のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

ラジオ番組「難民ナウ」について

2018年08月10日 15時49分13秒 | 世界の中の日本
難民に関する

毎週1回、6分間のラジオ番組ってあるのですね、

知らなかったです。

「THE BIG ISSUE」(Vol.340 2018 8.1)の

記事に宗田勝也さんの紹介があり、

それによって知りました。

「今の日本では、

難民に関する情報量が増えてきましたが、

逆にニュースが“消費”されるようになり、曖昧なイメージが

『難民を受け入れれば治安が悪化する』といった誤解や恐れにつながっている。

本当は難民こそ、治安悪化の被害者なのに…。

そうした誤解や恐れも少しずつ解いていきたいんです」

と宗田さんは、仰います。

上掲の雑誌に次のようなエピソードが

載ってました。

「ある難民が『難民キャンプに帰りたい』とこぼしたことがあると聞きました。別の難民の方からも『宗田さん、私、砂漠で水を求めるくらい、日本の中で友達を求めていたの。でも、巡り合わなかった』って」

何か胸痛む話です。

言葉が通じないところへ持ってきて

見下すような視線を感じるって、

とても辛いと思います。

僕に何かできるというお話ではないかもしれません。

しかし、難民の人たちの声を聞き、理解しようとすることはできます。

番組は、

「難民ナウ!-世界の難民速報-Nanmin Now!」

というサイトで視聴できます。

☆ 記事URL:http://nanmin-now.seesaa.net/


<追記>

なお、

「難民」の定義について一言。

条約には、

人種、宗教、国籍もしくは特定の社会集団の構成員であること、または政治的意見を理由に

迫害を受ける恐れがあり、国を離れた人を難民と定義されています。

ただ、条約のできた1951年から世界の情勢は大きく変わり、

現代の文脈で条約を解釈するとすると、難民と認められる幅が広がるようです。

上掲雑誌「THE BIG ISSUE」の別の記事「難民を知る」に、

「紛争や人権侵害などから命を守るために母国を追われて逃げざるを得ない人を

難民と呼んでいる」と断言してありました。

具体的には、

同性愛者や兵役を拒否した人、

DVから逃げてきた人も難民としても認められると言います。

相当に広いですね。

ただ、どんなに広くとも、

はすみ としこが

イラストに描いたような



こんな難民はいないでしょう。

はすみ としこの絵には人の不幸を茶化すような

無神経さのみ感じます。

2018年8月10日夜 記

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2 コメント

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記事コメント以外で忠太さんに質問 (読者の一人)
2018-08-10 17:47:39
いつもおせわになってます。
今まで貴ブログのコメントのリテラシーに書かれていることを
完全に読まずにコメントしてきました。
そこで忠太さんにお聞きしたいのです。
私もつたないブログを書いてまして、URLはありますが
コメント欄に記入した場合にはそれがコメント投稿に
反映しますでしょうか?お教え下さいますように。
貴ブログの内容を基にして自分で解らないことは調べ
考え、自分のためになってきました。
また貴ブログにはコメントもさせていただきたいのですが。。
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Unknown (忠太)
2018-08-10 19:01:08
「貴ブログの内容を基にして」など、光栄の至りです。拙いブログなのに、申し訳ない思いでいっぱいになりました。

なお、URLの件については、実地にやってみるのが一番と思い、このコメント欄のURLとあるところに、このブログのURLを記しておきました。
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