧品メーカーなどに勤めた後、今年4月に愛荘町の地域おこし協力隊に着任した。「町の課題を解決するビジネスを」と、町民と会話を重ねていく中で着想を得た。
1本税込み１０００円。湖東三山館あいしょう（愛荘町松尾寺）や、近江鉄道愛知川駅併設のるーぶる愛知川（愛荘町市）などで購入できる。
今後はアンテナショップなどでの販売も検討する。
＜中日新聞より＞
