のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

金田法務大臣、ノックアウトか。同大臣、いやよ、いやよで席を立たず

2017年02月07日 04時59分06秒 | 国会論戦

@yzjps さんのツイート。

――【金田法務大臣「答弁に立って下さい!ノックアウト負けになります!」】
セコンドが金田法務大臣を叱咤激励「答弁に立って下さい!」ノックアウト負けになります!タオルを投げるわけにはいかないんです!(笑)
山尾志桜里の質疑に、職務放棄のダウン寸前「昼休み」のゴング!に救われました。。。〔12:48 - 2017年2月6日 〕—―




山尾議員に毎回、こてんぱんにやられている

金田法務大臣は、

法務省の名において、

次のような

「共謀罪は国会で議論するな」

という趣旨の

文書をマスコミ各社に

配布して

説明責任を逃れようとしたようだ

(下記〔資料〕参照)。



要するに、

山尾議員に答弁できない

自分に問題があるんじゃなくて、

難しい問題を突きつける山尾議員が悪いと言いたいわけで、

こんな子供じみた

自己の正当化をよく図るものだ

(大西健介@oniken0024さんのツイート〔21:08 - 2017年2月6日〕参照 )。

小西ひろゆき (参議院議員) @konishihiroyuki さんが

こんなツイート。

――法務省見解は空前絶後の暴挙。絶対に法務大臣を辞職に追い込む必要。
憲法や刑法の基本原則に抵触する法案の検討状況等を追及するのは議院内閣制の国会の任務そのもの。これを「国民の利益に叶わない」とするのは国会の全否定行為。さらに「所管の法務委員会で」とするのは予算委員会の否定そのもの。〔23:35 - 2017年2月6日 〕—―

うわぁ、炎上か、

という騒ぎになりかけて、

金田大臣は、

慌てて文書を撤回したようだ

(下記〔資料-2〕参照)。

閣議段階と

盛んにこの大臣、言い訳するが、

今、法案は提出させたら可決したも同じだ。

すなわち、

今までの例で言えば、

法案提出したら「審議は尽くした」とされ、

強行採決される。

こんな風に

何も議論しないで強制採決によって

法案を成立させることが当たり前になっている

現在の惨状の下では、

今なんだ。

もし、今を乗り超えだら、

事実上、

もう勝負あったと見てよい。

安保法と呼ばれる

戦争法案もそうやって

ほとんど議論なしに強引に採決された。

さて、話戻って、

金田法相は、

メディア規制の文書を出した意図について、

記者さんたちは我々の仲間、

政権の立場を代弁してもらいたかったという。

これについて

山尾議員は、

次のように批判した。



インドア派キャンパー‏@I_hate_campさんが

こんなツイート。

―― 記者さんたちは我々の仲間、と言い募る金田法相に嘆息し「それは違う」と諭す山尾しおり。

こんな奇怪な意見表明を行う政権与党の政治家を産み出してしまったメディアの人たちは心から恥じて欲しい。本当に情けない国になってしまった。#ペンの力〔14:39 - 2017年2月9日 〕—―


山尾議員が口にした

「メディアは権力者の仲間ではありません。メディアは、あなたの考えを発信するツールではありません。メディアは官報ではありません。メディアは、権力者の権力の行使が適性になされているかどうかをチェックする機関でしょう?」

という言葉、

メディアの方から発信してもらいたい

(山尾さんの上掲発言の前後も含めて全体を聞きたいと思われる方は、拙稿「金田法相、答弁ペーパーを長々と棒読みしているうちに質問を忘れて「もう一度、質問を」の巻。ふざけているようにしか見えない @衆院 予算委員会」にアップした動画の前半部を見てください。*http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/2e9065eb4be7d7125cae24f0b3bc69a7)。

でなきゃ、

金田法相の耳に届かない。


〔資料〕

「法務省、共謀罪は「提出後に議論を」=異例の見解、民進反発」

   時事通信(2017/02/06-20:33)

☆ 記事URL:http://www.jiji.com/jc/article?k=2017020600965&g=pol

 法務省は6日、「共謀罪」の構成要件を改め「テロ等準備罪」を新設する組織犯罪処罰法改正案に関し、「国会に提出した後、所管の法務委員会においてしっかりと議論を重ねていくべきものと考える」とする異例の見解を文書で発表した。民進党は国会での質問を封じようとする動きとして強く反発、金田勝年法相に撤回と謝罪を求めた。

 見解は「法案は現在検討中で、与党協議も了していない」と指摘し、「成案を得た後に充実した議論を行うことが審議の実を高め、国民の利益にもかなう」とした。
 これに対し、民進党の山井和則国対委員長は記者団に「質問封じだ。国会で答弁できないことを棚に上げて、質問をやめてくれというのは前代未聞だ」と述べ、法相を批判。「辞任要求をせざるを得ないかもしれない」と言及した。


〔資料ー2〕

「共謀罪めぐる文書撤回=「提出後に議論」は金田法相指示」

   時事通信( 2/7(火) 9:32配信 )

☆ 記事URL:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170207-00000028-jij-pol

 金田勝年法相は7日の衆院予算委員会で、「共謀罪」の構成要件を改めて「テロ等準備罪」を創設する組織犯罪処罰法改正案をめぐり、「提出後に法務委員会で議論すべきだ」とした文書を撤回すると表明した。

 同文書に対し、野党は「予算委員会での質問封じだ」と反発していた。

 法相は答弁で、自ら文書の作成を指示したことを認めた。その上で「不適切であり、撤回し、おわびする」と述べた。これに関し、菅義偉官房長官は記者会見で、「政府の基本方針に立ち、誠実に対応してほしい」と法相に注意したことを明らかにした。

 法相は連日の予算委で、同法案に関する野党の質問に答えられず、審議が中断する場面が目立っている。「提出後の議論」を求めた文書作成には、野党からの集中的な追及をかわしたいとの思惑があったとみられる。

 民進党の山井和則国対委員長は会見で「このような状況が続けば、金田氏の辞任要求もせざるを得なくなる」との考えを示した。公明党の山口那津男代表も会見で「撤回して謝罪するくらいなら、変な文書は出さない方がいい」と苦言を呈した。





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