のんきに介護

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住友陽文さん / 「教育勅語とは、どういうものか」

2018年10月05日 06時19分30秒 | 安倍某とそのお友達
住友陽文さんがとても貴重な情報提供をされていた。

以下、書き出す。

まずは、

歴史家・住友陽文さんによる、

一番分かりやすい教育勅語失効についての説明。

彼は、

こう言う。






僕も誤解していたが、

教育勅語は、

新たに国会決議をしても復活させえないことはもちろん、

政権のお得意な閣議決定によって

前になされた

国会決議を否定したところで意味がない。

教育勅語だけを取り出して

それを有効ならしめようとしても不可能だ。

憲法に反するものだからだ。

すなわち、「教育勅語を使えるようにしろ」と要請することは、

実質上、憲法破棄の主張だ。

しかるに、

憲法尊重義務のある

内閣において、

教育勅語にある徳目を殊更に引用するのはなぜか。

――もし朋友を大事に、夫婦仲良くなどの道徳を大事にということであれば、そう言えば終わり。なぜ教育勅語からの引用にこだわるのでしょうか。〔12:39 - 2018年10月4日〕――

という住友さんの疑問は、

至極、当然だ。

憲法改正とセットだから、

あちらで言われることがこちらでも言われる。

例えば、

「すべてアメリカの占領中の事だね」

といった事柄

(野良猫@noraneko2615氏のツイート〔20:35 - 2018年10月3日〕参照)。


それに敏感に反応して、

住友さんが

――占領中は、日本の国会や日本の官僚たちに一切の自律性がなかったと言うのだろうか。こう言う人ほど、憲法制定などの審議内容については何も知らないのだろうね。日本国憲法制定過程のことを研究している人で、そんなことを言う人は誰もいない。〔20:50 - 2018年10月3日〕――

とツイートしておられた。

教育勅語の本当に恐ろしいところは、

その洗脳の力だ。

彼は、

こう述べられる。





教育勅語の謄本の回収なども含め、同勅語の排除が徹底的になされたのは、

憲法が押しつけでなく、自発的なものであった証だ。

もし、ただの押しつけなら、

ここまで細やかな配慮はしなかっただろう。


<追記>




この「悪用された」論や、




といった

「一部いいところはある」論は、

教育勅語を復活させたいがための口実だ。

もし、

わずかにしろ教育勅語の復活を認めたら、

我が物顔に

「お国のために」を

連呼する手合いが出てくるだろう。

所詮、国民騙しの論理って、

そんなものだ。

詐欺師を信じてはいけない。


<追記>





2018年10月6日昼 記


2018年10月5日夜 記

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