日経新聞「Goody」電子版によると、「家で、オフィスで、「座りっぱなし」があなたの健康をむしばむ」とある。
家やオフィスで、1日中座りっぱなしの生活が続くと、腰痛や肩こりなどに悩む人は多いだろう。だが長時間の「座りっぱなし」には、もっと大きなリスクが潜んでいる。
「長時間ゴロゴロ」や「いすやソファに座りっぱなし」の生活を送っていると、肥満や糖尿病、心臓病、がんなどを発症するリスクが高まり、ひいては寿命が短くなる恐れがあるというのだ。
「座りっぱなし」の弊害は、腰痛や肩こりにとどまらない。
「積極的に運動をしていても、そのほかの時間を『長時間ゴロゴロ』や『いすやソファに座りっぱなし』で過ごしていると、死亡リスクが高まる恐れがあることが、近年の研究で明らかになってきていると言われる」。
「座りっぱなし」による健康への悪影響というと、パッと思い浮かぶのは、長時間同じ姿勢を続けることによる、腰痛や肩こりではないだろうか。だが実は、「座りっぱなし」には、そうした不調にとどまらない、寿命を縮めるほどの全身への悪影響があると言う。
例えば、22万人以上の中高年を対象にオーストラリアで行われた研究(*1)では、平日の1日に座っている時間が4時間未満の人に比べて、8~11時間座っている人では死亡リスクが15%上昇し、11時間以上の人では40%も高くなっていた。
座りっぱなしは、肥満、糖尿病、心疾患、脳卒中、うつ病、認知機能の衰えなどにも影響することが分かっている。
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