産卵期を前に栄養を蓄えておいしくなったびわ湖固有の「セタシジミ(瀬田蜆」の漁が盛んに行われている。
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「セタシジミ」はびわ湖の固有種で、大津市の瀬田地域などで漁が行われていることからその名が付けられた。
一般的なシジミと比べて殻がべっこう色をしていて身に厚みがあるのが特徴で、5月から7月にかけて産卵期を迎えるのを前に栄養を蓄えて身がふっくらとして、おいしいということである。
「セタシジミ」は、昭和30年代をピークに水質の変化などで漁獲量が少なくなっていて、地元の漁業者などが環境保全や稚貝の放流などで資源の回復に取り組んでいる。
瀬田町漁協の吉田守さんは「今の時期が一番美味しいです。沢山食べて貰えるように「セタシジミ」を増やす活動も頑張っていきます」と話していた。
セタシジミ(瀬田蜆)復活へ実験 (琵琶湖)
https://blog.goo.ne.jp/ntt000012/d/20201113
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<NHK大津より>