「日本の豹変ぶりには目を見張るものがある」として、
日本への不信を皮肉っぽく叩きつけるのは、
フランスの12月18日付ルモンド紙、
「福島を忘れた人々」(Gre'goire Allix, ? On oublie Fukushima ?)
という記事です
(ブログ「晴耕雨読」参照
/リンク:http://sun.ap.teacup.com/souun/9522.html)。
土曜日の晩まで
原発からの脱却を準備していた日本は、
日曜日に自民党政権が誕生して以来、
停止中の48基の原発を再稼働する方向で動き始めている――
と評しています。
そして、
その豹変振りを
ル・モンド紙が嘆く根拠として
(1)福島で起きた大規模な原発事故は、原子力施設の安全管理体制が内包する深刻な機能不全を白日のもとにさらした、
(2)日本が抱える地震と津波という二重の安全リスクは今もそのまま放置されている、
(3)日本国内にある原発は全て海岸沿いに設置されており、そのうちの3つは活断層の上に建設されているのである、
という3点を挙げているようです。
しかし、僕も実は、目を見張っております。
ただし、それは、
豹変の
余りのしなさ加減についてです。
福島のちっちゃな子ども達に
大量の甲状腺異常が
明瞭に見つかっているのに、
なお退避勧告しないばかりか、
景気のことのみを考えて
「吸って応援」
とばかりに
汚染がれきの受け入れを推進している
自民党の右派、
百年一日がごとき連中です。
この人たちは、
何があれば、
放射能の危険を悟り、
180度、
反対方向に舵を切れるのでしょうか。
もう一度、
しっかり見て欲しいグラフ、
掲載しておきます。
(※クリックすれば、拡大します)
本当に何の罪もない
子ども達を見殺しにするような真似をしたら、
この国は、
滅亡してしまいます。
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