のんきに介護

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NHKラジオ第1 / 「福島第一原発 難航する汚染水対策“凍土壁”の課題は?」

2015年04月26日 23時00分19秒 | フクイチ原発事故
NHKラジオ第1で、

2015年4月13日に放送されたものです。



サイト「みんな楽しくHappy♡がいい♪」に

文字起こしがされています。

☆ 記事URL:http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-4195.html

丸井敦尚産業技術総合研究所 地下水研究グループ長であり、

汚染水処理対策委員会委員 が

フクイチの事故収束作業の進捗状況を

説明されてます。

番組後半でこの方が

――まず今は原子炉建屋とタービン建屋が壊れた状態なんですね。
で、それぞれの建屋の中に水が溜まっています。
非常に高濃度の汚染水です。
この水があると、次の廃炉の工程に進めないので、まず水を取り除くと。
これはですね、だいたい2020年ぐらい。
事故が起こってから10年ぐらいのうちに取り除きたい、というふうに考えています。

で、その水がなくなった後なんですけれども、
原子炉をですね、しっかりと水が漏れないように囲みまして、
補修した後で、原子炉の中の水を循環させて、そこに溜まっている燃料を冷やしていくという時期がきます。
これが15年とか20年というふうに言われています。

そのあと、燃料が冷えましたら、
使用済み燃料が冷えた後で、それをドリルかなんかで壊して取り出すということになります――

と述べられています。

☆ 記事URL:http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-4221.html

改めて、触れられた作業工程を書き出すと、

次の通りです。

(Ⅰ)建屋の中の水を取り除く。

(Ⅱ)原子炉の補修。

(Ⅲ)原子炉の中の水を循環させて、燃料を冷やす。

(Ⅳ)使用済み燃料を壊して取り出す。

話を聞いている分には、

筋が通っているようなので時間はかかるけれど、

何とか完遂できそうです。

しかし、そもそも建屋内の水が取り出せるんでしょうか。

仮にそれができたとしても、

原子炉の補修なんて夢物語ではないでしょうか。

核燃料はメルトスル―をしていて

原子炉の外にあるんですよ。

段取りに筋が通っているように見える反面で、

事実が無視されています。

丸井さんの説明だと、

まるで核燃料が依然として原子炉の中にあるかのように聞こえます。

また、補修して、

経年劣化した原子炉が甦るような言いっぷりです。

配管が地震のため、

そこら中で破断しているだろうに、

その点については

口を噤まれているのですな。

しかし、そもそも

ボルト一つ締めるのでも人力では不可能ではないでしょうか。

家庭にある電気製品とはわけが違います。

ついでに言うと、

ならばロボットというのは、

あまりに安易な、

現実逃避である空想に過ぎないと思います。

現に、写真を撮るための

ロボットが投入後、直ぐに動かなくなったでしょ?

(番組では、ロボットの活用という点には触れられていませんでしたが、

現実をしっかり受け止めるべきです――)。

体験から言って、

NHKの

調子のいい話は、

信用すると、

後で痛い目に合いそうです。

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