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認知症予防へ向けた運動「コグニサイズ」で長寿

 「コグニサイズ」とは国立長寿医療研究センターが開発した運動と認知課題(計算、しりとりなど)を組み合わせた、認知症予防を目的とした取り組みの総称を表した造語である。
 英語のcognition (認知) とexercise (運動) を組み合わせてcognicise(コグニサイズ)と言う。
Cognitionは脳に認知的な負荷がかかるような各種の認知課題が該当し、Exerciseは各種の運動課題が該当する。運動の種類によってコグニステップ、コグニダンス、コグニウォーキング、コグニバイクなど、多様な類似語があり
ます。コグニサイズは、これらを含んだ総称としている。

認知症予防に向けた運動コグニサイズ

1.運動は全身を使った中強度程度の負荷(軽く息がはずむ程度)がかかるものであり、脈拍数が上昇する(身体負荷のかかる運動)

2.運動と同時に実施する認知課題によって、運動の方法や認知課題自体をたまに間違えてしまう程度の負荷がかかっている(難易度の高い認知課題)

 コグニサイズの目的は、運動で体の健康を促すと同時に、脳の活動を活発にする機会を増やし、認知症の発症を遅延させること。
 コグニサイズの課題自体がうまくなることではない。課題がうまくできるということは、脳への負担が少ないことを意味する。課題に慣れ始めたら、どんどんと創意工夫によって内容を変えてゆく。「課題を考えること」も大事な課題である。
 できれば運動を行う皆で一緒にコグニサイズをすることで、間違えて笑って、試行錯誤しながら楽しんで行うことを期待されている。
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